雨が降ったりやんだり。靄のかかる森で
モリアオガエルを探し木々を観察すると
早朝ならではの素敵な出会いがありました。
静かです・・。
ヤマボウシの葉にセミの抜け殻と小さなヤゴの抜け殻が
仲良く並んでいました。
気温が低いためかセミの気配はしないけれど
羽化したばかりのきらめくトンボがいました!
タカネトンボです♪
一つ前のトンボはお腹のところにでっぱりがあったけれど
こちらは無し。メスのようです!
なんて美しい金属光沢♪
水滴のついた翅を細かく震わせていました。
もうそろそろ飛び立とうというところ。
もしやと思い高いところも見上げると
長いヤゴから羽化したばかりの大型トンボが♪
う~ん、細かいところが見えない・・・
なんとか側面を撮ってみました。
ヤゴの形がヤンマの仲間に違いないと調べたところ
ヤブヤンマが一番近いのではないかと思いました。
このヤンマのヤゴの抜け殻もタカネトンボのものと同様
たくさん木についていて、何度もこの池を訪れたのに
トンボの飛翔姿を見たのが2~3回というのは
不思議なものだと思いました。時間帯、それともお天気?
カエルばかり探しているから見逃しているのかな?
雌雄そろったところを一度観察してみたいものです。
フワフワしたものが飛んでいたので追いかけてみると
ウスバカゲロウでした。幼虫時代はアリジゴクですね。
カエルにトンボに甲虫に小鳥たち・・・
夏の森の息吹を感じた雨の朝でした。