教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

早起きは三文の徳

2012年07月24日 | 生き物

雨が降ったりやんだり。靄のかかる森で
モリアオガエルを探し木々を観察すると
早朝ならではの素敵な出会いがありました。



静かです・・。



ヤマボウシの葉にセミの抜け殻と小さなヤゴの抜け殻が
仲良く並んでいました。

気温が低いためかセミの気配はしないけれど

羽化したばかりのきらめくトンボがいました!
タカネトンボです♪



一つ前のトンボはお腹のところにでっぱりがあったけれど
こちらは無し。メスのようです!

なんて美しい金属光沢♪
水滴のついた翅を細かく震わせていました。
もうそろそろ飛び立とうというところ。

もしやと思い高いところも見上げると



長いヤゴから羽化したばかりの大型トンボが♪
う~ん、細かいところが見えない・・・

なんとか側面を撮ってみました。
ヤゴの形がヤンマの仲間に違いないと調べたところ
ヤブヤンマが一番近いのではないかと思いました。

このヤンマのヤゴの抜け殻もタカネトンボのものと同様
たくさん木についていて、何度もこの池を訪れたのに
トンボの飛翔姿を見たのが2~3回というのは
不思議なものだと思いました。時間帯、それともお天気?
カエルばかり探しているから見逃しているのかな?
雌雄そろったところを一度観察してみたいものです。



フワフワしたものが飛んでいたので追いかけてみると
ウスバカゲロウでした。幼虫時代はアリジゴクですね。

カエルにトンボに甲虫に小鳥たち・・・
夏の森の息吹を感じた雨の朝でした。


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