Kさんは思い出の光景を描かれました。
「去りゆく秋の贈物」 日本画 F8
晩秋の空気は澄み、遠くの山が青々と爽やかに見えます。栗林では
多くのいがぐりが落ちて拾われるのを待っています。華やかな彩りが
豊かな実りを思わせ吹き抜ける風が感じられる広がりのある作品です。
近づいてみました。
見たままの風景を写しとるのではなく心に強く残る情景を描かれて
いるKさん。確かな記憶に裏付けられた伸びやかな筆致は説得力が
あり響きあう深い色は積み重なった秋の思い出そのもののようです。
いつも明るく元気いっぱいのKさん。どの作品も力強いのです。
Kさんの過去の作品群はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”
の中のKさんのページに制作順に掲載されています。
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