教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

若草色の大きな鳥ワカケホンセイインコ

2016年12月24日 | 生き物

今やらなければならないことが多く年賀状さえ書いていないのですが
家にこもりっきりはよくないね♪と近所をぐるっとひとまわりしました。


先日の強風で赤い葉がだいぶ散ってしまったカエデの枝先に
シジュウカラたちが集まっていました。

遠くで響く甲高くて大きな鳴き声!
アオゲラでなくオナガでもない。もしやと思って近づくと


黄緑色の大きなインコが6羽ほど木の高いところにとまっていました。


ワカケホンセイインコです。全長40cm、大きいです!
ムクノキの実を食べているようで、徐々に下の方に降りてきました。
まったくこちらを気にする様子はありません。 


ワカケホンセイインコは元来インド南部、スリランカなどに生息する鳥。
ペットとして輸入されたものが逃げ出して増え、もう40年以上前から 
定着しているそうです。 これだけ大きければあまり敵もいないでしょう。


神奈川県では寒かろう。。
巣には樹洞を利用するそうですが、こんな鳥が入れる穴が近くに
あるのかな。アオゲラの巣とか?
大きな鳥の巣箱を出入りしているのを見たことがあるので
人工的なものを賢く利用して繁殖しているのかもしれませんね。


はたらけどはたらけどなほわがくらしらくにならざり ぢっとてをみる

思わず浮かんだ石川啄木。。表情豊かで見飽きません。
ちゃんと目でよく確認して食べ物を選んでいるのですね。


ワカケホンセイインコの特徴である首周りに入る線は成熟したオスに
見られるもので、メスや若鳥だとはっきりしないそうです。

キェ~!
群れの誰かが叫んで皆飛び立ってゆきました。飛んでいる姿もまた
美しいので、今度会えたら羽を広げたところを撮ってみたいと思います。

コメント (2)
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