教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Aさんの新作日本画

2016年12月13日 | 教室風景

Aさんは夏の水辺を描かれました。


「誘惑」 日本画 F10

大きな蓮の花が朝日を浴びてきらめき、ハグロトンボも舞っています。
ふっくりとした花びらは光に透けて影を映しています。花びらのなめらか
な曲線と儚げな美しさを緻密な線と胡粉づかいで力強く表現されました。

近づいてみました。

葉の表面にはあえて粗さを見せてぼかしごく薄い花びらの華麗さが
際立つよう工夫をこらしました。鮮烈な色合い、花も葉もはみ出る
大胆な構成と極細線の精巧な表現で魔性の美女が誕生しました。

様々なテーマに取り組み画材や技法を試している研究熱心なAさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Aさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。 


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いまだ輝く秋の名残り

2016年12月13日 | 散歩

そういえば近所の大きなイチョウの彩りはどうかな?
ここのところなにかと忙しなくて歩いていませんでした。


公園の皇帝ダリアは健在!今年の花は格別です。

神社の大銀杏といえば

まだ葉っぱが残ってた~♪
下半分は落葉して、残る葉の色はだいぶ黄土色がかっていました。
鮮やかなレモン色だったのは11月末ごろだったのかな?


こみちのモミジは真っ赤で見頃


イイギリの実
毎年すべての葉を落とした12月末でも実だけは木に残っていたもの
ですが、今年は無理のよう。
実が残っていたのは一本の木だけで、そのほかの3本のイイギリは
葉も実もすべて落としていました。真冬の青空を背景に朱赤の実を
撮るのを楽しみにしていたのに。


ヒヨドリがこの実を食べているのを見たことがありますが
こんなに早い時期になくなってしまって、大変ですね。。

陽だまりで草が動いてのでのぞきこむと

コバネイナゴでしょうか、バッタの仲間や


傷ひとつないツマグロヒョウモンが体をあたためていました。

風がなく日向はあたたか。日差しが強く彩りが鮮やかに見えたので
場所を変えてさらに秋の名残りを探すことにしました。続きます☆

 

コメント (2)
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