越後三山からいつも見えていた百名山の巻機山(1967m)は、新潟県と群馬県の境界稜線上に位置する山である。
低くて厚い雲、予報は曇りのち雨。ダメもとで登山口の桜坂駐車場へ。天狗尾根から頂上稜線近くが見えている。午前勝負で決行。
5:40出発。天気がいいと割引岳経由のコースからグルッとまわりたかったが、井戸尾根コースをピストンした。8合目まではガスもなく、左手に鋭く天を突く天狗岩と天狗尾根。振り返ると南側に谷川岳方面の山が谷間にガスを詰めた感じで幾重にも重なって見える。名前は分からないがその中に鋭く尖った山容で北面が一面垂直な岩壁になっている山が気になった。
8合目辺りからガスに突入。そこからは、崩壊を防ぐ丸太での土止め工事の間を縫うように木段が続き、9合目のニセ巻機山から頂上斜面の下までは雪田湿原が広がり、木道を進む(画像)。
ちょうど3時間で展望のない頂上に到着。腹ごしらえをしていたら、雨がパラついてきたので、慌てて下山開始。しかし、すぐに止んでそれきり降ることはなかった。下りは2時間25分だったがずっとガスの中だった。5合目付近の林床が手入れされた若いブナ林が印象的だった。
下山後、途中にあった越後一の寺・日本一の庵寺と云われている雲洞庵へ寄る。千数百年も前から続く大きな寺で、歴史の重さをずっしり感じた。中はすべて公開されていた。全部見て歩くだけでも疲れる感じだが、裸足で板の廊下を歩くのは気持ちのいいものである。
明日は、天気が良ければ鎖場の多く険しい荒沢岳、曇っていたら、高層湿原が楽しめそうな平ヶ岳、雨だったらちょっと早いが花狙いの尾瀬・・・という3段構えの計画。荒沢岳の登山口を確かめて、温泉でまったり過ごし、湯之谷村の道の駅に落ち着く。
低くて厚い雲、予報は曇りのち雨。ダメもとで登山口の桜坂駐車場へ。天狗尾根から頂上稜線近くが見えている。午前勝負で決行。
5:40出発。天気がいいと割引岳経由のコースからグルッとまわりたかったが、井戸尾根コースをピストンした。8合目まではガスもなく、左手に鋭く天を突く天狗岩と天狗尾根。振り返ると南側に谷川岳方面の山が谷間にガスを詰めた感じで幾重にも重なって見える。名前は分からないがその中に鋭く尖った山容で北面が一面垂直な岩壁になっている山が気になった。
8合目辺りからガスに突入。そこからは、崩壊を防ぐ丸太での土止め工事の間を縫うように木段が続き、9合目のニセ巻機山から頂上斜面の下までは雪田湿原が広がり、木道を進む(画像)。
ちょうど3時間で展望のない頂上に到着。腹ごしらえをしていたら、雨がパラついてきたので、慌てて下山開始。しかし、すぐに止んでそれきり降ることはなかった。下りは2時間25分だったがずっとガスの中だった。5合目付近の林床が手入れされた若いブナ林が印象的だった。
下山後、途中にあった越後一の寺・日本一の庵寺と云われている雲洞庵へ寄る。千数百年も前から続く大きな寺で、歴史の重さをずっしり感じた。中はすべて公開されていた。全部見て歩くだけでも疲れる感じだが、裸足で板の廊下を歩くのは気持ちのいいものである。
明日は、天気が良ければ鎖場の多く険しい荒沢岳、曇っていたら、高層湿原が楽しめそうな平ヶ岳、雨だったらちょっと早いが花狙いの尾瀬・・・という3段構えの計画。荒沢岳の登山口を確かめて、温泉でまったり過ごし、湯之谷村の道の駅に落ち着く。