癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

標高差200mの鎖場を越える荒沢岳

2008年06月28日 | 登山・旅行
越後駒ヶ岳に登ったときに東隣にずっと見えていたのが、今日登った二百名山の荒沢岳(1969m)。この山は鷲が両翼を広げた形に似ていると言われるが、確かに今朝前山から見えた山容は、まさにそれであった。しかし、高所恐怖症の自分にとって最大関心事は、途中のそそり立つ前クラの鎖場である(画像)。

朝から晴れて、目指す荒沢岳がすっきりと見えている。5:45に銀山平の登山口をスタート。4日連続の上、昨日の平ヶ岳は結構堪えている。最初からの急登が辛い。目にするのが今日で最後になる越後三山も見えている。やがて、下から見上げると迫力の増す岩場の下へ。鎖対策に昨日買ったゴムイボ付きの軍手をはめる。

予想していたより怖いところはなかったが、鎖が全部で7~80本ほど、梯子が4ヶ所ほど、標高差を測ったら200mほどあった。生まれて初めての経験だ。腕力が必要な全身運動で非常に疲れた。その後の緩むことない急登もきつかった。

展望は、越後駒ヶ岳や中ノ岳は稜線に雲がまとわりついてすっきりと見えないのと昨日の平ヶ岳が霞んでみえないのが残念。

土曜日で天候が良かったこともあり、10人位が登ってきた。登り3時間35分、下り2時間50分。下山後、3日連続となる銀山平キャンプ場かもしかの湯で汗を流す。

明日は、雨予報だがそうでなくとも休養日かにしたい。今までで一番疲れている。小出市でコインランドリーを見つけ、溜まった洗濯をする。その後、運転も嫌になり、近くの小千谷市の道の駅に落ち着く。明日は、観光よりも温泉まったりモードで過ごしたい。