癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

オロフレ山&喜茂別岳

2012年10月06日 | 登山・旅行
 今日は、天気予報からしても、山は無理だとあきらめていたが、なんとかオロフレ山と喜茂別岳に登ることができた。

○オロフレ山(1231m)

 朝方まで強い雨が降っていたので、あきらめモードだったが、6:00ごろに雨が上がり、青空が広がってきた。車中泊場所から、昨日昇り損ねたオロフレ山が見えたので、とりあえず、そちらへ向かった。

 期待した紅葉はまったくなし。赤を演出するナナカマドが色づいてもいなかったり、茶色のまま枯れていた。

 これで3回目だが、羅漢岩を越えて登りに掛かる手前の岩峰の上に石柱を発見。
 踏み跡を登ってみたら、「山神」「大正十一年十月」と刻まれていた。賽銭もたくさんあがっていた。

 のっぺりとして色気のない3回目の頂上。この二等三角点の点名は「登別岳」。

 7:25スタート、登り1時間、下り50分、ゴール9:40。
 コース上では誰にも会わなかったが、入れ替えに函館ナンバーのご夫婦が登っていた。
 下山後、喜茂別岳を目指す。高曇りのおかげで頂上が見えていた。

○喜茂別岳(1171m)

 無意根山から連なる南端ののっぺりとした山。長い間登山道がなく、積雪期に登られる山だった。自分も過去2回登っているが、いずれも山スキー登山だ。

 数年前、林道や作業道を利用した登山道が中山峠からのコースと、今日登った黒川コースが開削された。ようやく念願が叶って、夏の喜茂別岳に登ることができた。

 林道入り口は、中山峠から8.8kmほど喜茂別寄りの「中岳線」。3.7kmほど登っていったら、登山口があり、駐車帯もあった。

 数日前に頂上まで笹刈り整備が施されたばかりで、4~5m幅の快適な道が続いていた。
 白い幹のダケカンバに絡みつくツタウルシの紅葉が美しい。

 頂上直下の紅葉斜面。太陽光線が当たればきれいなのだが・・・。

 夏は初めてだが、今年の2月以来3回目の頂上。今年の2月も雪の上に同じ頂上標識が頭を出していた。

 下山後、京極温泉へ。リアルタイムで読むことができた今日掲載の拙筆による「ほっかいどう山楽紀行」。今回は「二ペソツ山」。今回はモノクロ版だった。
 昨日、担当者と電話でやりとりして、最後に、前回の「松浦武四郎が羊蹄山に登っている」と書いたことの訂正を載せていただいた。

 今晩は、このまま、京極道の駅で車中泊。