癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

きじひき高原パノラマ展望台

2015年05月21日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

外の展望台から新しくオープンした屋内パノラマ展望台と函館平野を見下ろす

 毛無山麓の故齋藤浩敏さんの「慰霊の道」の草刈り作業(下記記事)の後、新オープンした屋内展望台を見たくて、きじひき高原へ。

 この「きじひき高原」中腹(標高560m)に、雨天時や強風時でも、屋内からもゆっくりと景観を楽しむことができる「きじひき高原パノラマ展望台」がオープンした。
 パノラマ展望台からは、雄大な津軽海峡や壮大に広がる大沼、豊かな表情をのぞかせる駒ヶ岳などの絶景を一望できるほか、大野平野に巨大な弧を描く北海道新幹線の高架橋も見ることができる。新幹線開通後の観光の目玉にしたいらしい。

開館時間:8時30分~17時(※6・7月は19時まで。4月下旬~10月下旬まで開放)
17時(※19時)でキャンプ場のゲートが閉鎖されるので、時間的に余裕を持って下山すること。


以前からあった屋外のパノラマ展望台


屋内の様子とガラス越しに眺める大沼・小沼と駒ヶ岳


屋内の様子とガラス越しに眺める函館平野


急カーブを描く北海道新幹線の高架線と車両基地(左)と新函館北斗駅(右端)


こんな楽しいイラストの案内板も設置されていた


帰りに、ちょっと脇道へ入り、山菜採り

「慰霊の道」草刈り

2015年05月21日 | 斉藤浩敏さん行方不明関連

 昨日毛無山へ登り、帰りに、故齋藤浩敏さんの最期の地に設置した慰霊プレートの場所へ寄ってみた。夏草が茂って、道がよく分からなくなっていた。

 そこで、早速、今日、草刈り機持参で草刈り作業をし、テープ付けをしてきた。
 昨年、この道を開削したのが6/15だったので、それから冬までは草が茂らないで済んだようだ。今年もこれで、バッチリだろう。


before
↓↓↓


after


慰霊プレート周りは枯れた供花や造花、水の入ったペットボトル等で山のようになっていた。
この慰霊プレートを設置したのが、昨年の8/19だった。それ以来、夏には訪れてはいなかった。
その後、冬になるまでにかなり多くの慰霊者が訪れたようだ。
生花の残骸が10束ほどのほかに造花まで、水入りのペットボトルが4本、
周りには、ツルニチソウが10株、マーガレットと名称不明の花も植えられていた。
さらに驚いたのが、日高の赤石と思われる大きな石。
これは、多分齋藤さんと一緒に日高に登った人が、わざわざ背負ってきたとしか考えられない。
さらに、齋藤さんが発見されるまでこの地に眠っていた2/24~4/7を刻み込んだ三角形の石。

それにしても、多くの方々が慰霊に訪れてくれていたことに改めて驚いた。
この場所までのルート地図は、このブログにしか紹介していない。
多分、このブログを見た人が来てくれたのだろう。うれしい限りだ。


運び込まれた石と植えられた花だけを残して、あとは持ち帰った。


日高の赤石と思われる大きな石と齋藤さんが発見されるまでこの地で眠っていた期間を刻んだ石
誰が持ち込んだのか、ぜひ知りたいものだ。また、花を植えてくれた人も・・・。


さらに驚いたのが、道の途中の木に付けられたいた真っ赤なハイビスカスの造花。
初め目にしたときは、この時期にあんな真っ赤な花、何の花だろう?と近づいて行って、ビックリ!
ちょうど道が上の方へ方向を変える地点だったので、誰かがテープの代わりに付けたのだろう。