癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

大雪花見山行を振り返る

2019年07月24日 | 登山・旅行

 最近は本州の梅雨の影響で、花の季節の大雪山行はなかなか思うようにできなくなっている。今年は、梅雨前線が南の方にあり、昨年ほど悪い天候でなさそうあので、大雪花見山行の計画を組んだ。予定は10日間の予定だったが、7/17~7/23の8日間で移動日の2日を除いて6日間の内4日登ることができた。7/20のかみふらの岳~三峰山~富良野岳のだけはガス中の稜線歩きとなったが、あとは、それなりに良い天候に恵まれた。特に最終日の化雲岳はスカッパレの天候に恵まれ、それまでに登った山々をすべて見ることができた。

 それにしても、本州やほかの山では見られない、大雪ならではの花の種類の多さと一面の絨毯状のチングルマの群生を初めとする花畑の広さにも改めて感激した。


 初日の標高年の緑岳と抱き合わせの小泉岳のチョウノスケソウやホソバウルップソウは、もう終わっていると思っていたが、まだ残っていてくれた。この稜線は4回目だが、これでもかというくらいの種類の花々とそれらの群生のみごとさに飽きることはない。チョウノスケソウは今年は当たり年のようで、これまでで最も多く目にすることができた。
 このほかに、黄色で埋め尽くすキバナシオガマやタカネスミレの群生は見るたびに感動する。


 2日目の黒岳~雲ノ平~お鉢平展望台は、一面のチングルマの絨毯がメインだったが、黒岳までの登山道沿いの花の種類の多さにも改めて驚いた。

 3日目の富良野岳をメイン稜線歩きは、残念ながら濃いガスだったが、最初に登った93年以来26年ぶりに1株だけのエゾルリソウを目にすることができて感激した。


 4日目の化雲岳は21年ぶりの天人峡コースだけに、とても新鮮な感じがした。他では見られないヨツバシオガマの赤い絨毯、黄色が引き立つミヤマオグルマの群生、青色のエゾヒメクワガタの群生の競演はみごとだった。



 
 また、富良野岳以外では目にしたことがなかったエゾルリソウや平山以外では初めて目にしたタカネシオガマにも感激した。

 今日は、朝から1日いっぱい、これらの記録を(花の写真がメインだが)ホームページへのアップ作業に費やした。下記から、改めてご覧いただきたい。
http://sakag.web.fc2.com/