エゾルリソウ

今回富良野岳で撮ったエゾルリソウ

今回化雲岳で撮った花のアップ
ハマベンケイソウ

先日穴澗海岸で撮ったハマベンケイソウ

先日穴澗海岸で撮った花のアップ
26年前に初めて富良野岳に登ったときに目にしたエゾルリソウだが、ほかの高山植物ではあまり見られないその花の色と形に感動したものだった。
しかし、その後、同じような色と形の花を海岸で見つけた。それがハマベンケイソウだった。
花だけ見たら、区別が付かないほどである。どちらも蕾が開いた時は赤っぽい色だが、徐々に青紫色に変わるも同じである。
おまけに葉の色まで、同じ感じの青白いというか白味を帯びた緑色である。
エゾルリソウは、北海道の高山の限られた場所に生え、ハマベンケイソウは東北以北の海岸に生える。余りにも極端に違う生育条件である。
今日、気になって、この2つに共通点はあるのかと検索してみた。なんと、どちらも「ムラサキ科ハマベンケイソウ属 」だった。
植物に詳しい人にとっては当たり前のことかもしれないが、科とか属とかには全く疎い自分である。この両者は同じ仲間だということなのであろう。ずっと気になっていたことが解明されて大感激だった。それにしても、高山と海岸・・・?