癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

エクストレイル2号納車

2020年08月05日 | 日常生活・つぶやき

 ナンバーが同じ、納車されたエクストレイル2号車とこれまでの1号車のツーショット

 この度、11年で30万km走り、5回目の車検で52万円との見積もりが出て諦めた前のエクストレイルから、同じ年式のエクストレイルの中古車へ乗り換えることにした。その車が、今日ようやく納車された。

 前の車から積み替えなければならないものがたくさんあったので、担当者がその車を置いてあるところまで送ってくれた。そんなこともあり、前の車とのツーショットが叶った。これまでにない経験である。

 32歳のときからこれまで44年間で6台の車に乗った。その中で一番長く乗ったのが、これまでのエクストレイルだった。何といっても、アウトドア仕様で、後ろがフルフラットになり、車中泊に最適だったからである。だから次の車も迷わず同じ年式の車にしたくらいである。

 とにかく、酷使に耐えて良く走ってくれたと感謝している。林道走行が多いので、全身細かい擦り傷だらけだし、凹みもあるし、ハッチバックに大きな錆も上がっている。一番大きなアクシデントは、2年目の秋、置戸町での鹿との衝突である。ドア2枚とフェンダーとサイドアンダーミラーを取り換えた。珍しくセールスの勧めで車両保険に入っていたので助かった。

 そのほかに、やはり2年目の6月に、群馬県の山旅で、バックして、後ろの電柱に飛び出て付いていたメーターボックスにぶつけてリアガラスを割ったこともある。これも車両保険で助かり、修理中の3日間は、その日に一緒に山に登った長野原町の岳友Saさんから軽のボンゴ車を借りて、山旅を続けた。

 ちなみに、車両保険に入ったのはこの車だけである。しかし、保険料が高くなって、3年で止めたが、その後は大きな事故には遭っていない。それでも、マフラーも交換しているし、ワイパーもモーターごと取り換えている・・・そんな思い出とともに、必要なものを積み替えて、廃車になるこれまでの車とお別れをすることができた。

 さて、今日納車された車は、同じ年式のNT31の20Xだが、うれしいことに、これまでの車よりグレードが高い車だった。しかも、その年の後半に一部モデルチェンジをしているので、顔が違う。フォグランプも付いている。エンジンもキーを差し込むタイプでなくなっていた。シートにヒーターが入るようになっている。運転席のメータ類も変わっていた。

 走行距離8万7千kmで、小田原の車なので、融雪剤の上を走っている距離が少ないはず。何よりうれしいのは、前の車のように擦り傷や凹みや錆がないことである。自分からしたら、中古車でなく新車を買ったような気分である。今度は汚れや傷が目立つ白なので、林道走行は無理しないようにしなくてはならないと思っている。

 この車があと何年乗れるか分からないが、これが人生最後の車になるように大切に乗りたいものだ。最初に乗った車も中古だったし、最後も中古で〆ることになるのか・・・?