癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

道新に掲載 & 初水揚げ日のいか刺し

2020年06月04日 | 登山・旅行

 今朝の北海道新聞の道南版のページに、我々の捜索のことが予告記事として掲載された。

 この記事を見て、「ぜひお手伝いをしたい」という電話やメールも入ってきた。ありがたいことだが、これ以上の増員は、行動にも支障が出るし、丁寧にお断りさせていただいている。

 昨日の下見と偵察により、捜索担当区域の変更も余儀なくされたが、捜索協力者も確定した(捜索隊29名・捜索本部15名)。何よりもうれしいのは、私の岳友がほとんどだが、札幌方面(千歳・白老)からの参加者が12名もいることである。

 昨夜は、最終的な実施計画書を作成し、それぞれの協力者にメールで発送した。今は、メール添付で発送できるので、非常に便利である。

 

◎今年初水揚げ日のいか刺し

 一昨日(6/2)は、今季の道南スルメイカ漁の解禁日だった。たまたま、妻がスーパーに買い物に行ったら、今年初水揚げの「松前産刺身用朝獲り真いか」が安く売られていたので買ってきたという。確かに小振りだったが、早速刺身にしてもらっていただいた。柔らかくて、甘くて、とても美味しかった。

 初水揚げの日に刺身を食べるのは初めてかも知れないし、贅沢この上ない喜びでもある。

 昨年は、最悪の不漁だったこともあり、「いかの町函館」なのに、高くてなかなか買えずに、わずか1回しか食べなかったような気がする。

 その日の夕刊にも初水揚げの記事が載っていた。今年も不漁予想だが、新型コロナの影響で観光客などの需要が見込めないので、価格も大幅に安くなっているという。我々の口に安く入るのは大歓迎だが、漁師の方々が気の毒である。


ルート工作・偵察・・・捜索担当区域変更へ

2020年06月03日 | 登山・旅行

 <200mの等高線沿いに、ずっとこのような屏風状の岩崖が連なり、上の斜面へ抜ける所は見つからなかった>

 今日は、C班のリーダーを務める龍さんと、当日は参加できないが、何か協力したいというAkiさんと3人で、気になっていた捜索予定区域の地図上の東側に連なる等高線の密なところ地形の偵察、上へ登れる可能性とそのルート工作を目的に、十三曲がりコース登山口から入ってみた。

 捜索現地本部となるホテル恵風の駐車場から自分の車で、十三曲がりコース登山口を目指した。まずは、捜索範囲の北側となる十三曲がりコースの南下に続く沢(通称・上水無沢)の捜索を兼ねて入ってみた。上部で崩壊地形にぶつかり、抜けることはできなかった。

 下まで戻って、その右岸の尾根に取り付いた。しかし、登って行ったら、上から覆いかぶさるような岩崖にぶつかった。どこか、上に抜けれる切れ間でもないかと、その裾に続く鹿道を進んでみた。しかし、屏風状の岩壁がずっと続くだけで、上の斜面へ登れそうな箇所が見つからないまま、捜索範囲の南側の水無沢源頭部の砂防ダム工事用道路に出てしまった。

 この連なる岩壁に寸断されて、当初予定していた、東面の樹林帯の上まで3班で並行して捜すことは不可能となった。結果、捜索区域の変更を迫られることとなった。

 とりあえずは、本日の行動の様子をどうぞ!

 十三曲がりコース登山口の砂防ダムとその上に連なる急斜面を見上げる。このダムの右側から沢の中に下りた。

 

 沢の左の斜面へ取り付き。その上の2つの砂防ダムを越える。

 

 落石に注意しながら瓦礫の詰まった急な沢を登る。一気に心拍数が上がり、非常につらかった。安全確保第一で慎重に登った。一番若いAkiさんが、さらに上の崩壊崖の手前まで登ってくれたが、その上への登行は無理とのこと。

 左の尾根に抜けることもできないので、灌木に掴まりながら、一歩一歩慎重に下った。何か晶君発見の手がかりに繋がるようなものをと思ったが、自分の安全を確保するだけで精一杯で、そこまで余裕はなかった。しかし、立ち止まっては岸の灌木の辺りをキョロキョロしながら下った。

 

 下の砂防ダムの横に、尾根に繋がる鹿道をみつけ、上へ登って行ったら、岩崖にぶつかった。どこか、上へ抜けられるところがないかと、崖の根元に続く鹿道を進む。

 鹿道はこのような岩壁でも、少しの間でも抜けるようなところがあると、上に続いていることはあるが、この先にも、そのようなところは1ヶ所もなかった。

 

 地図に表れていない浸食谷が次々と現れ、その源頭部も岩壁が連なっている。

 

 岩壁の根元を慎重に辿る。

 

 一休みした地点で、自分の尻の下になっていて、立ち上がったら気が付いたササバギンラン・・・折れていたかも・・・ゴメンナサイ!

 そのササバギンランを謝りながらカメラに収める私(Akiさん提供) 

さらに岩壁は続く・・・

 

最後まで、岩壁の根元を辿るだけだった・・・。

 

 一か所も上へ抜けられるところを見つけられないまま、捜索範囲の南側の水無沢沿いの一番上の砂防ダム地点に出てしまった。ここからこの道路を、ホテル恵風の駐車場まで歩いて下った。

 結局、当初予定した上までの東斜面を3班で並行して登って捜すという計画は、この屏風状に連なる岩壁に寸断されてしまい、再考を余儀なくされた。

 3人で、どうしたら一番効率よく捜索できるかを相談し、帰りに鎌鹿さんの店に寄り、報告をし、さらに、A班のリーダーを務めるmyuさんとも電話で相談し、下記のように、担当区域を変更することにした。

 その結果が以下・・・・

 上の画像と向きが90度以上違うが・・・・。画像と照合して見ていただきたい。

 A班とB班は、十三曲がりコースを登り、途中の樹林帯の上から下の岩壁の上までの間を捜索することにした。

 今日は、この後、参加者や関係者に、今日確定した捜索範囲と担当区域を含めた「捜索活動実施計画書」をメール添付で送付する予定である。

 なお、今回の捜索活動のことを、明日の北海道新聞に掲載するという電話をいただいた。また、函館中警察署の担当者から、「当日、お礼とご挨拶を兼ねて、捜索本部に集合時間までにお邪魔します」との連絡もいただいた。


捜索協力者続々・・・札幌方面からも!

2020年06月02日 | 登山・旅行

 「新日本百名山・恵山に登る会」主催の登山愛好者による、6月7日予定の「恵山で行方不明の佐藤晶君の自主捜索」だが、多くの捜索への協力の申し出があり、うれしい悲鳴を上げている。

 明日締め切りだが、予定していた捜索隊20名、現地本部メンバー10名をはるかに超えて、現時点で、捜索隊28名、現地本部メンバー17名にもなっている。中でも、地元以外の札幌方面からの申し出が10名以上もいるのには、感謝・感激・雨あられ!である。

 札幌方面(白老・千歳も含む)からの参加者は、私の岳友(HYML仲間)がほとんどだが、このブログを見ての申し出もある。中には、「捜索は無理だが、現地本部のお手伝いでもさせていただきたい」という方もおられる。

 こちらから無理やりお願いしたのではなく、「弁当も怪我も自分持ち」の完全ボランティアなのにも関わらずである。現地本部メンバーには、赤十字無線奉仕団や医師もいる。 

 自分は捜索隊を仕切り、現地本部は鎌鹿さんが仕切る形で準備を進めている。今日は、鎌鹿さんと打ち合わせて、捜索隊の班分けや、現地本部の業務分担等を行い、詳しい捜索活動実施要領を作成した。明日にでも、参加者全員に送信する予定である。

 なお、明日は、「当日は参加できないが、3日ならお手伝いができます」という方を含めて、3人で、それぞれの班の取り付き部分のルート工作を行ってくる予定である。

 

◎アベノマスクとハコダテラスクが届く

 昨日は、新型コロナ特別定額給付金が通帳に振り込まれているのを確認し、妻の分の10万円を下ろして、渡した。

 今日は、アベノマスク(2枚セット)が本当に届いた・・・自民党議員でも誰も使用せず、安倍首相だけが意地で使用している姿が滑稽である。小さいとか、異物混入やカビなどによる回収騒ぎ、税金の無駄遣いだ・・・などなど、安倍首相の新型コロナ対策の悪評の象徴のような気の毒なマスクである。マスクに罪はない・・・。

 我が家では、買い置きのマスクや手作りのマスクがたくさんあるので、未開封のまま、どこかへ寄付する予定である。開封したら、どこでも寄付を受け付けないそうだ。

 アベノマスクと一緒に配達された、ハコダテラスクの当選ハガキ。なんか似た語感に思わず苦笑・・・。アベノマスクはうれしくないが、こちらはうれしい!


〈後半〉霧多布岬ぐるっとウォーク

2020年06月01日 | 登山・旅行

 霧多布温泉駐車場に車を置いて、霧多布岬(湯沸岬)~湯沸海岸~アゼチの岬~浜中町市街地とぐるっと歩いて回った。14km、3時間10分。

 道々霧多布岬線を進む。

 途中の展望台から霧多布岬を望む。

 霧多布岬キャンプ場と湯沸岬灯台

 岬への道

途中から湯沸の海岸線を望む。

 エゾノゼンテイカが咲く斜面と湯沸岬灯台

 花の咲く急斜面越しに眺める北側の岬

 霧多布岬の先端部分

 カモメがたくさんの岩

 来た道を途中まで戻り、湯沸集落への道を進む。

 湯沸集落の船揚場から霧多布岬を眺める。

 湯沸集落のカキを揚げる施設と岬

 湯沸海岸から再び高台へ。

 アゼチの岬を目指して、ハマナスロードを進む。

 アゼチの岬から小島とゴメ岩を望む。本来であれば後ろに嶮暮帰島かを見えるはずが、霧に隠れてしまった。

 アゼチの岬から浜中湾と右手の市街地を望む。

 来た道を少し戻り、市街地へ下りていく。

 

 

 正面が浜中町町役場。右が文化総合センター。後ろの高台に建築中なのが役場新庁舎。

 浜中町は「ルパン三世」の作者・モンキーパンチの出身地なので、総合文化センターに、いろいろなコレクションが展示されている。

 ルパン三世通りを横切って、ゴールの霧多布温泉ゆうゆを目指す。

 発着点の霧多布温泉ゆうゆに到着。温泉に入って、ブログを打つ。

 夕食もここで食べ、ゆっくりして、アゼチの岬駐車場で車中泊予定。

 〈前半〉「霧多布湿原探訪」もどうぞ!(下に掲載済み)

 


函新に掲載される & 五稜郭公園のフジとツツジ

2020年06月01日 | 日常生活・つぶやき

 

 今日の函館新聞に昨日の取材が載るというので、コンビニで購入してきた。実は、私もも~さんも同じ年齢で、参加予定の捜索メンバーの中の最高齢である。しかし、2人とも体力はまだ若いものには負けないと自負している。昨日の取材の時に「そんな年寄りが捜索メンバーなの?大丈夫かいな?」と心配されると嫌なので、年齢は書かないで下さいとお願いしておいた。

 

 昨日は、素晴らしい天気で、気温も高く、最高の登山日和だった・・・シャツを脱いだら、日焼けのラインがくっきり!

 

◎五稜郭公園のフジとツツジ

 昨日、五稜郭公園でジョギングしてきた妻が、「公園のフジとツツジがきれいだったよ」というので、毎年のことながら、暑くならない朝のうちに、ウォーキングがてら見てきた。

 非常に懐かしい感じの登校風景・・・今日から学校が始まったようだ。今年1年生になった札幌の孫2号も、入学式から数日で休みなったままで可哀そうだった。今日は張り切って登校したことだろう。