もうほとんど新作のことで頭がいっぱいなので、劇場ロビーにいてもそのための資料ばかり読んでいる。小雨交じりの中だが客席は埋まり、スズナリで残すは明日のワンステージのみ。観客の中には懐かしい顔も多く、新たな出会いもあり、下北沢で芝居をしているなあという実感も深い。
午前の用事を終え、午後から東宝試写室。試写室とはいえスクリーンで映画を観るのは今年3本目。美術監督の種田陽平さんに勧められて。太宰治原作の映画を初めて観た気がする。なぜか今までには、なかったのではないか。太宰治をモデルにした人物がスクリーン上で動いて声を発しているのが妙に不思議だ。丁寧に作られていることじたいに感動する。
下北沢のユニクロで限定セール品を買う。息子の誕生日プレゼント。ユニクロではいろいろなものを買ってきたが、いちばん納得できる買い物はジーンズである。昨年買ったシルバーグレイのウインドプレーカーも気に入っている。ユニクロ批判は色々あるようだが、まだ同じ物を着ている人にばったり会って恥ずかしい思いをしたということもない。