佐藤満喜子(教科書問題を考える横浜市民の会代表)
志葉 玲(ジャーナリスト)
竹見智恵子(路上劇団「野火」団員)
知乃(俳優、演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会代表)
寺脇 研(映画評論家、元文部科学省官僚)
中島由美子(全国一般労働組合東京南部書記長)
馬奈木厳太郎(弁護士)
横山知枝(辺野古抗議船船長)
渡辺照子(派遣労働者)
望月衣塑子(東京新聞記者)
(司会:坂手洋二)
↓
★イスラエル軍事見本市をやめろ!大抗議行動
8月29日(水)
<11時15分集合>
11時30分~13時30分
会場:とどろきアリーナ入り口前 レンガ広場
http://todoroki-arena.com/access.html
★8月30日(木)午前11時~12時にも
同じく とどろきアリーナ入り口前 レンガ広場にて
抗議のスタンディングアピール
【呼びかけ】川崎でのイスラエル軍事エキスポに反対する会
メール: anti_isdef@freeml.com
ツイッター: https://twitter.com/2018_anti_isdef ※フォローしてください!
電話:090-6185-4407(杉原)
日時:2018年 8月 28 日 (火) 19:00 ・ 29日 (水) 14:00
◎開場は開演の30分前です。◎当日券は開演の1時間前から劇場受付で販売します。
20XX年、憲法改正が国会で発議された。半年後にそれを決める国民投票が行われるらしい。
テレビCMじゃ「国民を守る自衛隊。その存在を憲法に!」っていうフレーズが繰り返し流れてる。
ある友達は「災害の時とか自衛隊って命懸けで頑張ってくれるし、いないと困るじゃん? 9条に自衛隊を明記する、ただそれだけだから!」って改憲案を強く推してくる。まあ確かにそうだよなぁと賛成に傾きかけたオレだけど……。
と、そこへ現れたのが改憲反対の別の友達。そいつの話だと「今の9条でさえも自衛隊の任務とか軍備とかは拡大し続けてるのに、それ明記なんてしたらどうなると思う? ヤバイだろ! 危険だろ!」って……。
「憲法に自衛隊が明記されたって、これまでと変わんないならいいんじゃない?」って軽く考えてたけど、えっ? そなの? まぢ???
憲法改正国民投票が目前に迫る中、果たして「オレ」が出した答えは……?
改憲に揺れる一人の青年の姿を通して描く、9条が「9条」であるための平和憲法サバイバル!
http://hisen-engeki.com/information.htm
日時:2018年 8月 28 日 (火) 19:00 ・ 29日 (水) 14:00
◎開場は開演の30分前です。◎当日券は開演の1時間前から劇場受付で販売します。
20XX年、憲法改正が国会で発議された。半年後にそれを決める国民投票が行われるらしい。
テレビCMじゃ「国民を守る自衛隊。その存在を憲法に!」っていうフレーズが繰り返し流れてる。
ある友達は「災害の時とか自衛隊って命懸けで頑張ってくれるし、いないと困るじゃん? 9条に自衛隊を明記する、ただそれだけだから!」って改憲案を強く推してくる。まあ確かにそうだよなぁと賛成に傾きかけたオレだけど……。
と、そこへ現れたのが改憲反対の別の友達。そいつの話だと「今の9条でさえも自衛隊の任務とか軍備とかは拡大し続けてるのに、それ明記なんてしたらどうなると思う? ヤバイだろ! 危険だろ!」って……。
「憲法に自衛隊が明記されたって、これまでと変わんないならいいんじゃない?」って軽く考えてたけど、えっ? そなの? まぢ???
憲法改正国民投票が目前に迫る中、果たして「オレ」が出した答えは……?
改憲に揺れる一人の青年の姿を通して描く、9条が「9条」であるための平和憲法サバイバル!
http://hisen-engeki.com/information.htm
日時:2018年 8月 28 日 (火) 19:00 ・ 29日 (水) 14:00
◎開場は開演の30分前です。◎当日券は開演の1時間前から劇場受付で販売します。
20XX年、憲法改正が国会で発議された。半年後にそれを決める国民投票が行われるらしい。
テレビCMじゃ「国民を守る自衛隊。その存在を憲法に!」っていうフレーズが繰り返し流れてる。
ある友達は「災害の時とか自衛隊って命懸けで頑張ってくれるし、いないと困るじゃん? 9条に自衛隊を明記する、ただそれだけだから!」って改憲案を強く推してくる。まあ確かにそうだよなぁと賛成に傾きかけたオレだけど……。
と、そこへ現れたのが改憲反対の別の友達。そいつの話だと「今の9条でさえも自衛隊の任務とか軍備とかは拡大し続けてるのに、それ明記なんてしたらどうなると思う? ヤバイだろ! 危険だろ!」って……。
「憲法に自衛隊が明記されたって、これまでと変わんないならいいんじゃない?」って軽く考えてたけど、えっ? そなの? まぢ???
憲法改正国民投票が目前に迫る中、果たして「オレ」が出した答えは……?
改憲に揺れる一人の青年の姿を通して描く、9条が「9条」であるための平和憲法サバイバル!
http://hisen-engeki.com/information.htm
8月29・30日、川崎市とどろきアリーナで「ISDEF Japan」(イスラエル軍事見本市)の開催が強行されようとしています。
今回の「非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディング」8月28日(火)のスペシャルトーク「憲法と武器輸出」に出演予定の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク[NAJAT]代表)さんに、なんと、「ISDEFJapan主催事務局」から、参加拒否の通達が届いたという!
是非の判断が問われている社会的な事業に、専門家の正当な取材も立ち会いも認めないというのは、どういうことか。
以下、杉原 浩司さんのFacebookから。
8月27日未明、入場不可のメールが届きました。
「この度はISDEFJapanへの参加申請いただきありがとうございます。
申請いただきました内容について厳正に審査しましたところ、
大変申し訳ないのですが今回参加いただくことについて
お断りすることとなりました。
当日、お越しいただきましても入場できません。
なお、審査基準につきましては公表しておりませんので
お問い合わせいただきましてもお答えできません。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ISDEFJapan主催事務局」
ご理解はしません。心置きなく抗議する他ありません。
29日(水)午前11時30分~13時30分、「川崎でのイスラエル軍事エキスポに反対する会」が呼びかけるアリーナそばでの「イスラエル軍事見本市をやめろ!大抗議行動」にぜひご参加ください!!!
日時:2018年 8月 28 日 (火) 19:00 ・ 29日 (水) 14:00
20XX年、憲法改正が国会で発議された。半年後にそれを決める国民投票が行われるらしい。
テレビCMじゃ「国民を守る自衛隊。その存在を憲法に!」っていうフレーズが繰り返し流れてる。
ある友達は「災害の時とか自衛隊って命懸けで頑張ってくれるし、いないと困るじゃん? 9条に自衛隊を明記する、ただそれだけだから!」って改憲案を強く推してくる。まあ確かにそうだよなぁと賛成に傾きかけたオレだけど……。
と、そこへ現れたのが改憲反対の別の友達。そいつの話だと「今の9条でさえも自衛隊の任務とか軍備とかは拡大し続けてるのに、それ明記なんてしたらどうなると思う? ヤバイだろ! 危険だろ!」って……。
「憲法に自衛隊が明記されたって、これまでと変わんないならいいんじゃない?」って軽く考えてたけど、えっ? そなの? まぢ???
憲法改正国民投票が目前に迫る中、果たして「オレ」が出した答えは……?
改憲に揺れる一人の青年の姿を通して描く、9条が「9条」であるための平和憲法サバイバル!
http://hisen-engeki.com/information.htm
日時:2018年 8月 28 日 (火) 19:00 ・ 29日 (水) 14:00
20XX年、憲法改正が国会で発議された。半年後にそれを決める国民投票が行われるらしい。
テレビCMじゃ「国民を守る自衛隊。その存在を憲法に!」っていうフレーズが繰り返し流れてる。
ある友達は「災害の時とか自衛隊って命懸けで頑張ってくれるし、いないと困るじゃん? 9条に自衛隊を明記する、ただそれだけだから!」って改憲案を強く推してくる。まあ確かにそうだよなぁと賛成に傾きかけたオレだけど……。
と、そこへ現れたのが改憲反対の別の友達。そいつの話だと「今の9条でさえも自衛隊の任務とか軍備とかは拡大し続けてるのに、それ明記なんてしたらどうなると思う? ヤバイだろ! 危険だろ!」って……。
「憲法に自衛隊が明記されたって、これまでと変わんないならいいんじゃない?」って軽く考えてたけど、えっ? そなの? まぢ???
憲法改正国民投票が目前に迫る中、果たして「オレ」が出した答えは……?
改憲に揺れる一人の青年の姿を通して描く、9条が「9条」であるための平和憲法サバイバル!
http://hisen-engeki.com/information.htm
昨日は、「星野さんに自由を!」解放集会で、星野再審弁護団主任弁護人の岩井信さんと、講演。二日連続で人前で喋るのは久しぶり。
「ブラインド・タッチと星野文昭さん」というお題をいただいていたが、大半は別な話をする。
考えてみれば『ブラインド・タッチ』再演が終わって、五ヶ月近いのである。時は過ぎゆく。
星野さんの解放を求める声は、かなり広がっている。
しかもここ杉並区が、かなり熱い。
非戦を選ぶ演劇人の会のリーディング、まだ初日28日が、売れていない。まだ予約されていない皆様、ぜひよろしく。
ここ三日、姪っ子たちが東京に来ているが、ほとんどかまってあげられていない。
「オウム事件真相究明の会」による「死刑執行に抗議し、オウム事件についてもう一度考える」集会が開かれた。
「オウム事件真相究明の会」は、一連のオウム事件の真相を究明し、再発防止の議論を尽くすための適正な司法手続きを求めるために立ち上げられた。
しかし、2018年7月6日松本元死刑囚の刑は執行され、真相究明の道は閉ざされてしまった。
本集会では、松本元死刑囚が執行されたことによって、この社会にどのような問題が残されたのか。
そしてその問題について、社会はどのように考えていくべきなのかについて提起することが企図された。
会はこれを持って解散するので、これが最初で最後の集会ということになる。
森達也監督の誘いで、私も会の賛同人に名を連ねたが、顔を合わせたとたんに「さようなら」になる人も多いというわけで、ずいぶんと不思議な感じだ。
松本サリン事件の被害者・河野義行さん(写真右)のお話は、当事者の言葉だけに、圧巻だった。
彼は言う。オウムの死刑囚は、死刑によって拘留から自由になれた。私の妻も死によって自由になれたっと。苦痛や苦悩を抱えた人間にとっての死というものに、独自の視点がある。
彼は言う。「元死刑囚」という言葉はおかしい。死をもって刑は償ったはず。刑期を終えたらその人はリセットと考えたいという。刑期を終えた人間を常に「元窃盗囚』とか言わないし、それは人権を侵されている表現になるはずだ。そこで「私は元容疑者ですが」と付け加えるところも含めて、面白い人である。 彼も冤罪から生還した一人なのだ。
最近よく言われる、「死刑を執行しなければならない刑務官が苦しむのは問題」ということについては、「でもいやならやめればいい」とあっさりと言ってのける。
それにしても、死刑というものに「量刑」はないはずだ。刑を宣告されて、いつ死ぬかはわからない。「待つ時間」の長短を、いったい誰に決める権利があるのか。その残酷。そもそも「死の前の平等」など、ないと考えるべなのだろう。
会の後、河野さん、吉岡忍さん、二木啓孝さんと、ずいぶんお話しした。
劇の内容の一部で河野さんをモデルにした劇『甘い生活』を上演したのは、1996年。ずいぶん時間が経っている。
http://www.aum-shinsokyumei.com/2018/08/10/post-756/
政府・与党は、平成32(2020)年の東京五輪・パラリンピックの酷暑対策 として、夏の三ヶ月の時間を2時間繰り上げるサマータイム(夏時間)導入しようとしている。五輪組織委員会・森喜朗会長と安倍晋三首相の提案。賛成する議員たちがいることが信じられない。
サマータイム導入で、個人消費が押し上げられ、年間7千億円の経済効果があるという試算など、まったく信じがたい。無駄なカネを使うだけだ。
現に欧州連合(EU)は長年続ける夏時間の存廃の検討を本格化させている。
健康上の問題も指摘されている。
午前7時スタート予定のマラソンが、もっとも涼しい午前5時スタートとなり、日が高くなる前にレースを終えることができるそうだが、だったらマラソンのスタートを午前5時にすればいいではないか。
どうしてこんな簡単な解決法を皆が言い出さないのだろう。
大晦日と元旦のように、前夜からは電車等の交通網もオールナイト運行にしてしまえばいい。
地球温暖化対策? そう思うならあなたの会社や学校は、朝7時から仕事を始めればいい。
どうせテレビの番組を売る時間帯として不適切というくらいのことなのだ、その日一日だけのことのために、三ヶ月も無理をすることはない。
あ、そもそも私は東京オリンピック開催には反対ですので。そこんとこよろしく。
夏をやめて秋にするとか言われても、やっぱり反対。
写真は、深夜に屋内で発見されたカマキリ。
『九月、東京の路上で』を上演してから、もうすぐ九月を迎えることに、どこか緊張している自分がいる。
写真は、寄居の正樹院に残っている、具学永さんの墓。正面に、「感天愁雨信士」の戒名がある。
飴売りだった具学永さん。戒名の中にある「雨」の字の「あめ」にそれが架けられているのではないかという加藤直樹さんの説は、頷けるものがある。
九月六日。木曜日。埼玉県熊谷市。
当時、朝鮮アメ売りというものがいた。彼らは天秤棒の両端に大きな箱をつけたものを担いで、「ちょーせんにんじーん、にんじんあーめ」と独特の節回しで声を張り上げながら、朝鮮人参が原料だというアメを子どもに売って歩くのである。簡単な芸をみせることもあったらしい。工事人夫として働いていた朝鮮人が、工事が終わり仕事がなくなったためアメ売りになることも多かった。元手がなくてもできるからだろう。
寄居町にも朝鮮人の飴売りの若者がいた。二八歳の具学永(グ・ハギョン)。彼が寄居にいついたのは二年前。寄居駅南、正樹院隣の安宿「真下屋」に暮らしていた。小柄でやせ型。おだやかで人のいい若者だったという。町の人で、声を張り上げて往来を行く彼のことを知らない者はなかった。
震災以降、東京の避難民が持ち込む流言と県の通達によって、寄居でもとりあえず消防団が自警団に衣替えしたが、橋のたもとに座っているだけでなんということもなく、ましてや具さんに危害を加えようという者はいなかった。
それでも具さんは不安を感じていた。あるいは、前日に熊谷で何十人もの朝鮮人が理由もなく殺された事件がすでに耳に届いていたのかもしれない。
五日昼ごろ、彼は寄居警察分署に現れ、自ら「保護」を求める。そうは言っても寄居は平和そのもの、彼は「何も仕事をせずに遊んでいては申し訳ない」と笑い、敷地の草むしりをして時間を潰していた。
だが隣の用土村では、人々は「不逞鮮人」の襲撃に立ち向かう緊張と高揚に包まれていた。
事件のきっかけは、その夜遅く、誰かが怪しい男を捕まえてきたことだった。
自警団は男を村役場に連行、ついに本物の「不逞鮮人」を捕らえた興奮に百人以上が集まったが、取調べの結果、男は本庄署の警部補であるとわかった。
がっかりした人々に対して、演説を始める男。「寄居の真下屋には本物の朝鮮人がいる。殺してしまおう」
新しい敵をみつけた村人たちはこれに応え、手に手に日本刀、鳶口、棍棒をもって駆け出した。
具学永さんが寄居警察分署で保護されていることを知った村人は警察署に押し寄せる。朝鮮人を引き渡せと叫ぶ彼らに対し、星柳三署長は玄関先で、わずか四、五人の署員たちとともに説得に努めた。
そのうちに寄居の在郷軍人会酒井竹次郎中尉も駆けつけ、「ここにいる朝鮮人は善良なアメ売りである」と訴えるが、興奮した彼らは聞く耳をもたない。
群衆は署内になだれ込む。
竹やりや日本刀で斬りつけられ、血を流しながら、具学永さんは留置房のなかに逃げ込んだ。
格子の間から竹やりを突き出してくる男たちとにらみ合いがしばらく続いた後、具さんは突入した男たちにずるずると玄関先まで運ばれ、そこで集団で暴行され亡くなった。六日深夜、二時から三時の間の出来事だった。
留置房のなかに追い込まれていたとき、彼はそばにあったポスターのうえに、自らの血で「罰 日本 罪無」と書いた。
「日本人、罪なき者を罰す」。
逮捕されたのは十二名。
具学永さんの墓は、今も寄居の正樹院に残っている。
正面に「感天愁雨信士」の戒名。
左の側面には「施主 宮澤菊次郎 外有志之者」と彫られている。
犠牲者で、名前と出身地が分かり、さらに戒名もついているのは珍しい。
虐殺された朝鮮人の墓は埼玉県内に二つしかない、その一つ。
立派な墓石を見て、地元の有力者によるものかと思ったが、彼の遺体を引き取り、墓を建てたのは、宮澤菊次郎というあんま師だった。
目抜き通りを売り声をあげながら行き来するアメ売りと、あんま師。
路上を行き来して生計を立てる者たち。
寄居は荒川に面する水上交通の拠点であり秩父とも繋がる、かつては栄えた宿場町。大正の頃、その目抜き通りは今よりもずっと華やかだったに違いない。おそらくはその路上で、彼らは出会った。
あんまといえば、当時はもっぱら視覚障害者の仕事である。宮澤菊次郎は、声と手触り、体温を通じてのみ、具学永を知っていたのかもしれない。
(『九月、東京の路上で』より)
非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.22 「それを認めちゃ「9条」じゃなくなる -平和憲法サバイバル大作戦!-」開催まであと一週間を切りました。
リーディングの後の第二部トークにも、ご注目いただきたい。
初日・28日(火)のスペシャルトークは、「憲法と武器輸出」。憲法学者としてスタートし、弁護士に転身した馬奈木厳太郎さん登場です。
ここ数年、演劇、映画関係者は、彼の導きで、様々な出会いをしています。
私が、『バートルビーズ』の舞台となった高野病院と出会ったのも、彼のおかげです。
今回のピースリーディング台本にも、アドバイスをいただいています。
この日のトークのもうお一人は、杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク[NAJAT]代表)さん。聞き手は私が務めます。
http://hisen-engeki.com/information.htm
で、正直に申し上げますと、初日・28日(火)の売れ行きが、今ひとつよくありません。翌日が昼の開演で、そちらの方が売れ行きが良いのです。おそらく、最近の、平日夜が薄くなりがちという傾向の反映です。
皆様、ぜひ初日・28日(火)、夜の部はこの日だけです。ぜひともお運びください。
非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.22 それを認めちゃ「9条」じゃなくなる -平和憲法サバイバル大作戦!-
第二部 トーク
【8月28日(火)】
スペシャルトーク「憲法と武器輸出」
杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク[NAJAT]代表)
馬奈木厳太郎(弁護士)
聞き手/坂手洋二
http://hisen-engeki.com/information.htm
馬奈木厳太郎(弁護士)
1975年生、福岡県出身。
大学専任講師(憲法学)を経て、2010年から弁護士。
国と東京電力の責任を問い、原状回復、被害救済、脱原発を目指す「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の弁護団事務局長を務めるほか、演劇界の#ME TOO事件、大槌町旧庁舎解体差止事件などを手がける。
ドキュメンタリー映画『大地を受け継ぐ』では企画を担当した。
劇作家大会大分大会で上演される『見上げる魚と目が合うか?』出演者オーディションのお知らせです。
作者の原田ゆう氏からの情報。
同作は、第18回劇作家協会新人戯曲賞受賞作で、私は審査員でしたが、この作品を一押ししました。
東京で稽古、大分で上演となります。
⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
2019年1/24(木)〜27(日)に「劇作家大会in大分」
http://www.jpwa.org/main/activity/jpac2019#gaiyouが開催されます。
劇作家大会とは、全国の劇作家を中心とする演劇人が一堂に会し、「劇作や舞台芸術に関する様々なテーマを扱い、上演・リーディング・ワークショップ・セミナー・講座・シンポジウム・トークなど、50に及ぶ企画を同時多発的に催します」(劇作家協会HPより引用)という大会です。
今回は大分県で行われます。
僕もなにかしらの形で参加したいと思いまして、『見上げる魚と目が合うか?』を上演させてもらうことになりました。(作・演出:原田ゆう)
『見上げる魚と目が合うか?』(第18回劇作家協会新人戯曲賞受賞)は、女性ふたりの芝居で、ある会社へ面接に訪れた登場人物たちが、向かいのビルの屋上に投身自殺しようとする人影を見つけて……というところから始まる会話劇です。
この作品は震災の翌年に書いたもので、東京に住む僕が当時感じていた、震災にどう向き合っていけばいいのかというモヤモヤした気持ちをどうにか形にしたものです。震災からもう7年が過ぎました。今回の上演で、当時と変わらないもの、また、明らかに変わったものに気がつくことができたらと思っています。
なお、上演は劇場ではなく、シェアオフィス、コワーキングスペースとして使用されている“azito”という空間で行なわれます。
以下に詳細を記します。低予算な公演にはなりますが、興味ありましたらぜひご応募ください。
よろしくお願いします。
【募集人員】
女性2名
【応募資格】
経験不問
女性2名共に30歳代に見える方
2019年1/24(木)〜27(日)の期間、大分県に滞在できる方
※滞在期間は前後する可能性があります。
【公演日】
2019年1/24(木)〜27(日)
上記期間の中で2日間ほどの予定、公演数は2回~4回程度の見込みです(大分大会運営によるスケジュールにて決定いたします)。
【公演場所】
コレジオ大分2F azito
【待遇】
東京から大分への交通チケット(往復)、大分での宿泊場所はこちらでご用意いたします。出演者の方のご負担はありません。
出演料は本当に些少ですが、一万円程度お支払いいたします。
【稽古期間】
2018年12月上旬から週2、3日
2019年1月に入ってからは週5、6日
※時間帯については出演者の方と相談して決めたいと思います。
※年末年始(12/28〜1/3)の稽古はありません。
【稽古場所】
都内の施設
【オーディション日程】
2018年9/22(土) ①16:00〜18:30 / ②19:00〜21:30
2018年9/23(日) ③14:00~17:00/ ④18:00~21:00
上記、計4回開催いたします。
【応募締切日】
2018年9/14(金) 23:59まで
【オーディション会場】
9/22(土) 高円寺の施設(JR「高円寺」駅 徒歩7分)
9/23(日) 板橋区の施設(都営三田線「板橋本町」駅 徒歩7分)
【応募方法】
①お名前(ふりがな)
②電話番号とメールアドレス
③オーディション参加可能日時(可能な日時を全てお知らせいただけると助かります)
以上をmiagerusakana@gmail.comに、件名「オーディション参加希望」でお申し込みください。
【原田ゆう プロフィール】
玉川大学芸術学科、日本大学芸術学部の大学院で演劇を学ぶ。
卒業後、コンテンポラリーダンスの世界に足を踏み入れ、APE、ニブロールなどに出演、2008年よりイデビアン・クルーに参加。並行して劇作活動も続け、『見上げる魚と目が合うか?』で第18回劇作家協会新人戯曲賞、『君は即ち春を吸ひこんだのだ』で「日本の劇」戯曲賞2014最優秀賞を受賞。
2014年より日本劇作家協会の戯曲セミナー研修課の松田正隆ゼミに参加している。
2017年、『幸福な動物』から劇作家として劇団温泉ドラゴンに参加する。
『見上げる魚と目が合うか?』はこちらからお読みいただけます→ https://drive.google.com/…/0B_Zmj6Y7KF53NnVBZUU4RmlMQzQ/edit
来たる沖縄県知事選は、南西諸島の自衛隊配備も争点になるべきだ、ということだけは、言っておきたい。
今止めなければならないのは、辺野古の新基地工事だけではない。
それをいま争点にしなければ、いつするのだ。
シンプルな話だ。
故・翁長知事による「後継指名」から、ざわざわとした空気が広がっているようだが、少しも難しいことではない。
候補者は、この件についての見解を、明らかにすべきである。
今まで避けてきた者も、明言すべきである。
沖縄在住者でない者であっても、意見は言わせていただく。
これはこの国全体の問題であるからだ。
非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.22 「それを認めちゃ「9条」じゃなくなる -平和憲法サバイバル大作戦!-」開催まであと十日を切りました。
リーディングの後の第二部トークにも、ご注目いただきたい。
初日・28日(火)のスペシャルトーク「憲法と武器輸出」、トークゲストのお一人は、杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク[NAJAT]代表)さん。憲法に詳しい馬奈木厳太郎(弁護士)さんも出席。聞き手は私が務めます。
http://hisen-engeki.com/information.htm
杉原浩司さんプロフィール(写真)
1965年鳥取県生まれ。
1980年代半ばより市民運動に参加。
PKO法反対、故・小田実さんら阪神・淡路大震災被災者による住宅再建への公的支援を求める「市民=議員立法」、ミサイル防衛反対、脱原発、秘密保護法・共謀罪法反対などに取り組む。
2015年の戦争法案審議では、集団的自衛権問題研究会ニュースレビュー編集長として、国会審議ダイジェストを発信。
現在、武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表。軍学共同反対連絡会にも参加し、日本に「軍産学複合体」を作らせないために活動中。
共著に『亡国の武器輸出~防衛装備移転三原則は何をもたらすか』(合同出版)、『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(あけび書房)。『宇宙開発戦争』(作品社)に「日本語版解説」を執筆。
同テーマでは、「武器輸出大国ニッポンでいいのか」「武器輸出と日本企業 」の著者でもある東京新聞記者・望月衣塑子さんが29日(水)のリレートークに、出演予定。
イスラエルによる軍事見本市に川崎市が公共施設の利用許可を出したことじたいが驚きだ。
2014年4月1日に安倍政権が武器輸出三原則を撤廃して以降、憲法9条を保持する日本で公然と武器見本市が行われるようになってきている。今まで、横浜や有明、幕張などで大規模な国際武器見本市が開催されてきたが、イスラエルによる軍事見本市は初めてのこと。
イスラエルは、1948年の建国以来、戦争を繰り返し、今なお、国際法違反のパレスチナ占領を続け、ガザ地区の封鎖や入植地の拡大などを続けている。1993年のPLO(パレスチナ解放機構)との「オスロ合意」以降もパレスチナへの武力行使を繰り返し、おびただしい殺傷と破壊を積み重ねてきた。
イスラエルによる戦争犯罪、人権犯罪の横行に対して、イスラエルに対するBDS(ボイコット、投資引き揚げ、経済制裁)運動が世界各地に広がっている。
川崎市当局は、この段階で利用を拒否すれば外交問題になりかねないと懸念していると伝えられているらしい。しかし、こうしたBDSの高まりに逆行して、イスラエルの軍事見本市に公共施設を貸し出すことこそ、外交問題であり、国際的なスキャンダルだという。
川崎市は、1982年に「核兵器廃絶平和都市」を宣言している。「多文化共生」を掲げ、ヘイトスピーチを事前規制するガイドラインの策定なども率先して進めているはずだ。よりによってその川崎市が、核武装国でありアパルトヘイト(人種差別)国家であるイスラエルの軍事見本市に会場を貸し出すとは、何という矛盾だろうか。