Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

まもなくプレビュー初日です

2024-11-30 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』、いよいよプレビューです。

写真は、登場する泡盛の棚。
撮影・姫田蘭。


プレビュー公演はじゃっかん客席でのスタッフ等の移動が考えられるため(観劇には影響ないです)、限定座席なのですが、予定より座席を出せることになりました。
お越しいただけますと幸いです。
30日18:00開演です。土曜日ですが18時開演ですので、ご注意下さい。

チラシには石坂啓さんによるネコが泡盛を嗜んでいる絵があるため、ネコが登場するという情報が主に上野敏彦氏界隈から出ていますが、まあ、はい、じっさいにネコは出ます。


※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『沖縄戦と琉球泡盛』のイラストを描いてくださった石坂啓さんがご登壇されるアフタートークは、12月3日(火)14時公演の回になります

2024-11-29 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』のイラストを描いてくださった石坂啓さんがご登壇されるアフタートークは、12月3日(火)14時公演の回になります。

本公演のチケットをお持ちの方、ご予約いただいている方はお入りいただけます。

とにかく素敵な絵、素敵なネコで、おかげさまで大人気です。

石坂さんのプロフィールは以下の通りです。
石坂啓(漫画家)
'56年名古屋市生まれ、'78年上京、手塚治虫に師事。作品に、「アイムホーム」「ハルコロ」「正しい戦争」など。エッセイ集に、「赤ちゃんが来た」「お金の思い出」など。

いよいよ 11月30日(土)18:00、プレビュー開幕である。


※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコは出ます

2024-11-29 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』、いよいよプレビュー公演です。

プレビュー公演はじゃっかん客席でのスタッフ等の移動が考えられるため(観劇には影響ないです)、限定座席なのですが、予定より座席を出せることになりました。
お越しいただけますと幸いです。
30日18:00開演です。土曜日ですが18時開演ですので、ご注意下さい。

チラシには石坂啓さんによるネコが泡盛を嗜んでいる絵があるため、ネコが登場するという情報が主に上野敏彦氏界隈から出ていますが、まあ、はい、じっさいにネコは出ます。

どう出るかは内緒ですが、と言いつつ、稽古場でのネコの姿を御覧に入れておきます。
操者はイカさんです。


※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『沖縄戦と琉球泡盛』の著者・上野敏彦さんがご登壇されるアフタートークは、上野さんが登壇されるアフタートークは、12月1日(日)14時公演の回になります

2024-11-28 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』の著者・上野敏彦さんがご登壇されるアフタートークは、12月1日(日)14時公演の回になります。

本公演のチケットをお持ちの方、ご予約いただいている方はお入りいただけます。


燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。

上野さんのプロフィールは以下の通りです。

上野敏彦(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
‘55年神奈川県生まれ。「沖縄戦と琉球泡盛」著者。79年より共同通信社記者。民俗学者・宮本常一の影響を受け、北方領土から与那国島までの日本列島各地を取材し、酒や食、漁業、朝鮮、沖縄、近現代史をテーマに執筆。「千年を耕す」「闘う純米酒」など著書多数。

上野さんとの出会いは、「第五福竜丸展示館」である。
何年か前の正月、展示館の前の藪の中から、ぬっと現れたときの印象。

飾らず、人と接するときの、心の豊かさ。
そして、端正で理知的で、不屈の魂を抱くジャーナリストの矜持。
酒と共にあるときの、粋。

どれもが上野さんである。

『沖縄戦と琉球泡盛』、稽古場での通し稽古に上野敏彦さんが稽古を見にいらした話は記したが、とにかく、この本と上野さんという存在があって初めて、この劇は存在する。

上野さんご本人から「好きに使っていい」と言われている。
なので劇中に上野さんのお名前も出てくる。
引用・参照させていただいているところもある。
私自身も取材をしている。
泡盛と「沖縄の戦争」について、ジャーナリズムと演劇が共に取り組んだ作品であるともいえるだろう。
というのも、昨日記したとおり。

上野さんの著書『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)は、劇場受付でも、販売しております。


いよいよ明日劇場入りである。


※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐かしのオルガンも登場します

2024-11-28 | Weblog
劇場入りしています。
『沖縄戦と琉球泡盛』。
いろいろ調整して、午後からは場当たり開始の予定。

今回は、生の楽器も出てきます。
懐かしのオルガンも登場します。
懐かしの、というのは、足踏み式、ということです。
劇団で最初にオルガンが登場したのは1993年の『現代能楽集』だったような気がします。あれ?もっと前か。

写真は、三日前の稽古です。
左より、武山尚史 青山友香 樋尾麻衣子 南谷朝子 尾形可耶子 高木愛香 西村順子
撮影・姫田蘭。




※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉村直さん、『千と千尋の神隠し』ロンドン公演から『沖縄戦と琉球泡盛』へ

2024-11-27 | Weblog
吉村直さんは、世界的話題となった『千と千尋の神隠し』ロンドン公演でも出演者として、中軸のお一人である。
帰国後、自劇団青年劇場の『失敗の研究 ノモンハン1939』に出演されてから、その次に『沖縄戦と琉球泡盛』への登板、ということになる。

燐光群には過去に何度も出演して下さっているが、何しろ今度は「ロンドン帰り」である。ジェントルマンの国である。デヴィッド・ヘアの『スタッフ・ハプンズ』というイギリス戯曲に出演していただいたこともあるが、これはある種のイギリス的宿命である。洗練された吉村さんの本領が発揮される、はずである。

で、吉村直さんは、青年劇場が上演してくれた拙作『普天間』の、主人公役でもある。その後も沖縄との交流を重ねておられるる。「吉村直さんの沖縄」は、私としても思い入れがある。

今回は、『沖縄戦と琉球泡盛』である。
「泡盛と吉村直」である。これはもう何かのスタンダードである。
『普天間』に出てくるある場面と似た設定の場面も出てくる。
楽しい。

実はまだ今回一度も吉村さんと呑んでいない。
コロナとインフルエンザが怖いから、基本的に関係者の飲食交流は禁止している。
というか、ここしばらく、私は呑んでいない。
それどころではないのである。

今日は、いよいよ場当たりである。

写真は、稽古場の吉村直さん。右は、南谷朝子。撮影・姫田蘭。


※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇場入りしています

2024-11-27 | Weblog
劇場入りしています。
『沖縄戦と琉球泡盛』。
現在仕込み中です。
昨夜は雨だったが、やんで良かった。

写真は、三日前の稽古です。
左より、宅間脩起 鴨川てんし 徳永達哉 吉村直 青山友香 川中健次郎 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 尾形可耶子 西村順子
撮影・姫田蘭。


※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きわめてテーゲーに進む『沖縄戦と琉球泡盛』

2024-11-27 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』。
沖縄と島酒を描く劇だからということではなく、きわめてテーゲーに進んでいる。
いろいろとイレギュラーだ。
長い間一緒を仲間とやっていても、極めて新鮮だ。

写真、左から、猪熊恒和、大西孝洋。撮影・姫田蘭。

劇団で40年一緒にやっている猪熊と、35年の大西。
ぜんぜんトシを取った気がしないのは、同じ仲間とずっとやっているからである。
うちはそういう劇団である。


写真に写っている稽古場は出て、二日間別な稽古場に移り、それからの劇場入りとなる。ちょっと変則的なスケジュールだ。七時間後には劇場入り。


※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。

2024-11-26 | Weblog
燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。

上野さんが登壇されるアフタートークは、12月1日(日)14時公演後になります。

上野さんのプロフィールは以下の通りです。

上野敏彦(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
‘55年神奈川県生まれ。「沖縄戦と琉球泡盛」著者。79年より共同通信社記者。民俗学者・宮本常一の影響を受け、北方領土から与那国島までの日本列島各地を取材し、酒や食、漁業、朝鮮、沖縄、近現代史をテーマに執筆。「千年を耕す」「闘う純米酒」など著書多数。

上野さんとの出会いは、「第五福竜丸展示館」である。
何年か前の正月、展示館の前の藪の中から、ぬっと現れたときの印象。

飾らず、人と接するときの、心の豊かさ。
そして、端正で理知的で、不屈の魂を抱くジャーナリストの矜持。
酒と共にあるときの、粋。

どれもが上野さんである。

『沖縄戦と琉球泡盛』、稽古場での通し稽古に上野敏彦さんが稽古を見にいらした話は記したが、とにかく、この本と上野さんという存在があって初めて、この劇は存在する。

上野さんご本人から「好きに使っていい」と言われている。
なので劇中に上野さんのお名前も出てくる。
引用・参照させていただいているところもある。
私自身も取材をしている。
泡盛と「沖縄の戦争」について、ジャーナリズムと演劇が共に取り組んだ作品であるともいえるだろう。
というのも、昨日記したとおり。

上野さんの著書『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)は、劇場受付でも、販売しております。


いよいよ明日劇場入りである。


※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稽古場での通し稽古

2024-11-25 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』、稽古場での通し稽古。

『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)の著者・上野敏彦さんが稽古を見にいらした。
この劇は、この書にインスパイアされた部分のある作品である。タイトルもお借りした。厚く御礼申し上げます。

上野さんご本人から「好きに使っていい」と言われている。引用・参照させていただいているところもある。
私自身も取材をしている。
泡盛と「沖縄の戦争」について、ジャーナリズムと演劇が共に取り組んだ作品であるともいえるだろう。

撮影の姫田蘭さんもいらした。撮影していただいた。なのでこの写真を掲載できている。

写真に写っている稽古場は出て、二日間別な稽古場に移り、それからの劇場入りとなる。ちょっと変則的なスケジュールだ。

写真に写っているのは、左から、猪熊恒和、川中健次郎、南谷朝子、吉村直、大西孝洋、鴨川てんし。

※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の国土である南西諸島からアメリカがミサイルを撃つことを、日本政府は容認するのか

2024-11-25 | Weblog
燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』後半では、沖縄・南西諸島で、この11月1日からの〈キーン・ソード〉を皮切りに、日米合同訓練が行われていることを、描いている。
「ハイマース」も「EABO」も、戯曲の中のセリフで既に語られている。現実の進行とクロスする演劇だ。
訓練されているのは「日米の作戦」である。相変わらず自衛隊は後方支援などと言っているが、日本の国土である南西諸島からアメリカがミサイルを撃つことを、日本政府は容認するのか。
憲法違反どころの騒ぎではない。
明確な日本の「参戦」宣言だ。
日本の大マスコミがしっかりと報じないことに呆れていたが、ついに共同通信が記事を配信した。

共同通信によれば、台湾有事の際、米軍がミサイル部隊を南西諸島とフィリピンに展開させ、軍事拠点を設ける方針であることが24日、分かった、という。

南西諸島への自衛隊配備の段階でさえ最初は「ミサイルは持ち込まない」と嘘を言い、結局は持ち込み、ついにあからさまに日米合同訓練を行い、ミサイルも「日米合同」の方針のもとに計画されていたということ、「台湾有事」を日米委合同で行うことを、堂々と言い始めたということだ。

共同通信は以下のように述べている。

自衛隊と米軍は12月中に台湾有事を巡り初の共同作戦計画策定を目指しており、ミサイル部隊の展開方針を盛り込む。
台湾の武力統一を排除しない中国に対抗する日米の基本構想が明らかになった。有事が起きれば広大なエリアが「戦域化」し、中国による部隊拠点への攻撃で周辺住民が巻き込まれ、犠牲となる恐れがある。日米関係筋への取材で判明した。
関係筋によると、鹿児島県から沖縄県の南西諸島に展開するのは、高機動ロケット砲システム「ハイマース」などを保有する米海兵隊の「海兵沿岸連隊(MLR)」。
台湾有事の切迫度が高まった初期段階で、小規模部隊の分散展開を柱とする運用指針「遠征前方基地作戦(EABO)」に基づき、有人島に臨時拠点を設ける。自衛隊は弾薬や燃料の提供など後方支援を担うとみられる。
フィリピンには米陸軍の多領域任務部隊「マルチ・ドメイン・タスク・フォース(MDTF)」傘下のミサイル部隊を置く。

なぜみんな黙っているのか。

サイバー攻撃に対する取締と称しての動きも報じられているが、反戦平和を訴える者への締め付けは必ず強化する。
表現の自由は確実に抑圧される。
劇作家協会の会長、理事として動いていた頃、安倍政権時代の安保改悪時に、表現界として反対の声を上げる動きをとり、一時は拡がったが、その後が続かなかった。
今からでも声を上げるべきである。


※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろな国の楽器を活用する

2024-11-25 | Weblog
演劇には、時に、音楽、歌や、演奏がある。
劇団での仕事では、自分自身が楽器を用意することがある。
いろいろな国に行かせていただくと、それぞれの国の楽器を手に入れて帰ることが多いのである。
この辺は、どこかに書いた気がするので省略。

で、時として、そういう楽器を活用する。

写真は、ルーマニア公演のときにどこか地方で、確か屋台で購入した、ウリかひょうたん(たぶん)を利用した笛。
面白い音がする。
私も何かで吹いた覚えがあるが、劇団備品扱いになってから、ずいぶん使っていなかった。

で、今回、久々の登場。
和製の篠笛を吹く場面もあるイカさんが、吹くことになった。
前作『地の塩、海の根』でも、有段者だから当然だが柔道着がはまっていたし、ツナギも似合っていた、イカさんである。
イカさん、今回も、いろいろなことをする。大活躍である。

イカさん、というのは、高木愛香のことである。なぜそんな通称愛称になったかというと、それはわかる人にはわかる。今回はまだ教えない(笑)。

で、この笛。
ルーマニアというか、単なるヨーロピアンではない音がする。
お楽しみに。


泡盛のことばかり考えていますが、音楽のことも考えています!


※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二次世界大戦の戦禍を免れた珍しい名護の酒造所

2024-11-24 | Weblog
沖縄で現存する戦前の建物は、ここだけ。

名護に残る、戦前からの赤瓦葺きの日本式の建物の、津嘉山酒造。
屋根を有する木造建築物としては最大級。
昭和三年建造。

戦争で焼け残ったのは、米軍が意図的に攻撃しなかったからである。
占領後摂取して自分たちが使うためだった。
塀には弾痕後がある。

泡盛の製造所は一番多いときで七六〇あったという。
四軒に一軒はお酒を作っていたという説もある。

基地問題で揺れる辺野古を抱えた名護の反対側に、こんな場所があったとは。
市街地から一歩中に入った場所。昔ながらの趣ある日本家屋で、暖簾が下がってて温泉旅館みたいでもある。
まさか泡盛蔵とは思わない。
団体の観光客もよく見学に来るという。

地元で保存運動が起き、二〇〇九年、国の重要文化財に指定。
建物の修復に際して、酒造りの味わいに影響しないよう、防腐剤や処理薬を塗らず、四億一千万円の費用と八年の歳月をかけて大事に復元してきた。
柱の接ぎ木も原型を損なわず打ち込むやり方である。

銘柄が「國華」、暖簾にもそう書いてあるし、「国の華」と書いて「國華」って、最初は、ちょっと右翼か国粋主義的な響きなのだが、そうではない。
国粋主義の「華」ではない。国頭村の「華」という意味なのだ。
味わいはふくよかで、バニラアイスにも合うと、蔵の方は言われる。


泡盛のことばかり考えています!



※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネタニヤフ首相とガラント前国防相に、逮捕状

2024-11-22 | Weblog
日本時間でいえば昨日深夜、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)が21日、イスラエルのネタニヤフ首相とガラント前国防相に対し、逮捕状を出したと発表した、という第一報が来た。パレスチナ自治区ガザで続くイスラム組織ハマスとの戦闘を巡る戦争犯罪や人道に対する罪の疑い。イスラエル側は攻撃のさい、戦闘員と民間人を区分けしてはいない。
両氏は、ガザの市民に対して、食料や水、医薬品など生活に必要不可欠なものを意図的に供給しなかった疑いなどがある。
2人は少なくとも昨年10月8日から今年5月20日の間に、人道に対する罪と戦争犯罪を犯した疑い。

ICCはイスラム組織ハマスの軍事部門トップ、ムハンマド・デイフ氏にも戦争犯罪の容疑で逮捕状を発行した。イスラエル軍はデイフ氏を殺害したと発表しているが、ICCは生死が確定していないとして発付を決めた。

ICCのカーン主任検察官は既に5月、昨年10月のハマスによるイスラエルへの攻撃、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルの軍事対応にそれぞれ関連して戦争犯罪があったとして、逮捕状を請求していた。
9月にイスラエルは「ICCはガザ情勢に関し管轄権がないと主張。ICCのカーン主任検察官が逮捕状請求前にイスラエルに調査の機会を与えなかったのは違法だ」と声明を出していた。

逮捕状が発行されたため、ICCに加盟する124の国と地域を訪問時に逮捕される可能性がある。イスラエルはICC非加盟だが、パレスチナ自治政府は2015年に加盟している。
ICCは、ガザでの戦闘でネタニヤフ氏とガラント氏が、ガザの食料や水などの生活必需品の供給を意図的に制限し、飢餓を戦争の手段として用いたと「信じるに足る根拠がある」と強調。また、ガザの民間人への攻撃に対する刑事責任があると説明した。

ICCの検察局のカーン主任検察官は声明を発表し「私たちはイスラエルとパレスチナの国際犯罪の犠牲者に意識を向けるべきだ。どのような状況でも国際人道法は守られるべきだ」「ガザ地区やヨルダン川西岸で国際犯罪の疑いがある行為が拡大し続けていることを深く懸念している」とした上で、今後も捜査を続け、責任を追及する可能性についても言及した。

イスラエルのヘルツォグ大統領は声明で、ハマスがガザの民間人を「人間の盾」として利用していると主張。ハマスが人質約100人を依然拘束する中、昨年10月のハマスによる奇襲を受けたイスラエルには国民を守る義務と権利があると訴え、逮捕状発付の決定は、こうした点を無視している」「テロリズムから自国を守るという民主主義国家の当然の権利を侵害する道徳的に破たんした行為だ」などと反論。

イスラエルは反発するだろうが、世界は一刻も早く殺戮をやめさせたいのだ。

イスラエル首相府は21日、ICCについて「差別的な政治団体だ」としたうえで、「反ユダヤ的な決定だ」と非難する声明を発表した。ネタニヤフ氏は声明で、「不条理な行為を拒否する」「圧力に屈しない」と表明。
イスラエル政府は「ハマスに対する戦争は国際法にのっとっている」と主張している。

米国がハマスをテロ組織に指定するという誤謬は、このようなときに悪用される。
アメリカ自体がICCに加盟していない。
バイデン米大統領はカーン主任検察官による逮捕状請求を「言語道断」と述べていた。
アメリカ・ホワイトハウスのジャンピエール報道官は21日、記者会見で「われわれは逮捕状を出した裁判所の決定を根本的に拒否する。検察官が逮捕状を急いで請求したことやこの決定につながった手続き上の過ちを深く懸念している」と非難したという。
トランプ次期政権に指名された何人かは、逮捕状が実際に発行されるなら「米国はICCを制裁する」と主張しているそうだ。

いったい何をする気だ。

今年9月には、逮捕状が出されているロシアのプーチン大統領がICC加盟国のモンゴルを訪問したが、モンゴル政府は逮捕しなかった。
モンゴルにとってロシアは重要な貿易相手国で、両国関係を重視したものとみられているが、ICCの関係者は、加盟国であっても逮捕されずに訪問できるという誤った前例になるとして、懸念を強めていた。

実効力が伴わなくても、「ネタニヤフとプーチンに逮捕状が出ている」ことは、事実である。
それが、「歴史上のアリバイ」で終わってはならない。
今日の今現在にも、殺戮は続けられているのだ。



以上、備忘録として。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島酒十徳道 島酒とは泡盛のことである

2024-11-22 | Weblog
島酒とは泡盛のことである。

まあこういうものは「言っているだけ」である。
言っていけないことでもない。
沖縄にいると気分はテーゲーである。

「百薬の長」は、心から信じたい。

「親父の小言と冷や酒は後で効く」みたいなやつではないからいいか。


いよいよ全体をまとめていく時期だが、稽古はなかなか進まないものである。

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』。
ラストシーンをラストシーンと思わず、ふつうに稽古している。
時として、そういうものである。


※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする