Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

生田萬、約30年ぶりの新作

2019-02-23 | Weblog

かつて〈ブリキの自発団〉の中心人物として活躍した生田萬さんが、約30年ぶりに書き下ろした新作を、自身の演出により上演。

座・高円寺の〈劇場創造アカデミー〉9期生による修了上演「犬と少女」。

きょう2月23日14時から、座・高円寺1で、残りもうワンステージ。若干は当日券が出るという。

〈劇場創造アカデミー〉は、座高円寺が設置している演劇学校。二年制。生田氏は同アカデミーのカリキュラムディレクターを務めている。

「9期生の声から発想して書き下ろした新作を上演します」という意味で、集団創作的な側面もあるのかもしれない。

9期生・大谷莉々、彼女ただ一人に向かって集約されていく、なまなましい劇の展開である。

〈ブリキの自発団〉テイストを期待することは、見合わない。ただただ、今を生きる生田萬と若き仲間たちを見よ、である。

30年以上前に「未来の懐かしさ」を標榜した〈ブリキの自発団〉の想定した「時代」を、現実の時の歩みが追い越してしまっているとも考えられる今、一種の「空洞感」としての「現実」を、舞台上に提示している。そんな言い方しかできない。虚しさを、何もないという事実を、演劇としては「実体」を持って見せる、というところに、生田萬らしさがある。

どうしても、感想というより、紹介になってしまう。

しかし、こうした注目すべき新作が「修了上演」として上演できることに、アーティスト主導の公共劇場の可能性を、あらためて感じる。

 

生田さんは四十年近く前からの知己を得ている、先輩である。

思うことは多すぎて、今はこれ以上、何も言えない。

興味を持たれる方はぜひ、目撃していただきたい。

 

上演情報

座・高円寺 冬の劇場28
劇場創造アカデミー9期生修了上演
『犬と少女』

すべてのことはいつかは変わる
でも何も変わらない
人は死に、生まれてくる
そのはざまで、人は漂う。ただ漂う

未来に対する漠然とした不安を携えながら、宙ぶらりんに生きている……。
必死に? おちゃらけて? クールに? 「オレは、わたしは、生きている!」
自らの存在を証明しようとする、いつの時代にもある思春期特有のじたばた。
明日への祈りにも似たその時間を、沈黙という言葉にかえて、今を生きる若者たちに贈ります。生田萬ほぼ30年ぶりの書下ろし新作。どうぞ、お楽しみに!

作・演出:生田萬

出演:大谷莉々、服部容子、竹田茂生、山田宗一郎、石橋和也、河原舞(ゲッコーパレード)、崎田ゆかり(ゲッコーパレード)、牧凌平


演出協力・美術:佐藤信
照明:中田隆則 高円敦美
音響:島猛
衣装:今村あずさ
映像:飯名尚人
振付:竹屋啓子
舞台監督:佐藤昭子
演出助手チーフ:鈴木章友
演出助手:黒田瑞仁(ゲッコーパレード/5期修了生)
演出部(映像):久世直樹(9期生 舞台演出コース)
手話指導協力:田中結夏


日時 2019年2月22日(金)19時
日時 2019年2月23日(土)14時★ 
会場 座・高円寺1

料金 全席自由・税込 1,000円
※高校生以下・18歳以下の皆さんは無料です(要予約)。
 座・高円寺チケットボックスでご予約下さい。

当日券若干枚数あり ※開演の1時間前より販売

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「国会議員が国民の代表」とする根拠を示せ。

2019-02-23 | Weblog
菅義偉官房長官は20日の記者会見で、首相官邸が東京新聞記者の質問権を制限するような要請を官邸記者クラブに出した問題に関し、官邸側が東京新聞に「記者が国民の代表とする根拠を示せ」と要求していたことを明らかにしたという。

新聞社は民間企業であり、会見に出る記者は社内の人事で定められているだけで国民の代表ではないのではないか、という新聞社への「不信」が、その要求の根拠なのだと。

……マスコミの自立性があるだろう、そんな要求を出すこと自体がへんだということは、わざと脇へ置いておこう。

国民の代表? いやいや。新聞社・記者は、国民の「代理人」である。市民が知りたい、知るべき事柄を、市民になりかわって取材し伝えている。きちんと機能しなければ市民であるところの読者の厳しい目にさらされる。そうして日々鍛えられて、プロの「記者」になる。結果的に成長して、知る権利に応える国民の代理人となっていくことに、疑問の余地はない。日々の経験を積んだ記者は国民の代理人である、という「事後証明」が果たされている、ということが多いのではないか。

で。いや、だから。だったら、国会議員さんたち、皆さんにも、あなた方が「国民の代表である」という根拠を、日々、確実に示してほしいと思う。

選挙で選ばれた? いや、そんなのはその時だけのことである。あなた方は、その後、きちんと機能しなければならないはずなのに、市民の厳しい目にさらされているということを、お忘れではないか。最近の議員の皆様の「愚行」には、ほとほと呆れている。困った議員の方々は、選挙の時以外は「センセイ」と呼ばれて自惚れているだけではないのか。そこんとこ、きっちり日々の「事後証明」を果たしてもらいたいものだ。国会議員の先生方は、毎日毎日、その自覚を持たずに生きても許されていていいと、勘違いされているのではないか。

 

 

以後は読まなくていいです。

ぜんぜん関係ないが、関係あるかもしれない件。たぶん関係ない。

2月22日がネコの日だと言われてもぴんとこない。2月22日で「にーにーにー」が「にゃーにゃーにゃー」なのか。あんまりである。ネコは「にゃー」と啼いているという自覚はない。異言語である。ネコ自身は今日がネコの日だという自覚はないのである。それはあんまりではないか。勝手に記念日を決めていいのか。ネコに敬意を持つべきだ。

……しかしネコたちは、人間共の勝手な思惑に関係なく、日々、ネコとして生きている。つまり、毎日が「ネコの日」なのである。人間は敵わない。なんなら彼らにも「人間の日」を決める権利がある。しかしネコたちはそんな無粋で無礼なことはしない。

日々の自覚なく議員をやっている一部の不埒な議員の方々は、本来は自覚すべきことを自覚していないのであるから、ネコの皆さんの超越に、遠く及ばないのである。

 

で、11月1日が「イヌの日」だという。わかりますか。「ワンワンワン」で、イヌの日……。あんまりだ。そもそもその理屈なら、1月11日も「ワンワンワン」の日だぞ。適当すぎないか。

 

動物の日を勝手に決める人間の愚かさに、茫然とする。

 

写真は、与那国のネコ、ボサツ。三年前。家出癖が激しくなっているらしいが、最近どうしているのかな。

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「九月、東京の路上で」三月から続演

2019-02-22 | Weblog

昨年7月に初演した『九月、東京の路上で』、続演します。

関東大震災を背景にしている映画『金子文子と朴烈』とも重なるところ大、ということで、上映中のシアター・イメージフォーラムにもチラシを置かせていただいています。

オリンピックを間近にした、今の東京が舞台です。

日本と諸外国の緊張関係が増している現在、ぜひともお届けしたい芝居です。

 

ドキュメンタリー・シアターということになっていますが、物語はあります。一種のミステリーといってもいい。

写真は、千歳烏山の住人たちが、ある「真相」に近づいていく、終盤近くの場面です。

 

 

『九月、東京の路上で』

 3/16(土)〜18(月)、21(木・祝)・22(金)、24(日)・25(月)、27(水)〜31(日) 下北沢ザ・スズナリ

── 2013年、男はヘイトスピーチの怒号が飛び交う路上にいた。生まれ育った新大久保に差別と排外主義が持ち込まれたことに怒りを覚えていた。ここは多様な人びとが住む開かれた場所だった。それに対する抗議活動を続ける中、1923年の関東大震災で、多くの外国人が殺害されたことを思い出す。ヘイトスピーチの怒号は、90年前に東京の路上に響いていた「殺せ」という叫びと共鳴していた。彼は仲間たちに呼びかけ、殺害や暴行があった東京の各地を訪ね写真を撮り、当時の証言や記録を元に、そこで起きたことを伝えるブログを開設した。これは過去の話ではなく、今に続く事実なのだ。「新大久保の路上から」「警察がデマを信じるとき」「流言は列車に乗って」「地方へと広がる悪夢」「間違えられた日本人」──。2013年秋に始まったブログだが、多くの反響を呼んだ。過去と現在の状況が重なりあっていく。 

2018年の夏に初演した本作は、早い時期から反響を呼び、「媚びぬ演技  台詞力」「愛想はないが、引きずり込まれる」「歴史へのまなざしが深い」(山本健一氏 朝日新聞)、「90年以上前に起きた禍々しい歴史と、現代日本社会に蔓延する不穏な空気は地続きであるという警鐘を、演劇の手法で示した意欲作」(森重達裕氏 読売新聞)、「題材の歴史的・社会的重みはもとより、ノンフィクションと虚構の関係も考えさせられた」「千秋楽の下北沢ザ・スズナリの、それこそ鈴なりになった観客はラストに胸塞がれた」(東京新聞)、「直接に私たちの感性に訴えるこの手法は確かに効果的」(北野雅弘氏 赤旗)等、各紙・誌で好評を博しました。口コミも広がり、多くの方々がご覧になりました。

「ライブ」と「共感」という演劇的な特性によって、「誰が何をしたか」を見つめ直します。現在もなくなることのない差別・排外主義についても明らかにしつつ、あらためて「事実」を探る取り組みです。他方、自分自身が加害者になっていたかもしれないという自戒から芸名をつけた千田是也氏や、コミュニティで外国人を守った人々の姿など、実在の人たちの紹介も織り交ぜつつ、不可視の領域に閉じ込められがちな歴史上の真実に、様々な角度から迫ります。

< 加藤直樹(原作)> ノンフィクション作家。1967年生まれ。著書に『九月、東京の路上で  1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』(ころから  2014年)、『謀叛の児  宮崎滔天の「世界革命」』(河出書房新社  '17年)、共著に『NOヘイト!  出版の製造者責任を考える』(ころから  '14年)など。翻訳に『沸点   ソウル・オン・ザ・ストリート』(チェ・ギュソク著  ころから  '16年)がある。

アフタートークを開催します

↓ 

3/16(土)  加藤直樹ノンフィクション作家)

3/18(月)  林海象(映画監督)

3/21(木・祝)  堀潤(ジャーナリスト・キャスター)

3/25(月)  有田芳生(参議院議員・ジャーナリスト)

3/27(水)  中川五郎フォーク歌手) 

3/28(木)  古川健(劇団チョコレートケーキ座付き作家)

3/29(金)   金守珍(演出家・新宿梁山泊代表・映画監督)

3/30(土) 19時の部  林あまり(歌人・演劇評論家)


http://rinkogun.com/Kugatsu_Tokyo_March.html

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劇作家大会、次回は上田

2019-02-21 | Weblog

劇作家大会、次回は八月。

信州上田で開催されます。

詳細はそのうちに。

 

「素晴らしい大分! の次は、そばらしい上田!」

上田の皆さんが作られた予告です。大分大会のパンフレットに既に掲載されています。

このコピーも上田オリジナルです。

上田の皆さんは、すばらしいユーモアのセンスがおありなのです。

そして上田の蕎麦は、基本が大盛りなのです。

 

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土田英生の「せりふワークショプ」なのだ

2019-02-20 | Weblog

このワークショップは、劇作家協会が、「せりふを通して出会う貴重さ」を主旨として、開始しました。

劇作家と俳優は、せりふを通して出会います。

俳優という未知の他者の解釈を経て、その肉声として発された「せりふ」と出会い直すことは、劇作家にとって貴重な経験です。

また、劇作家自身がどのように「せりふ」を構築したかをじかに知ることは、俳優にとっても、意義があるはずです。両者のセッションを実現する、唯一無二の講座です。

そして今回は、講師が、土田英生さんです。

俳優としても有能な彼が、劇作家と俳優双方と共に行う、何が飛び出すか興味津々の、「せりふワークショプ」です。

 

3月11日(月)・18日(月)・19日(火)・20日(水)開催!

せりふを読んでみよう  ── 劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ ──  第8回 講師:土田英生

 

「楽譜のように読む」

 台本を手渡されたものの、最初にどう声を出したらいいのか分からない。そうした経験を多くの俳優はしています。
 音楽のことを考えてみます。楽器などは誰が演奏しようと音程やリズムは基本的に同じです。楽譜に従って演奏すればいいからです。それをクリアした上に個々の表現なるものは生まれる。実は演劇も同じだと考えます。俳優にとって個性は大事ですし、他とは違う自らの魅力探しも必要ですが、「楽譜通りに音を出す」ということには無頓着な気がします。
 演劇における楽譜は……台本です。台詞の音は台本に書かれています。しかし、俳優がそれぞれ勝手に読み、バラバラに好きな声を出していては曲になりません。今回の講座では正確に譜面(台本)を読み、その通りに演奏(演技)するということに焦点を当てます。
 講座本体は俳優向けですが、それに伴い私を手伝ってくれる若干名の劇作家も募集します。講座の中でテキストを提供してもらい、楽譜として機能しているかどうかを一緒に検証したいと考えています。これは劇作をしていく上で役立つスキルだと思います。


土田英生 Tsuchida Hideo
劇作家・演出家・俳優。MONO代表。
1967年、愛知県生まれ、京都在住。
1985年の立命館大学入学と同時に演劇を始め、89年にB級プラクティス (現MONO)結成。90年以降の全作品の作・演出を担当。99年に『その鉄塔に男たちはいるという』でOMS戯曲賞、2001年に『崩れた石垣、のぼる鮭たち』で芸術祭賞優秀賞。2010年から2013年まで「日本の劇」戯曲賞の最終選考委員、2014年より北海道戯曲賞の最終選考委員。劇作と並行して映像脚本の執筆も多数。ドラマ『斉藤さん』『崖っぷちホテル!』、映画『約三十の嘘』『初夜と蓮根』など。2017年、小説『プログラム』(河出書房新社)を上梓。

 

▽ スケジュール

 3月11日(月) *一般公開! 13:00―16:30=オリエンテーション・稽古
 3月18日(月) 終日=稽古 (おおむね13時30分〜21時頃の予定ですが、終日お時間をお空けおきください)
 3月19日(火) 終日=稽古 (同)
 3月20日(水) 10:30ー12:00=稽古
         *一般公開!13:00ー16:30=リーディング・講評・トークセッション

▽ 会場

 芸能花伝舎 創造スペース
(東京都新宿区西新宿6-12-30)
11日=C1 / 18日=C2 / 19日・20日=B1b

▽ テキスト

決まり次第お知らせします。
 
お申込み
   [受講] 俳優  応募受付期間=2月6日(水)〜20日(水)
   [聴講] 劇作家 応募受付期間=2月6日(水)〜20日(水)
   
[見学] 一般  予約受付開始=2月12日(火) 正午より 

募集要項
 俳優・劇作家共通

[定員]
 ・俳優:10名程度/劇作家:5名程度
[応募受付期間] 
 ・2019年2月6日(水)0:00〜20日(水)23:59
[応募先]
[選考]
 ・応募後3日以内に受付確認メールをお送りします(土日祝はやや遅れる場合があります)。
 ・書類選考ののち、2月26日(火)夜までに参加の可否をメールでご連絡します。
 ・上記アドレスからのメールが受信できるようご設定ください。

 俳優

[受講料]
4日間 4,000円 (別途テキスト代がかかる場合があります)
・書類選考後、受講の決まった方に振込先をお知らせいたします。3月5日(火)までにお手続きください。
[応募条件]
・年齢20際以上
・舞台経験2年以上
・プロの俳優として生計を立てていくことを目標にしている方、特にせりふの発声・発語を学びたい方。
・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
[応募方法]
件名を「せりふワークショップ俳優応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
1)経歴書(俳優用) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
2)写真  バストアップと全身の2枚
[備考]
・オーディションなどで当日の予定がわからない方はご応募はお控えください。

 劇作家
[参加費]
無料 (別途テキスト代がかかる場合があります)
[応募条件]
・年齢不問
・1作以上の戯曲執筆経験がある方
・今後も書き続ける意志をお持ちの方、プロの劇作家を目指す方。
・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
[応募方法]
件名を「せりふワークショップ劇作家応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
 1)経歴書(劇作家) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
 

*上記のWordファイルのダウンロード・添付ができない場合のみ、メール本文に下記の必要事項を記載のうえお送りください。
・氏名・ふりがな
・住所・電話番号・メールアドレス
・年齢・性別
・演劇歴(学校・劇団等への所属、ワークショップ・セミナー等への参加)
・執筆経験(劇作家)または舞台歴(俳優)
・自由記入・備考



《初日と最終日は一般公開!
 
稽古見学/リーディング&トークセッション

受付中!
  予約フォーム 
見学者も学べるワークショップ!
筆記用具をご持参のうえ、メモをご自由にお取りください。
俳優・劇作家はもちろん演出家・演劇スタッフの方にもおすすめです。

[一般公開対象日] 両日来場の他、どちらか1日のみのご予約も承ります
 ・3月11日(月) 13:00ー16:15 
   劇作家によるせりふワークショップをなぜ行なうのか。その趣旨を語る
   オリエンテーションと、稽古をご覧いただけます。
 ・3月20日(水) 13:00ー16:30 
   リーディングと講師による講評ののち、
   休憩を挟んでトークセッションがございます。
   初日と併せてご覧いただくと、俳優のせりふの発し方の変化を
   知ることができます。
[入場料]
 ・無料

【担当委員】
   中津留章仁  坂手洋二  藤井ごう 古川貴義
   古川 健  村野玲子 安坂駿一 吉田康一

【お問合せ】
  日本劇作家協会 「せりふを読んでみよう」担当
  TEL: 03-5373-6923
  MAIL: jpa.serifu@gmail.com (「せりふを読んでみよう」専用)
  **お問合せはできるだけメールでお願いします
   jpa.serifu@gmail.comからのメールが受信できるようご設定のうえお問合せください。
   メール不着対応のためにお電話番号もお書き添えいただけると助かります。

http://www.jpwa.org/main/activity/serifu?fbclid=IwAR3fih0011arNGTqS8h1qL3kPx6_86XfQlL0Ld_ayJm1NMQ-XnlhJSwsp4E


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「非常事態宣言」を簡単に出せる人を評価できるなら「緊急事態条項」も乱発するだろう。まあ既に「閣議決定」は出しまくっている。

2019-02-17 | Weblog

「非常事態宣言」を簡単に出せる人を評価できるなら「緊急事態条項」も乱発するだろう。まあ既に「閣議決定」は出しまくっている。

 

虚構新聞じゃなかったらしい。

安倍首相がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦したという。トランプって、勝手な理屈で「非常事態宣言」を出そうとしてる人だから、まあだいたい壁をつくってなんとかできると本気で思っているところがどうかしているのだが、こんな人の考え方を「平和」に貢献すると捉える総理大臣が「緊急事態条項」なるものを乱発し自在に振り回したらどうなるか、考えただけでおそろしい。

安倍首相が憲法を変えたい理由が、自衛隊の隊員募集のために適齢者情報を〈提供〉しない自治体がいるからだという。そもそもこの情報提供じたいが個人情報保護条例に反している。これってむしろ国の方が憲法違反じゃないか。そうかだから憲法を変えたいのか。いやいやいや。理屈はぜんぜん通っていない!

で、国の考え方と違う立場で取材する記者を排除することが、「閣議決定」されたという。わざわざ一個人の記者を狙って?

ありえない。

 

 

写真は、「いか味天 尾道ラーメン味」。尾道発祥という「いか味天」に尾道ラーメンの味をつけたという。これはやってはいけないことだと思うし、半額だからといって、買ってはいけないと思う。案の定、口に入れたとたん後悔する理不尽な濃厚さ塩辛さだが、表面のパウダーを舌に当てずに噛む方法を獲得すれば、それはそういうものかとぎりぎり納得できると思ってしまう自分がおそろしい。まあ、理不尽な現実に合わせるのが人間の知恵ではあるが、誤った国の中枢の耐え難い不見識を自分を誤魔化して呑み込んでしまったら、それは本当にやってはいけない、平和ボケな話である。

 

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戯曲集『くじらと見た夢 / 南洋くじら部隊』出ました。

2019-02-16 | Weblog

戯曲集『くじらと見た夢  /  南洋くじら部隊』(彩流社)、出ました。

帯の背の部分に「捕鯨問題に向きあう2作品収録」とあるように、クジラと捕鯨のことだけで押しまくる、440ページ。これで2400円(税別)は、安い。

彩流社さんによる「坂手洋二戯曲集」第4回配本。このシリーズでは書き下ろすことになっている、解説、作品ノートだけで、72ページ。解説、作品ノート二冊ぶんでもう単行本一冊になるくらいの、長さ。戯曲集なのに難産なのは、そのためですし、書くことはたいへんなのですが、こうして本になってくれると、これまでの全ての日々が報われる気がする。編集の林田さんに、本当にお世話になりました。

日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退という現実の中で、読まれるべき本、と言ってくださる方が多く、ありがたいです。

沖縄・名護の捕鯨について記した著述はほとんど存在しないので、貴重ということも、言えるだろう。

私自身の、長く構想していた、クジラを巡る旅の本でもある。四半世紀を経て、この形での、結実です。

作字も含めてインパクトのある装幀は、坂川栄治さん。最後の色彩選びは、幾つか選択肢を提示されたのですが、私も意見を言わせてもらいました。画家である父にも相談しましたが、この配色に賛成してくれました。出来上がった本を見て、あらためて、いい色だと思います。

出版に携わってくださった皆様、クジラを通して出会った全ての皆様、上演に関わってくださった皆様、お一人お一人に、感謝致します。

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燐光群[春の特別公演]のお知らせ

2019-02-14 | Weblog

燐光群は、[春の特別公演]として、3月15日(金)〜3月31日(日)、下北沢ザ・スズナリにて、

昨夏初演し好評を博した『九月、東京の路上で』と、

新作『生きのこった森の石松』『あい子の東京日記』を上演いたします。

再演一本と、新作短編二本同時上演の、二本立て、と、ちとややこしいですが、詳細を御覧になってください。

〈ReMemory〉というシリーズ名と以下の解説は、私かかわっているけれども一昨年くらいから練ってきた制作部による文章ですが、なるほど、そういうことか、と、私も思いを新たにしています。実際の上演はちと違うものになってしまうかもしれません。悪しからず。

 

『九月、東京の路上で』  3/16(土)〜18(月)、21(木・祝)・22(金)、24(日)・25(月)、27(水)〜31(日)

── 2013年、男はヘイトスピーチの怒号が飛び交う路上にいた。生まれ育った新大久保に差別と排外主義が持ち込まれたことに怒りを覚えていた。ここは多様な人びとが住む開かれた場所だった。それに対する抗議活動を続ける中、1923年の関東大震災で、多くの外国人が殺害されたことを思い出す。ヘイトスピーチの怒号は、90年前に東京の路上に響いていた「殺せ」という叫びと共鳴していた。彼は仲間たちに呼びかけ、殺害や暴行があった東京の各地を訪ね写真を撮り、当時の証言や記録を元に、そこで起きたことを伝えるブログを開設した。これは過去の話ではなく、今に続く事実なのだ。「新大久保の路上から」「警察がデマを信じるとき」「流言は列車に乗って」「地方へと広がる悪夢」「間違えられた日本人」──。2013年秋に始まったブログだが、多くの反響を呼んだ。過去と現在の状況が重なりあっていく。 

2018年の夏に初演した本作は、早い時期から反響を呼び、「媚びぬ演技  台詞力」「愛想はないが、引きずり込まれる」「歴史へのまなざしが深い」(山本健一氏 朝日新聞)、「90年以上前に起きた禍々しい歴史と、現代日本社会に蔓延する不穏な空気は地続きであるという警鐘を、演劇の手法で示した意欲作」(森重達裕氏 読売新聞)、「題材の歴史的・社会的重みはもとより、ノンフィクションと虚構の関係も考えさせられた」「千秋楽の下北沢ザ・スズナリの、それこそ鈴なりになった観客はラストに胸塞がれた」(東京新聞)、「直接に私たちの感性に訴えるこの手法は確かに効果的」(北野雅弘氏 赤旗)等、各紙・誌で好評を博しました。口コミも広がり、多くの方々がご覧になりました。

「ライブ」と「共感」という演劇的な特性によって、「誰が何をしたか」を見つめ直します。現在もなくなることのない差別・排外主義についても明らかにしつつ、あらためて「事実」を探る取り組みです。他方、自分自身が加害者になっていたかもしれないという自戒から芸名をつけた千田是也氏や、コミュニティで外国人を守った人々の姿など、実在の人たちの紹介も織り交ぜつつ、不可視の領域に閉じ込められがちな歴史上の真実に、様々な角度から迫ります。

< 加藤直樹(原作)> ノンフィクション作家。1967年生まれ。著書に『九月、東京の路上で  1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』(ころから  2014年)、『謀叛の児  宮崎滔天の「世界革命」』(河出書房新社  '17年)、共著に『NOヘイト!  出版の製造者責任を考える』(ころから  '14年)など。翻訳に『沸点   ソウル・オン・ザ・ストリート』(チェ・ギュソク著  ころから  '16年)がある。

アフタートークを開催します

↓ 

3/16(土)  加藤直樹ノンフィクション作家)

3/18(月)  林海象(映画監督)

3/21(木・祝)  堀潤(ジャーナリスト・キャスター)

3/25(月)  有田芳生(参議院議員・ジャーナリスト)

3/27(水)  中川五郎フォーク歌手) 

3/28(木)  古川健(劇団チョコレートケーキ座付き作家)

3/29(金)   金守珍(演出家・新宿梁山泊代表・映画監督)

3/30(土) 19時の部  林あまり(歌人・演劇評論家)


ReMemory『生きのこった森の石松』『あい子の東京日記』  3/19(火)、20(水)、23(土)、26(火)

間もなく終わると言われている「平成」。ますます「昭和」は遠い過去の「出来事」になってしまうのでしょうか。私たちは常に連続した歴史の上を生きているという意識のもと、新元号への移行等による歴史の不可視化に対して、二十世紀の文学や記録、歴史的な出来事や叙事詩的な言語を元にした作品群を展開することで、かつての社会、文化は何であったかを問い直す「ReMemory」シリーズを開始します。そして、現在形のものとして舞台空間において検証し、埋もれそうな、あるいは、失われそうな、さらにはそうなってしまった「事実」を「再記憶」します。

シリーズ第一弾であり、坂手洋二の構成・演出による本作では、現在への歴史を生きる「男」と「女」の私的なストーリーを通じて、自分がより自分らしく生きること、人と人との結びつきやコミュニティの大切さ、個人と社会との相克を、硬軟取り混ぜて描き出します。

 『生きのこった森の石松』では、「清水の次郎長」の物語に登場するキャラクター「森の石松」が、現代の夜を巡るしがない屋台の主の姿を借りて再び登場します。誰が聞くのかわからぬままに、石松は身の上話を始めます。孤児であった彼は侠客の男に拾い育てられ、その後、次郎長の子分になりました。人を信じる性格で義理人情に厚く、酒飲みの荒くれだが憎めないお人好し。それは彼が孤児であったことに由来しており、目上の人や居場所となる土地の人たちを、自分の家族と思ってしまうかのような濃厚な関係性を求めていたと言えるでしょう。そこに、一人のあるいは架空の「特別な客」たちが現れ、「森の石松/(彼を演じる)鴨川てんし」と遭遇します。彼らは生きているのか、死んでいるのか──。今どき珍しい彼の一途さや情にもろさに、本音や隠し事をつい漏らしてしまう客たち。歴史上の人物や市井の人々との濃密な「対話」により、これまで表立っていなかった物語が思わぬ形で息を吹き返し、歴史の深層が掘り起こされます。さらに、「森の石松」の率直な生き方が、様々な形で制約を受ける私たちの不自由な生き方に、一石を投じます。

『あい子の東京日記』では、「中間小説」というジャンルを誕生させ人気を博した作家・中山あい子が登場します。亡くなって十年が過ぎ、その実娘である女優・中山マリ本人が、母の執筆していた机に座って、母を偲んでいました。シングルマザーとして自分を産み育ててくれた母について語る彼女。思い出と感謝に溢れたその語りは、いつしか彼女を見つめる慈愛に満ちた母自身の語りへと移ろいます。台所等の生活の場と机とのめまぐるしい往復、そして、忍苦の日常と輝かしい瞬間との拮抗、これらが劇的に行き交う様を、自らが母を演じることで体験し表現します。さらに、母の作品世界が彼女の言葉となって紡ぎ出され、その世界を再現します。自らの「中間小説」について中山あい子が、「でも、その中間って、なに?」と自身に問いかけ、自らに課した「日記」の中で、自己の意識を巡る旅に出ます。軽やかさとユーモアを持ちながら、女性が一人で生きること、社会で活躍することについての相克と心情が吐露され、女性であること、母であること、何より、一人の人間としていかに生きるかが、現代を生きる私たちの胸に迫ります。

アフタートーク開催します

20日(水)終演後 佐藤愛子(小説家)・坂手洋二・中山マリ

23日(土)夜の部 終演後 中山マリ・鴨川てんし 


http://rinkogun.com

 


 

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映画『空の瞳とカタツムリ』

2019-02-13 | Weblog

映画『空の瞳とカタツムリ』。

HP等に、コメントを書いた。

登場人物はそれぞれ作者の一部。傷つく原因も自分だし、傷つけているのも、傷つけられるのも自分だ。自分が自分であることが怖いのだ。迷い惑う心としての「脚本」に対して、「映画」が逃れられないように、身体を与えた。

 

旧友であるらしい三人の登場人物は三人で一人であり、作者そのものだということは、すぐわかる。三人はそれぞれ作者の一部であり、まるでバラバラなのだ。だから重なる要素がない。仲のいい昔からの友達には見えやしないし、ちゃんと思春期をやってこなかっただけみたいにも見える。

傷つく原因も自分だし、傷つけているのも、傷つけられているのも自分だ。それぞれが自分に都合良く「欠落感」を言い訳にしている。登場人物達の葛藤は空回りし、「自分が自分であることが怖い」という仕組みだけが伝わってくる。

男性役をえらく便利に使っている「女目線」の構図なのだが、製作現場はそれを逆手にとったのだろう。迷い惑う心であるところの「脚本」に対して、「映画」が逃れられないように身体を与えた、という仕組みになっているかのようだ。

そして、物語における存在の比重が、誰かから誰かにうつっていく過程が、この映画をスリリングにしている。

最初は弱点であり欠点であるように見えかけていたものが、この世界では大切なものなのだろうということが、自然と伝わってくる。映画は現実の鏡であり、誰かの想念の中にこの人達は確実に存在しているはずだと感じられる。

 

松枝君、成田さん、もろもろと旧知の方々が関わっている。どこか廣木隆一っぽいし、相米慎二っぽい。

で、この映画の宣伝美術は、燐光群3月公演『九月、東京の路上で』+『生きのこった森の石松』『あい子の東京日記』の宣伝美術も手掛けている、われらが Lee Uni (李潤希)である。

 

■キャスト
縄田 かのん
中神 円
三浦 貴大
藤原 隆介
利重 剛
内田 春菊
クノ 真季子
柄本 明

■スタッフ

監督:斎藤久志
脚本:荒井美早
企画:荒井晴彦

■公開情報
2019年2月23日(土)池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

<strong>■公式サイト
http://www.sorahito.net/

 
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【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバル・コンペティション部門大賞は、『ヤメ暴~漂流する暴力団離脱者たち’18〜』

2019-02-11 | Weblog

【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバル・コンペティション部門大賞は、『ヤメ暴~漂流する暴力団離脱者たち’18〜』
(2018年/69分/Blu-ray/カラー/CBCテレビ ディレクター:下野賢志)が、選ばれた。

なんですぐにこの記事をアップするかというと、このバージョンが今夜というか明日未明というか深夜2時台に、TBS系で放送されると下野ディレクター自身が受賞の辞で語ったからである。(間違いないよね?)

テレビですぐ見れるのだ、ということでもあるが、私はスクリーンで見られてよかった。『ヤメ暴~漂流する暴力団離脱者たち’18〜』は、人間ドラマである。ラストのセリフは胸に迫る。今の日本がこの角度から見られる、という現実。劇団と暴力団は似たようなところがあるというような選者もいたらしいが、どうなのだろう。

途中からしか観られなかったが、『ラーマのつぶやき』も魅惑的だった。何より、シリアから日本に移住したティーンエージャーのラーマ自身の存在感が、素晴らしいのである。

座・高円寺が、ドキュメンタリー・ジャパンさんと一緒にこの催しを十年続けてきたことは、すごいことだ。『標的の村』以降の三上智恵監督の能動的な動きも、この大賞受賞から始まったのだと思う。

前夜に高円寺で受賞した『ヤメ暴~漂流する暴力団離脱者たち’18〜』、本当にTBS系で放送されたが、もう一度ラストだけ見たいと思って終わり頃を観たところ、あの、映画版で新たに追加されたラストは、放送しなかった。当然、あのセリフもない。ないのでネタバレになるも何も関係ないので防忘的に記せば、孤独についての言及である。

 

http://zkdf.net/competition/#yamebou

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この顔にピンときたら、

2019-02-11 | Weblog

Pカンパニー公演『拝啓、衆議院議長様』。2016年、神奈川県相模原市の障害者施設「やまゆり園」で起きた元職員による大量殺人事件が法廷で裁かれるまでを描いた。このところ新作を連続して多数発表している古川健・作。早々に完売し、評判も上々ということである。弁護士を主人公にした作劇。犯人が事件を起こす前に衆議院議長宛に自分の主張を届けていたことを示す『拝啓、衆議院議長様』というタイトル通り、現在の日本の政治にも肉薄するかと想像していたが、そちらの方向ではなかった。公演は本日まで。

私は個人的に、事件そのものとその後の報道や社会での反響について、被害者や被害者になっていたかもしれない人たち自身の人権が尊重されるべきという考え方が強くあるため、複雑な思いを抱いてしまう面はある。

犯人=被告役は、荻野貴継。

荻野は、昨年初演の燐光群『九月、東京の路上で』での衆議院議員を脅迫する自衛官役でも、その不気味さ、怜悧さへの指摘が多く、反響があった。この役を演じることが決まって一年前から役作りをしていたという今回の犯人役も、評価されているようだ。

荻野が引き続き自衛官役を演じる『九月、東京の路上で』は、再演される。3月15日 (金) ~31日 (日) 、下北沢ザ・スズナリ。四月はツアーに出る。

写真は、昨年秋、燐光群『サイパンの約束』稽古場での、荻野。この時は映画の助監督役で、危険な奴ではありません。(撮影・古元道広)

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映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』と『九月、東京の路上で』

2019-02-09 | Weblog

映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』。

2019年2月16日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開という。

日本版監修協力に、加藤直樹。『九月、東京の路上で』の作者がなぜそうして関わるかというと、この映画がまさに、『九月、東京の路上で』の関東大震災の時代背景に基づいているからである。

『金子文子と朴烈』を配給するのは、太秦。古い仲間である小林三四郎さんの会社である。この映画には金守珍さんはじめ多くの知人が出ている。

映画が公開された一ヶ月後、『九月、東京の路上で』が、再演される。3月15日 (金) ~31日 (日) 、下北沢ザ・スズナリ。四月はツアーに出る。

御縁である。

 

映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』

http://www.fumiko-yeol.com

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ザ・スズナリ裏にスロープ登場 金満里ソロ『ウリ・オモニ』

2019-02-08 | Weblog

金満里ソロ『ウリ・オモニ』。

ソロ公演ならではのシンプルな集中力。そこにすっと入ってゆける開放感も素晴らしい。言葉のない上演であることの意味が、明確に伝わってくる。

会場のザ・スズナリは、バリアフリーというコトバには縁のない劇場と言われて久しかったのだが、このたび、この公演のために、舞台裏手にスロープが仮設された。スズナリの野田さん、森下紀彦舞監らが叡智を結集したという。隣の教会さんも協力してくださった。

初日は保坂展人世田谷区長と金さんのトークもあり。とてもハートのあるトークだった。

いろいろな意味で、下北沢演劇祭が積極的になっている、成果である。

 

初日は満席だったが、月曜までの3公演は、まだお席に余裕があるということです。「満席」と聞くと観劇を見合わせる方がいるというので、お節介ながらお伝え致します。

 

http://taihen.o.oo7.jp/upcoming.html

 

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森羅万象のことはわかりませんが、私の担当からは外れて下さい

2019-02-07 | Weblog

国会中継によると、 安倍晋三首相が「総理大臣なので森羅万象全て担当していますから」と言ったという。

森羅万象のことはわかりませんが、どうか私の担当からは、外れて下さい。

 

写真は、説明しません。こちらの担当もされているのでしょうから、安倍さんに尋ねてください。


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「ゴッドハンド」の中身。

2019-02-06 | Weblog

昨日の続き。

 

「ゴッドハンド」の看板には「地上最強のウドン店」と書かれていることに、今さらながら驚く。

その年末の夜、他に男性客一人しかいない広い店内で、私が頼んだのは、うどんの「中」と、きつねといんげん天だった。

この地ではごくふつうのうどん屋のように見えたのだが、「地上最強」とは気づいていなかった。

汁は自分で、かける。麺がはみ出しているのではない。これ以上汁をかけるとこぼれる、と言うべきだ。
 

麺がとても太かったことは憶えているが、太いとはいっても、讃岐うどんの標準ぎりぎりではあっただろう。

 

目の前のこととなんの関係もない書き込みを続けてみたかった今日の私。

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