Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

NHKが当確を出さないでいたので待たされていたという。

2018-09-30 | Weblog

8時直後に玉城デニー知事に当確が出たが、しかし、万歳は控えていた。
NHKが当確を出したら、報道機関全てが当確出すことに?という話もあったようだ。
デニー開票速報を見守る会場、やっとこNHKが当確を出した。

ついにバンザイ!

佐喜真陣営が出口調査に「デニー」と言えという指示が出ていたという噂もあり。一時間半も遅れるのだから何か工作が、という陰謀論があり。

台風一過の沖縄、とにかくやっと晴れやかな顔、顔をネットテレビで観る。

 

写真は去年、辺野古の海!

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玉城デニーさん 沖縄県知事選当確!

2018-09-30 | Weblog

玉城デニーさん 沖縄県知事選当確!

朝日の電子号外。

よかった。

ほっとした。

 

皆さんお疲れ様でした。

 

 

 

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ほんとうに戦争はいやだと思う

2018-09-29 | Weblog

ほんとうに戦争はいやだと思う。

サイパン、テニアンに行ったときの記憶は、ときどき甦る。

七割を沖縄出身者が占める人々が、この地で暮らすことを選び、生活し、結局は、日本という名の「本国」の都合による戦争によって、多くが死を余儀なくされ、送還され、その在住の歴史を終わらせた。

もともと島に住んでいた人から収奪したという意見もあるが、主にその地を開墾し、キビを育て、町を作った人たちである。特にテニアンは、彼らが移住するまでの二百年近く、ほぼ無人島だったのだ。

 

なぜ、ほんとうに戦争はいやだ、という「常識」が、共有されない国になったのか。

「朝鮮戦争」が終結することを歓迎できないのか。

米軍が本国に引き揚げる可能性が増したことを喜ばないのか。

「中国の脅威」などという根拠のない言説で、なぜ、平和な島が、戦争の構えを据え付けられなければならないのか。

 

東京在住者の多くは気づいてさえいないのだが、自分の住んでいる場所の上空が米軍機の飛行ルートになってしまっていることを、なぜ容認してしまうのか。

 
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玉城デニー氏に対するひどいデマ

2018-09-27 | Weblog

沖縄県知事候補の玉城デニー氏に対するひどいデマが飛びかっている。各所で事実無根な数々の情報も見かける。

呆れかえるのは、「玉城デニー氏が知事になったら沖縄が中国に乗っ取られる」という物言いが、沖縄の若者層を中心にかなり広がっているらしい。

きょうも沖縄の若い層に近い人からそう聞いた。

こんな、二重三重の意味でひどいデマの横行には、呆れるしかない。いくらなんでも意味も根拠もないから取り合うこともないと考えるのが普通なのだろうが、「意味も根拠もないからこそ浸透するのが噂なのだ」と見る人もいる。根拠がない言説だけが流布され増殖されていくのが現実なのか。

ネトウヨたちが辺野古・高江の米軍基地反対闘争の現場の人たちについて「中国の手先」「中国から金が動いている」という虚偽を喧伝してきた蓄積ともいえるのだろう。

与那国・石垣・宮古の島々への自衛隊配備じたいが、まったく必要のない、「仮想敵国への挑発」であるから、やめるべきなのだが、国家をあげてのそうした虚偽情報の積み重ねが、こんな局面で不条理な、選挙民を動かしかねないデマとして機能するとしたら、ほんとうにこの国全体の間違った方向性を正すことは必要で、今回の県知事選の重要性を、あらためて思う。そもそも今回の県知事選を落としたら、「県民投票」だってあぶないだろう。

 

防衛庁自体が辺野古新基地の地盤には調査が必要だと言い出しているというニュースもある。新基地については、もう本当に終わらせなければ。

 

 

 

 

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サイパン北端

2018-09-27 | Weblog

サイパンと出会ってから少しずつ戦争・歴史に対する考えが別な方向に変わってきたような気がする。

七十四年前、サイパン北端での夥しい死。

今月、あらためて、そこで生きのこった何人かの方のお話を聞いた。

 

演劇をつくるということは、何ごとかを物語るということなのだろうか。

できれば、ただ「そこ」に身を置くように、表現したいという思いがある。

松元ヒロさんの「ひとり立ち」、二時間の独演を見て、いろいろなことを思わされる。圧巻だった。

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東京都知事が沖縄県知事選で「東京」を引き合いに特定候補を応援するな

2018-09-26 | Weblog

東京都の小池百合子知事は23日、自民党や公明党が支援する県知事選候補佐喜真淳氏の応援で沖縄入り、街頭演説などをした。

小池氏は自民党を離党し、都議会自民党とも対立している関係だが、自民党二階敏博幹事長に応援を依頼されたという。自分の意志での応援でないというのもヘンだ。

そもそも都議会開会中、まだまだ多くの問題が指摘される豊洲市場の開場を控えるタイミングで、なぜわざわざ他県での選挙応援に出かけるのか。

 

小池氏は沖縄担当相時代に観光振興に取り組んだといい、「かりゆしウエアを世界に広める会」の初代会長だったと自慢、東京と沖縄の「共存共栄」を主張したが、まったく論理は破綻している。べつに沖縄とは何の関係もないはずだ。まさか築地市場を宜野湾市に、普天間基地を豊洲に移転しようというわけではないだろう。 

沖縄の友人に「東京の人間は小池なんかを知事にしたくせに、沖縄の知事選のことをどうのこうの言わないでほしい」と言われれば、まったくその通りなのだ。

 小池氏が沖縄県知事選で「東京都知事」の資格で「東京」を引き合いに特定候補を応援したのだとすれば、それは都民の立場としても明確に批判したい。

かつて小池氏が国会議員として、沖縄選出国会議員時代の玉城デニー氏が特定秘密保護法の危険性を指摘する市民からのFAXを示していたさい、「日本語読めるんですか? わかるんですか?」とヘイト発言したことも、忘れてはならない。小池氏が現在も日本会議メンバーで、在特会とも繋がっている差別主義者であることは、事実なのだ。

 

写真は、沖縄オリジナルのバヤリース。 

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『サイパンの約束』に向けて

2018-09-24 | Weblog

『サイパンの約束』に向けて、とにかく邁進する日々。

この劇のためのインタビューは、主に沖縄で行われた。サイパンで暮らし、戦禍を逃れた人たちは、自分の身体の傷跡をみせてくれたり、思いがけず私が調べている事件の当事者に近かったり、驚きの連続だったが、取材を受けてくださった方々が、皆さん克明に細かな数字のデータまで記憶されていることに驚いた。あとで調べてみてもすべて間違いがないのだ。

印象深かったのは、「死の臭い」の記憶だ。一度知ってしまえば、それは、戦争を体験した者にとって、終わることのないものなのだ。

 

サイパンに移住した日本人の七割が沖縄出身である。そしてテニアンは、日本人が住む前は、当時ほとんど誰も住んでいない島だった。

自分が日本人だと思っても、故郷が沖縄だと認識していなかった人もいた。強制的にサイパンから送還されることになって、本籍地データから沖縄に送られるという分別を受け、「どうして沖縄なの?」と驚愕し抵抗し、初めて沖縄に着いて、「みんなが何を言っているかまったくわからなかった」という人もいた。皇民化教育のサイパンで、彼女は標準語しか使っていなかったからである。

九十歳に届くはずの彼女は、どうみても七十代にしか見えなかった。その時その人が感じたであろうものを、私たちは想像するしかない。俳優が舞台上でまさに感じていることとして、観客につたえるしかない。

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情報公開 『サイパンの約束』

2018-09-23 | Weblog

燐光群最新作『サイパンの約束』情報公開です。

 

『サイパンの約束』

 

11月23日(金・祝)~12月2日(日)

座・高円寺1

 

作・演出 坂手洋二

 

[出演]

渡辺美佐子

中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和

間宮啓行 円城寺あや 大西孝洋 さとうこうじ

咲田とばこ 樋尾麻衣子 杉山英之 荻野貴継

武山尚史 山村秀勝 和田光沙

 

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)

音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督○森下紀彦

美術○じょん万次郎

衣裳○小林巨和

演出助手○山田真実

文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ

写真○姫田蘭

宣伝意匠○高崎勝也

協力○岩淵ぐるうぷ 浅井企画 劇団ジャブジャブサーキット 

制作○古元道広 近藤順子 

後援○杉並区

提携○NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

 

 

ゲストと坂手洋二によるアフタートークあり。

本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

 

25日(日) 森達也 (映画監督・作家・明治大学特任教授)

28日(水) 前川喜平 (現代教育行政研究会代表・元文部科学事務次官)

30日(金) 寺尾紗穂 (音楽家・エッセイスト) 

 

【国内ツアー】

[岡山] 12月11日(火)市民文化ホール

[伊丹] 12月14日(金)〜16日(日)AI・HALL 

[名古屋] 12月20日(木)・21日(金)愛知県芸術劇場

 

 

http://rinkogun.com/Saipan_Tokyo.html

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サイパンについての劇

2018-09-22 | Weblog

自分がサイパンについての劇をつくることができるのだろうか、重い問いの末、さらに探索しなければならないことが出てくる。

まだまだこれからだ。

だが、何をすべきかは、見えている。

ここしばらく面倒なことに巻き込まれ不毛な対応に時間を費やさざるをえなかったが、もう振りきる。

昨夜Y君が言っていたことが正しい。

私たちの本分は書くことである。

 

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こんなことして選挙違反にならないのか。

2018-09-21 | Weblog

沖縄知事選。玉城デニー(前衆院議員)・佐喜真淳(前宜野湾市長)両候補の一騎打ちである。

それにしても最近の「期日前投票」の多さはどうだ。

今年2月の名護市長選挙では、総投票数約3万7000票の6割に当たる約2万票が「期日前投票」だった。もちろん過去最多。

今回の知事選も始まったばかりだが、前回知事選の同時期を大きく上回っているらしい。期日前投票開始の初日(14日)の段階で、二倍、三倍以上。那覇市、沖縄市では四倍以上という。

もちろん特定の組織からの働きかけがあるからだろう。「大動員をかけて集めた人たちをそのままバスで投票所へ」「会社ぐるみで終業後に連れていかれる」という話も聞かれる。監視役も配置されて、投票の様子をチェックするのだという。後日、得票数を綿密に調べ、割り当て数に足りなければ仕事を干してしまうと恫喝されているのだ。それに加えて、従業員・家族・親戚・友人・知人に期日前投票を依頼、実際に行った人の名簿提出も要請されている例もあるという。

「期日前投票」はそんな大量投票動員工作のために作られたシステムではないし、そもそもそうした投票強制行為が選挙違反にならないというのが不思議でならない。

証拠があれば、投票妨害にあたるはず。まあ、敵は証拠を残さないのであろうけれど。

 

「正義が勝つ」のがスタンダードでないと、それを通すにせよ、ひねるにせよ、「物語を綴る」仕事は、むつかくしくなってしまうのですよ!!

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第24回 劇作家協会新人戯曲賞 一次審査通過作 発表

2018-09-20 | Weblog

第24回 劇作家協会新人戯曲賞。

応募総数238本のうち、30本が一次審査を通過。

一次審査員の皆様、おつかれさまでした。

それにしても今年は、知り合いが一番多いのではないだろうか。

いや、毎年こんなものかもしれない。

 

第24回 劇作家協会新人戯曲賞 

一次審査通過作一覧 (30作品・応募戯曲到着順)

 

「幕末舞台の楽屋話」 江戸和也

「小川きらきらハイスクールダイアリー 」 細川洋平

「冷たい夜を運ぶ」 くるみざわしん

「『小医癒病』 中医癒人 大医癒世」 加藤真史

「オフリミット」 合田団地

「イッツ・ア・クローズドワールド」  長堀博士

「満ちて溢る」 加糖熱量

「全部、在る。」 園部まりあ

「あくたもくた。」 守田慎之介

「孤独、あるいは……。」 松島寛和

「意外とゆっくり飛んでいる」 よしだあきひろ

「へたくそな字たち」  大西弘記

「なんども手をふる」 吉田康一

「ほたえる人ら」 竹田モモコ

「葉影の花、花影の葉 −贋作明治文壇史「紅葉と鏡花」− 序破急の3章と9場」 佐々木猛

「鎖骨に天使が眠っている」 ピンク地底人3号

「焔 −ほむら」 中村ノブアキ

「青組」 磯嶋勇吾

「屈葬」  鈴木 穣

「世界の終わりと待ち合わせ」 伊藤悠子

「草苅事件」  フジタタイセイ

「フリーターの矜持」 笠島清剛

「今宵、分裂する世界と癒着するいくつかの嘘」 川津羊太郎

「鳩ぽっぽファクトリー」 小林ちゅー

「リタイアメン」  清水弥生

「光の中で目をこらす」 小高知子

「折り鶴」 青木文太朗

「うつくしい生活」 渡山博崇

「それでも好き」 台越竜太郎

「ニシキごい」 ヒノ影アラン

 

一次審査員

 赤澤ムック、大田雄史、小川未玲、刈馬カオス、黒川陽子、杉浦久幸、

 角ひろみ、象 千誠、高谷信之、嶽本あゆ美、棚瀬美幸、出口 明、

 ナカヤマカズコ、原田ゆう、平塚直隆、南出謙吾、柳井祥緒、芳﨑洋子

 

二次審査を経ての最終候補作の発表は10月末の予定。

 

………

 

第24回劇作家協会新人戯曲賞 最終審査会 「劇作家大会2019大分大会」

    

 [日時] 2019年1月26日(土)

 [会場] J:COM ホルトホール大分

 劇作家大会特設サイト ⇒ https://jpac2019-oita.org

 

最終審査員

川村 毅、坂手洋二、佃 典彦、土田英生、永井 愛、平田オリザ、マキノノゾミ

 

審査会司会 瀬戸山美咲

 

賞 正賞は時計、副賞として50万円が贈呈されます。

 

(主催 一般社団法人 日本劇作家協会 / 後援 公益財団法人 一ツ橋綜合財団)

 

 

http://www.jpwa.org/main/activity/drama-award/prize

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日本ペンクラブ編・アンソロジー『憲法についていま私が考えること』、あす発刊。

2018-09-20 | Weblog

 

日本ペンクラブが編集したアンソロジー『憲法についていま私が考えること』、あす発刊です。

 

吉岡忍さんが前書きに書かれているように、憲法については各人が、それぞれ自らの方法で語りたいのである。

赤川次郎さんが、「自分の生き方が憲法に合っていた」というのが、なんだか印象に残った。

 

拙文は、『九月、東京の路上で』劇化と、呼応する内容。ご一読下さい。

 

以下、内容。

 

日本ペンクラブ編集 『憲法についていま私が考えること』

 

いまこそ、憲法と平和について話そう。

特定秘密保護法の強行採決以来、安保関連法、共謀罪の強行採決……加速する改憲問題の行く末は―? 44名の作家が考える、この国のこと、私たちの未来のこと。

【執筆者一覧】
赤川次郎/浅田次郎/あさのあつこ/梓澤和幸/阿刀田高
大城貞俊/太田治子/落合恵子/加賀乙彦/岳真也/金井奈津子
金子兜太/金平茂紀/川村湊/神田松鯉/黒田杏子
玄侑宗久/坂手洋二/佐高信/佐藤アヤ子/下重暁子/志茂田景樹
高野ムツオ/高橋千劔破/谷川俊太郎/田原総一朗/出久根達郎
ドリアン助川/中島京子/中西進/中村敦夫/中村文則/野上暁
馬場あき子/堀武昭/又吉栄喜/松本侑子/三田誠広/盛田隆二
八重洋一郎/山田健太/養老孟司/吉岡忍/若松丈太郎

 

出版社 KADOKAWA (2018/9/21)

ISBN-10: 4044003971

ISBN-13: 978-4044003975

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韓国現代戯曲ドラマリーディングIX 俳優オーディションのお知らせ

2018-09-19 | Weblog

韓国現代戯曲ドラマリーディングIX 

大澤遊、中野志朗、川口典成という、三人の演出家が決まりました。

出演俳優オーディションのお知らせです。

拡散司令が来ましたので、こちらにも掲載します。

たまたま先に読んだ『黄色い封筒』は、現代の韓国社会を描く、迫真力ある作品です。 

 

ただ、今回のリーディングの日程は、大分での「劇作家大会」(1月24〜27日)と、まるかぶりです。

こちらに出演が決定すると「劇作家大会」には参加できません。念のため。

韓国現代戯曲ドラマリーディングⅨ
俳優オーディションのお知らせ 募集要項

日韓演劇交流センターでは、2019年1月に9回目の『韓国現代戯曲ドラマリーディング』を企画しております。公演に際しまして、出演者を広く公募することにしております。日韓の演劇交流事業として、韓国の現代作家を日本に紹介するためのリーディング公演となります。後述にあるような作品の上演を計画しております。

出演ご希望の方は下記の要項を熟読のうえ、必要項目すべてを応募用紙(書式自由)A4サイズ1枚にまとめ、メールにてお申し込みください。なお、メールがどうしても難しい場合は、郵送も可とします。

また、戯曲の粗訳を準備しております。こちらはメールのみの対応となります。必要な方は事務局までお問い合わせいただければ戯曲をメールにてお送りいたします。質問はお電話では対応しかねます。メールかFAXにてお願いいたします。
それでは、たくさんの皆様からのご応募をお待ちしております。

■上演3作品
『少年Bが住む家』 
作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン 演出:大澤遊
『黄色い封筒』 
作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里 演出:中野志朗
『刺客列伝』 
作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子 演出:川口典成

■お申し込み・お問い合わせ先
メール akira@tee.co.jp 必ず件名に『2019日韓リーディング』としてください。
郵送 〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内   日韓演劇交流センター行
FAX(問い合わせのみ)  03-3920-4433  日韓演劇交流センター 宛

■応募用紙記載事項 (A4、1枚のみ)
写真、プロフィール(年齢、身長は必須)、希望作品、志望理由をお書きのうえ、書式自由。
必ず連絡の取れるメールか電話番号かを明記してください。
※応募者多数の場合、書類選考を行います。

■オーディション日時・会場
10月29日(月)11時~18時 作品ごとに時間を区切って実施予定(順番など未定)
国立オリンピック記念青少年総合センターを予定

■締め切り
10月20日(水)18時必着

■結果のお知らせ
書類選考結果 10月23日頃メールにて通知予定
オーディション結果 10月23日頃
※郵送のみの方には通知が遅れます。

■オーディション参加条件
韓国演劇に興味のある方で、20歳以上で1年以上の俳優経験者、心身ともに健康の方
出演料は1ステージ10,000円程度(稽古手当・交通費込み)
稽古期間は1月頃から7~10日程度
12月に顔合わせを実施予定
公演中は他の作品も必ず観劇し、期間中行事に必ず参加すること
チケットノルマはありませんが、積極的にチケットを売っていただくこと
※日程などは予定ですので、変更の可能性もあることをご理解ください。

■オーディション参加費
無料

■作品について
『少年Bが住む家』 作:イ・ボラム 翻訳:シム・ジヨン 演出:大澤遊
加害者の立場で書かれた作品で、殺人事件の加害少年とその家族の物語。韓国でも社会問題となっている少年犯罪に対して、新たな切り口でアプローチした問題作。
『黄色い封筒』 作:イ・ヤング 翻訳:石川樹里 演出:中野志朗
40代の男性作家。長く韓国国内の労働運動などに携わっており、演劇界デビューが遅い作家。2010年代頃から活躍し始めている。作者のライフワークともいえる労働運動の立場を踏まえ、セウォル号事件の黄色リボン運動のをモチーフとして扱われている作品。
『刺客列伝』 作:パク・サンヒョン 翻訳:木村典子 演出:川口典成
韓国の歴史上における、様々圧政に対して時の権力者に弓ひくものたちの列伝。中国支配から日本による支配の時代まで、韓国から見た英雄たちの物語ではあるが・・・。

■上演日程(予定)
2019年1月23日(水)~27日(日) 各2回公演
入場料 1,500円(シンポジウム含)  シンポジウムのみ500円

■上演会場
座・高円寺1

日韓演劇交流センター
〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
FAX:03-3920-4433 akira@tee.co.jp

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テアトロ誌の特集

2018-09-19 | Weblog

テアトロ誌に、特集されました。歌舞伎版「ワンピース」で大成功を収めている同輩・横内謙介くんと並べられるとは、面映ゆい限り。

特集されていること自体、執筆陣の一部の方に聞かされていなかったら、知らなかったのですけれど。

ずっと観てくださっている、批評家の諸先輩に、感謝です。

 

ただ、石澤秀二さんの文にある、斎藤憐さんと私の関係等は、葬儀の日のディティールもちょっと勘違いされているのですが、私がお伝えしていなかったのがいけないのでしょう。私にとって、斎藤憐さんという先輩は、特別な存在でした。劇作家協会設立から二十年近くの間、いちばん喧嘩しながら、もっとも親しくさせていただいていました。家族親族でもないのに、あんなに誰かの家に入り浸ったことは、過去にも先にもありません。亡くなられてまもなく七年になりますが、私は今も時折り、憐さんと共に行動しているつもりでいます。

林あまりさんのリクエストにも応えるつもりです。色気が身の上の作家でありたいです。初演から二十年を経て出版された『漱石とヘルン』(彩流社)にも、触れてくださいました。

いろいろ思うところはありますが、ありがたいことです。黒羽栄二さん、みなもとごろうさんも、本当に長い間、拙作を観ていただいていて、感謝です。

記事を書くために丁寧なインタビューをしてくださった高橋豊さんにも、心から御礼申し上げます。

 

まあ、もうしばらくは、倒れずにやっていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「プロ市民」人権賞、設立。明日、エントリー締切。

2018-09-18 | Weblog

第1回 「プロ市民」人権賞。

唐突に、新設されたという。

え? え? 「プロ市民」というのはネトウヨが使う、市民運動に携わるリベラル陣営に対する、ひどい蔑称のことでは?

9月1日の、横網町公園での関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式に出たさい、知り合いから渡されたチラシに、ビックリ。

どうやらこれを思いついた人たちは、「プロ市民」のパブリックイメージを逆手にとってみよう、ということらしい。

「プロ市民」という言葉は、そもそもは「地域に根ざし、地域のことに主体的にかかわり責任を果たし続けることを引き受けた人」という意味で、佐賀県鹿島元市長の桑原允彦氏が考え出した造語だというのも、知らなかったよ。

「社会運動をガンバルあなたへ」「たまにはホメあおう」というサブタイトルもついている。

現場のしんどさを、ユーモアで乗り越えようということ。

「福岡地区合同労組の争議解決金の一部」が基金になっているというのも、いいなあ。

受賞者にちなんだオリジナルTシャツも作るという。

詳細は、以下。

 

 

「プロ市民」人権賞がスタートします。
これは労働運動・市民運動で活躍する団体・個人を表彰する賞です。
受賞者には、賞金10万円+副賞オリジナルTシャツ(毎年、受賞者仕様で作成)を贈呈します。「福岡地区合同労組の最近の争議解決金の一部を賞委員会に託していただき、基金のスタート台として動きはじめます。」
 「プロ市民」という言葉は、社会運動をやる人たちを侮蔑的に呼びかたで知られているようです。しかし、そもそもは「地域に根ざし、地域のことに主体的にかかわり責任を果たし続けることを引き受けた人」という意味で、佐賀県鹿島元市長の桑原允彦氏が考え出した造語。この「社会を切り開く、豊かな可能性のことばの復権」と「共同のネットワークを紡ぐことを求めて」を胸にして、名づけました。
 つまり、戦争、原発、差別、弾圧などを押し返すために活動している人を「プロ市民」とあえて呼ぶ事、草の根的に頑張っている方々へスポットライトを当てる事で、社会運動でがんばる人たちへささやかな希望につながれば、という想いから賞を立ち上げます。
 候補者のご推薦、基金へのご支援・ご協力をいただきながら、この小さな賞をみなさんと一緒に大きく育てていけたらと願っています。

(2018年7月 「プロ市民」人権賞・委員会)

https://proshimin.jimdofree.com

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