Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

2016年の『カムアウト』千秋楽

2016-03-31 | Weblog
泣いても笑っても今日昼2時の回でおしまい!
私の劇で女子たちだけの世界を描く劇は珍しいから、まあ、ほんとに、今回も、楽しく、新鮮な、出会いの数々に感謝します。

できればもっと現場に顔を出したかったなあ!
(『野鴨中毒』千秋楽が『カムアウト』三日目でした)

『カムアウト』まもなく千秋楽です。



…………

『カムアウト』上演情報詳細は以下の通り。

http://rinkogun.com/comeout20161989.html

『カムアウト 2016←→1989』 
作○坂手洋二 演出○藤井ごう

3月19日(土)~31(木) 
下北沢ザ・スズナリ

そこは、水中花のようにゆらめく、女たちの家。
そして、誰も知ることのなかった、たたかいの城。
「カムアウト」とは、自己のセクシャリティーを告白すること。
27年前、まだ日本じゅうが「カミングアウト」という言葉を知らなかった頃、
「女を愛する女たちの劇」が初めて登場した。

小野寺ずる
小林遥奈
佐々木美奈
渋谷はるか
清水さと
清水美輝
鈴木紀子
高木愛香
高瀬弥生
橘麦
長尾純子
西村順子
平井愛子
百花亜希
和田みさ

重田千穂子
都築香弥子

宗像祥子
秋定史枝
川崎理沙
根兵さやか
番匠郁

鴨川てんし
川中健次郎
猪熊恒和
杉山英之
武山尚史
宇原智茂

3月 今後の公演スケジュール
31(木)14:00


受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前 
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。

【全席指定】
前売:一般3800円 ペア7000円 
U-25/大学・専門学校生3000円 高校生以下2000円
当日:4200円
ベンチシート3500円(前売・当日共。U-25、学生割引あり。)
※U-25、学生券は前日までにご予約の上、当日受付にて要証明書提示。

燐光群オンラインチケット(一般・ペア前売のみ) http://rinkogun.com

ご予約・お問合せ○燐光群/(有)グッドフェローズ TEL 03-3426-6294
ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp

発売中!『ブレスレス/カムアウト』1,800円+税 而立書房

文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
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「カムアウト」最後の2ステージ お見逃しなく

2016-03-30 | Weblog
今日7時と明日2時に「カムアウト」最後の2ステージ。お見逃しなく。
http://rinkogun.com/comeout20161989.html

昨夜はもう三十数年の悪友・孫家邦とシナリオライターの橋本裕志、かつての「井の頭劇場」コンビと、大して酒も飲まずに、話す。
孫家邦はリトルモアの代表で、いろんな映画を作ってきている。「どついたるねん」「夢二」「ファザーファッカー」「空中庭園」「ウルトラミラクルラブストーリー」最近では「まほろ駅前~」シリーズが当たっている。いろんな人と話す仕事だろうに、いつまで経っても悪ガキのままだ。相談がある、という話だったが、どうやら会いに来る口実だった気配だ。
橋本裕志はテレビでは最近では「運命の人」を書いていて「おおっ」となったが、昨年『ビリギャル』で、ついに映画の代表作ができた。
演劇から映像に行って成功をおさめたというか、独自のスタンスを確立した二人。たまには会って刺激を受けるのもいいものだ。
『ビリギャル』泣けます。お薦めです。台本書きを目指す人には教科書のような台本である。

…………


『カムアウト』上演情報詳細は以下の通り。

http://rinkogun.com/comeout20161989.html

『カムアウト 2016←→1989』 
作○坂手洋二 演出○藤井ごう

3月19日(土)~31(木) 
下北沢ザ・スズナリ

そこは、水中花のようにゆらめく、女たちの家。
そして、誰も知ることのなかった、たたかいの城。
「カムアウト」とは、自己のセクシャリティーを告白すること。
27年前、まだ日本じゅうが「カミングアウト」という言葉を知らなかった頃、
「女を愛する女たちの劇」が初めて登場した。

小野寺ずる
小林遥奈
佐々木美奈
渋谷はるか
清水さと
清水美輝
鈴木紀子
高木愛香
高瀬弥生
橘麦
長尾純子
西村順子
平井愛子
百花亜希
和田みさ

重田千穂子
都築香弥子

宗像祥子
秋定史枝
川崎理沙
根兵さやか
番匠郁

鴨川てんし
川中健次郎
猪熊恒和
杉山英之
武山尚史
宇原智茂

3月 今後の公演スケジュール
30(水)19:00
31(木)14:00


受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前 
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。

【全席指定】
前売:一般3800円 ペア7000円 
U-25/大学・専門学校生3000円 高校生以下2000円
当日:4200円
ベンチシート3500円(前売・当日共。U-25、学生割引あり。)
※U-25、学生券は前日までにご予約の上、当日受付にて要証明書提示。

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『カムアウト』トークゲストは 西田シャトナーさん+「クロスキャスト」のお知らせ

2016-03-28 | Weblog
お知らせするのが遅れましたが、今回の『カムアウト』上演は、一部キャストが入れ替わる「クロスキャスト」となっています。
既に一度観たという方も、ご覧になっていないバージョンでもう一度、観てみてください。

Aキャスト  29日(火)14時・19時

父……鴨川てんし
商店主………猪熊恒和
カワシマ………猪熊恒和
ケン………清水さと
ヒロミ………和田みさ
主婦A………高木愛香
主婦B………清水さと
主婦C……根兵さやか
ミユキ………川崎理沙
モモコ………小林遥奈
女教師………西村順子

Bキャスト 28日(月)19時 / 30日(水)19時 / 31日(木)14時

父………猪熊恒和
商店主……鴨川てんし
カワシマ……鴨川てんし
ケン………平井愛子
ヒロミ………高木愛香
主婦A………番匠郁
主婦B………和田みさ
主婦C………小林遥奈
ミユキ………清水さと
モモコ………根兵さやか
女教師………和田みさ

…………

『カムアウト』、本日3月28日(月)19:00の部、アフタートーク・ゲストは、西田シャトナーさん。
「シャトナー」さんだが、外国人ではない(はずだ)。
演出家・折り紙作家・脚本家・俳優、という肩書きになっている。
伝説の劇団〈惑星ピスタチオ〉の主宰者である。
折り紙作家を正式に名乗るということは、その才能は折り紙付き、ということである。(失礼)
俳優としても現役なのは本当で、昨年は、恵比寿のバーのカウンターでのシャトナーさん一人芝居を観た。
名古屋に住んでいるのか東京にいるのかよくわからないシャトナーさんは、できれば散髪をしてから来たいということだが、間に合うことをお祈りする。

アフタートークは本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

…………

写真は、鈴木紀子、武山尚史。なぜお揃いなのかは、内緒。撮影・姫田蘭。
鈴木紀子は、福島県郡山を拠点に活動する劇団ユニット・ラビッツ所属。福島より上京しての今作品参加である。ユニット・ラビッツ佐藤茂紀座長と先ほど話し、「大型新人」であることを、重ねて強調しておく。(写真ではわからないが、膝を曲げて身長を下げております)
武山尚史が過去最高齢の役ということになるが、この役は、初演ではまだぎりぎり三十代だった川中健次郎が演じたのである。
そういう意味では猪熊恒和も初演ではぎりぎり二十代だった(はずである)。
27年経っているのである。

…………


深夜、横町慶子さんの訃報に衝撃を受ける。八十年代世代の美意識リーダーの一人。苦しい闘病生活の中でもその美の追究は揺るがなかっただろう。
ホットチョコレートにラム酒を入れて飲むのが好きだったはずの彼女だが、私はたまたま下北沢でラムを飲んだ帰りだった。
彼女も関わったことのある結城座『野鴨中毒』も、27年後の『カムアウト』も、観てほしかった。
ご冥福をお祈りします。

…………


世間の動静と関係なく、昨年夏くらいから、仕事に関係のない場所にはなかなか行けず、ほぼ休みなく演劇絡みのことばかりしてきたわけだが、たまにニュースを聞くと違和感ばかりだ。

「民進党」。本格始動というが、なぜこの名前なのか。「維新」の「新」と「進」が同じ音(シン)だからか。あほらしい。
この顔ぶれの中から和製バーニー・サンダースが出てくるとは思えない。

参院選で自民党からの出馬が固まっていたと伝えられる乙武洋匡氏については、優生思想と差別意識丸出しの自民党から出るんかい! と驚き呆れていた。で、彼の「不倫騒動」というのが起きている様子で、本当にどうでもいいのだが、「?」が何十個も湧いて出たのは、彼が妻とともに出した謝罪文の中で、妻のコメントにあった「妻である私にも責任の一端があると感じております」という言葉。なんじゃそりゃ。旦那が浮気する原因が女房にあるなんて、気色の悪い「家族帝国主義」の反映でしかない。

もはや彼らはなりふり構わず生きている、ということなのかもしれないが、なりふりを構わずに追究して手に入れたいものは、いったい何なのか。
愚かさもまた、人ではある。しかし、生き続けることが、いずれは愚かさの波に呑まれることだとは、思いたくないし、そんなはずもない。

…………


『カムアウト』上演情報詳細は以下の通り。

http://rinkogun.com/comeout20161989.html

『カムアウト 2016←→1989』 
作○坂手洋二 演出○藤井ごう

3月19日(土)~31(木) 
下北沢ザ・スズナリ

そこは、水中花のようにゆらめく、女たちの家。
そして、誰も知ることのなかった、たたかいの城。
「カムアウト」とは、自己のセクシャリティーを告白すること。
27年前、まだ日本じゅうが「カミングアウト」という言葉を知らなかった頃、
「女を愛する女たちの劇」が初めて登場した。

小野寺ずる
小林遥奈
佐々木美奈
渋谷はるか
清水さと
清水美輝
鈴木紀子
高木愛香
高瀬弥生
橘麦
長尾純子
西村順子
平井愛子
百花亜希
和田みさ

重田千穂子
都築香弥子

宗像祥子
秋定史枝
川崎理沙
根兵さやか
番匠郁

鴨川てんし
川中健次郎
猪熊恒和
杉山英之
武山尚史
宇原智茂

3月 今後の公演スケジュール
28(月)19:00 ★
29(火)14:00/19:00
30(水)19:00
31(木)14:00


受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前 
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
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【全席指定】
前売:一般3800円 ペア7000円 
U-25/大学・専門学校生3000円 高校生以下2000円
当日:4200円
ベンチシート3500円(前売・当日共。U-25、学生割引あり。)
※U-25、学生券は前日までにご予約の上、当日受付にて要証明書提示。

燐光群オンラインチケット(一般・ペア前売のみ) http://rinkogun.com

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『カムアウト』 本日のアフタートーク・ゲストは 保坂展人世田谷区長

2016-03-27 | Weblog
『カムアウト』、本日のアフタートーク・ゲストは、保坂展人世田谷区長。今年はまもなく参議院選挙がある。保坂さんが国政から首長という決断をされてから5年。これからの日本をどう考えていくのか、聴かせてもらいたいと思っている。

昨夜のゲストは世田谷区議会議員の、上川あやさんだった。劇場のある世田谷区で、議員と区長の連続登壇ということになる。
渋谷区と共に「パートナーシップ条例」を採択した世田谷区の下北沢である。この劇を上演するのに相応しい。

上川さんはかっこいい人だった。じつは2010年の燐光群公演『3分間の女の一生』で、小山萌子演じるキャラクターの役作りで、萌子本人が上川さんにインタビューさせていただいたことがある。そうとう面白いキャラクターで、竹下景子さんとのベッドシーンもあるのだった!

明日3月28日(月)19:00の部、最後のトークゲストは西田シャトナーさん(演出家・折り紙作家・脚本家・俳優)。

アフタートークは本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

…………

写真は、ケイコ役の、百花亜希 。撮影・姫田蘭。
常に表情がくるくる変わるモモカの「変顔」が、私は好きだ。

…………

リロ・バウアーのワークショップが東京で開催されるという情報が届いた。
http://www.geigeki.jp/performance/event140/

リロ・バウアーといえば、テアトル・ド・コンプリシテ『ルーシー・キャブロルの三つの人生』のヒロイン。
日本公演も素晴らしかったが、1996年マケドニアのMOTフェスティバル、国立劇場メインシアターで、この劇が大絶賛上演された直後に同じ劇場で燐光群『神々の国の首都』を上演したときのプレッシャーは忘れられない(私と音響の島猛は早入りして現地でも観たのだ)。幸い『神々の国の首都』も大受けしたのだが。
その直後にロンドン・ノッティングヒルのゲートシアターのレパートリーとして私の『くじらの墓標』イギリス版が上演されたとき、リロ・バウアーとクライヴ・メンデスが出演してくれた。日本では中山マリと鴨川てんしが演じた役だ。ルーシー・キャブロルが俺の戯曲を演じてくれている、という感激。サイモンも現場周辺をうろうろしていたし、初日のアフタートークはデビッド・ルヴォーと私だった。伊川東吾さんに本当にお世話になった。
恵まれたロンドン・デビューだったが、イギリス演劇界の壁は厚い。その後私の作品はロンドンではニコラス・ハイトナー演出『ブラインド・タッチ』がリーディング上演されたのみだ。

それはさておき、リロ・バウアーのワークショップ。
リロの『くじらの墓標』登場時の歩き方からして、鮮明に覚えている。「フィジカル」という言葉を聞くとリロを思い出す、という次第だ。
ルコック・システムとコンプリシテのオリジンを日本人俳優が体験できる、希有なチャンス。しかも受講料がリーズナブル。応募しない手はないと思うよ。東京芸術劇場、やるときはやるなぁ!

…………

『カムアウト』上演情報詳細は以下の通り。

http://rinkogun.com/comeout20161989.html

『カムアウト 2016←→1989』 
作○坂手洋二 演出○藤井ごう

3月19日(土)~31(木) 
下北沢ザ・スズナリ

そこは、水中花のようにゆらめく、女たちの家。
そして、誰も知ることのなかった、たたかいの城。
「カムアウト」とは、自己のセクシャリティーを告白すること。
27年前、まだ日本じゅうが「カミングアウト」という言葉を知らなかった頃、
「女を愛する女たちの劇」が初めて登場した。

小野寺ずる
小林遥奈
佐々木美奈
渋谷はるか
清水さと
清水美輝
鈴木紀子
高木愛香
高瀬弥生
橘麦
長尾純子
西村順子
平井愛子
百花亜希
和田みさ

重田千穂子
都築香弥子

宗像祥子
秋定史枝
川崎理沙
根兵さやか
番匠郁

鴨川てんし
川中健次郎
猪熊恒和
杉山英之
武山尚史
宇原智茂

3月 今後の公演スケジュール
27(日)14:00/19:00★
28(月)19:00 ★
29(火)14:00/19:00
30(水)19:00
31(木)14:00


受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前 
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。

【全席指定】
前売:一般3800円 ペア7000円 
U-25/大学・専門学校生3000円 高校生以下2000円
当日:4200円
ベンチシート3500円(前売・当日共。U-25、学生割引あり。)
※U-25、学生券は前日までにご予約の上、当日受付にて要証明書提示。

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『カムアウト』本日のアフタートーク ゲストは上川あやさん

2016-03-26 | Weblog
『カムアウト』スズナリ公演、本日のアフタートーク・ゲストは世田谷区議会議員の、上川あやさん。

上川あやさんのプロフィールは、以下の通り(ご自身のホームページより)。

世田谷区議会議員。
一貫して無所属。
文教委員会委員。
公共交通機関対策等特別委員会委員。
2003年4月、日本で初めて性同一性障害を公表の上,世田谷区議会議員選挙に立候補し当選。
2007年4月、再選。
2011年4月、再選。
2015年4月、再選。
現在4期目。
2012年6月、在日アメリカ大使館により「国際勇気ある女性賞」(Woman of Courage Award) の日本代表に選ばれた。

1968年東京生まれ。 法政大学経営学部卒業後、都内の公益法人に就職、広報部門スタッフとして5年間勤務。
1998年、精神科医より「性同一性障害」であるとの診断を受ける。
同年6月、世田谷区へ転居。以来、区内に在住。
2000年1月より2003年5月までTNJ(※)運営メンバーを務め、性同一性障害を持つ人向けの勉強会や交流会,一般向けのシンポジウム開催など,性同一性障害を持つ人々の自助・支援活動に携わる。
2003年4月,性同一性障害であることを公表の上,世田谷区議会議員選挙に立候補し当選。
2003年5月より世田谷区議会議員。
2005年4月、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」に基づき、性別の変更が認められた。

議員になる前の数年間は、女性として複数の企業に勤務し、学習書籍や公共事業に関わる専門誌の編集に関わってきました。 しかし当時は公的書類の性別を訂正する制度がなかったために、正規の採用を受けることを断念してきました。
2003年7月10日、私たち当事者とその支援者による精力的な活動が実り「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が成立。
2004年7月16日から施行され、一定の要件を満たした人に対して戸籍の性別を変更する道が開かれました。 上川あやも戸籍の性別を変えた当事者のひとりです。
現在では性の問題に限らず、多様な社会的少数者の環境改善に関心を寄せ活動しています。

http://ah-yeah.com/profile.html

…………

続く二人も含めて、トークゲストの皆さんをあらためて紹介させていただきます。明日は保坂展人世田谷区長なので、劇場のある世田谷区で、議員と区長の連続登壇ということになります。


3月26日(土)19:00の部 上川あや(東京都世田谷区議会議員)
3月27日(日)19:00の部 保坂展人(東京都世田谷区長)
3月28日(月)19:00の部 西田シャトナー(演出家・折り紙作家・脚本家・俳優)

本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

…………


写真右より、都築香弥子、宗像祥子 。撮影・姫田蘭。
都築香弥子さんの「カシマさん」が、この劇の基調をつくっている。空間・時間についてもだ。観ていただければわかる。

…………

上演情報詳細は以下の通り。

http://rinkogun.com/comeout20161989.html

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そして、誰も知ることのなかった、たたかいの城。
「カムアウト」とは、自己のセクシャリティーを告白すること。
27年前、まだ日本じゅうが「カミングアウト」という言葉を知らなかった頃、
「女を愛する女たちの劇」が初めて登場した。

小野寺ずる
小林遥奈
佐々木美奈
渋谷はるか
清水さと
清水美輝
鈴木紀子
高木愛香
高瀬弥生
橘麦
長尾純子
西村順子
平井愛子
百花亜希
和田みさ

重田千穂子
都築香弥子

宗像祥子
秋定史枝
川崎理沙
根兵さやか
番匠郁

鴨川てんし
川中健次郎
猪熊恒和
杉山英之
武山尚史
宇原智茂

3月
26(土)14:00/19:00★ 
27(日)14:00/19:00
28(月)19:00 ★
29(火)14:00/19:00
30(水)19:00
31(木)14:00


受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前 
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。

【全席指定】
前売:一般3800円 ペア7000円 
U-25/大学・専門学校生3000円 高校生以下2000円
当日:4200円
ベンチシート3500円(前売・当日共。U-25、学生割引あり。)
※U-25、学生券は前日までにご予約の上、当日受付にて要証明書提示。

燐光群オンラインチケット(一般・ペア前売のみ) http://rinkogun.com

ご予約・お問合せ○燐光群/(有)グッドフェローズ TEL 03-3426-6294
ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp

発売中!『ブレスレス/カムアウト』1,800円+税 而立書房

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『カムアウト』アフタートーク三昧の連続五夜、遠藤まめたさんからはじまる

2016-03-23 | Weblog
『カムアウト』スズナリ公演アフタートーク。
3月20日(日)19:00の部の渡辺えりさん(劇作家・演出家・俳優)、3月21日(月)14:00の部の関根信一さん(劇作家・演出家・俳優・劇団フライングステージ代表)
に続いて、本日から5日間、連続連夜のアフタートークです!

3月24日(木)19:00の部のトークゲストは、遠藤まめたさんです。

■遠藤まめたさんプロフィール
1987年生まれ、横浜育ち。トランスジェンダー当事者としての自らの体験をもとに10代後半よりLGBT(セクシュアルマイノリィ)の子ども・若者支援に関わる。
毎年5月17日に「多様な性にYES!の日」全国キャンペーンを行う「やっぱ愛ダホ!idaho-net.」呼びかけ人代表。

まめたさんの言葉では、「LGBTは二重のマイノリティーになりやすい」というのが印象的だ。まめたさんは、セクシュアル・マイノリティへの「医療現場での差別」や「教科書上での差別」などとも闘っている。
そもそも「トランスジェンダーは、「何かになりたがっている」と思われるらしい。」という状況でもあるらしい。そんな中で、まめたさんの、「まだの性」というエッセイに出てくる、

「私は今の自分を「自分である」と強く感じている。」

という言葉は、ほとんど『カムアウト』の登場人物たちが模索していた認識に通じるもののように感じるのだ。

http://blog.livedoor.jp/mameta69/archives/51588387.html


…………

続く四人も含めて、トークゲストの皆さんをあらためて紹介させていただきます。

3月24日(木)19:00の部 遠藤まめた(「やっぱ愛ダホ!idaho-net.」呼びかけ人代表)
3月25日(金)19:00の部 中津留章仁(劇団トラッシュマスターズ主宰・劇作家・演出家)
3月26日(土)19:00の部 上川あや(東京都世田谷区議会議員)
3月27日(日)19:00の部 保坂展人(東京都世田谷区長)
3月28日(月)19:00の部 西田シャトナー(演出家・折り紙作家・脚本家・俳優)

本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

…………


写真は、高瀬弥生 、宗像祥子。撮影・姫田蘭。

…………

上演情報詳細は以下の通り。

http://rinkogun.com/comeout20161989.html

『カムアウト 2016←→1989』 
作○坂手洋二 演出○藤井ごう

3月19日(土)~31(木) 
下北沢ザ・スズナリ

そこは、水中花のようにゆらめく、女たちの家。
そして、誰も知ることのなかった、たたかいの城。
「カムアウト」とは、自己のセクシャリティーを告白すること。
27年前、まだ日本じゅうが「カミングアウト」という言葉を知らなかった頃、
「女を愛する女たちの劇」が初めて登場した。

小野寺ずる
小林遥奈
佐々木美奈
渋谷はるか
清水さと
清水美輝
鈴木紀子
高木愛香
高瀬弥生
橘麦
長尾純子
西村順子
平井愛子
百花亜希
和田みさ

重田千穂子
都築香弥子

宗像祥子
秋定史枝
川崎理沙
根兵さやか
番匠郁

鴨川てんし
川中健次郎
猪熊恒和
杉山英之
武山尚史
宇原智茂

3月
19(土)19:00☆
20(日)14:00/19:00★
21(月)14:00★
22(火)19:00
23(水)14:00/19:00
24(木)14:00/19:00★
25(金)19:00
26(土)14:00/19:00★ 
27(日)14:00/19:00
28(月)19:00 ★
29(火)14:00/19:00
30(水)19:00
31(木)14:00


受付開始○開演の40分前 開場○開演の20分前 
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。

【全席指定】
前売:一般3800円 ペア7000円 
U-25/大学・専門学校生3000円 高校生以下2000円
当日:4200円
ベンチシート3500円(前売・当日共。U-25、学生割引あり。)
※U-25、学生券は前日までにご予約の上、当日受付にて要証明書提示。

燐光群オンラインチケット(一般・ペア前売のみ) http://rinkogun.com

ご予約・お問合せ○燐光群/(有)グッドフェローズ TEL 03-3426-6294
ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp

発売中!『ブレスレス/カムアウト』1,800円+税 而立書房

文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
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『野鴨中毒』 次はベトナム

2016-03-23 | Weblog
『野鴨中毒』は、ベトナム青年劇場との共働制作ということになっていて、5月頭からベトナム、まずはハノイのベトナム青年劇場で公演する。
ベトナム青年劇場は、とっくにイプセン作品をいっぱいやっていて、「人形の家」「ブラン」「野鴨」などを上演している。
「人形の家」は『野鴨中毒』に出ているレ・カインさんがノーラを演じている。ノルウェーでも日本でも北京でも上演している。
『野鴨中毒』に出ているグエン・タイ・ビンさんも「人形の家」にランク医師役で出ている。彼は「ブラン」にも出ている。
ベトナム青年劇場のチュオン・ニュアン館長は、劇団としてスタニスラフスキーの心理現実の方法に自信を持っていて、イプセンはそのストライクゾーンなのだという。「野鴨」はベトナム版ではノルウェーの演出家が来て上演している。
今回『野鴨中毒』を上演していて、「ベトナムではイプセンなんかやったことないでしょう」とのたまう日本人の観客がいて、呆れてしまうことがあった。大きな勘違いである。一昔前に「日本の演劇は世界レベルでというとかなり進んでいる」という言説が流布されたことがあるが、それがたいへん思いあがった島国根性の言説であることは、言うまでもない。
日本演劇は井の中の蛙である。 
ベトナム青年劇場は劇場を持った国立の劇団である。フィジカル部門を含めて四つの班が常時活動している。劇団員は二百人いる。年間動員数は三十万人を越える。
拠点劇場を持って独自の活動をしているそれだけの規模の公共劇団は、日本には、ない。
演劇観の違いや社会の相違はもちろんあるが、まず私たちがベトナムから学ぶべきことも、山のようにあるはずだ。

それはさておき、演劇作りのスタイルや常識がいろいろと違うことは明らかで、ベトナムに行ってどうなるかを、今からいろいろと準備しなければならない。スタッフはたいへんであるし、多方面で「ベトナムスペシャル」があるので、考えておくべきことは多くある。

ところで、グエン・タイ・ビンさんに関して言えば、彼がベトナム青年劇場の人気演目「ドラえもん」で「のび太」を演じて人気を博しているらしいことも、記しておこう。
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『野鴨中毒』東京公演終了

2016-03-22 | Weblog
『野鴨中毒』東京公演、無事終了。
しっかり手応えを感じている、千秋楽を終えた関係者諸氏の、顔、顔。

皆さん、お疲れ様でした。

五月ベトナムに行き、二週間のベトナムツアー。六月はヨーロッパを回ります。
チームはいったんお別れですが、これで終わりじゃないのが嬉しい。

二ヶ月の滞在だったベトナムメンバーたちはどんなふうに日本最後の夜を過ごしたのだろうか。

写真は、太田惠資さんの演奏エリア。
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『カムアウト』プレビュー終了。本日、初日。

2016-03-20 | Weblog
なんだんかんだとバタバタした日々だが、『カムアウト』プレビュー終了。本日、初日。今夜7時の回終了後には渡辺えりさんと私のアフタートークがあります。
写真は、撮影・姫田蘭。宗像祥子と百花亜希。
以下、当日パンフレットに掲載の、私の文章。


初演から27年の『カムアウト』

27年。それだけの歳月が経っている。
「LGBT」という言葉が一般化し、「同性婚」が話題になるようになり、隔世の感である。そうした事情については、川中健次郎演じる「27年後のムラタ」が、この劇の冒頭、皆さんに話をしてくれるはずである。
その後、「27年前の世界」が、始まる。時代を遡った後の部分については、台本には一切手を入れていない。
それにしても、27年。当時の私は、27歳だった。
27年前と同じく、石川武志さんに、ポスター・チラシ用の集合写真を撮ってもらった。もの凄い数の女優たちがいるのも、27年前と同じだ。
今回の稽古で初めて読み合わせを聴いたときは、やはり、なんとも若々しく、あらためて「青春の劇」だと思った。
このテーマに出会ったのは、あの時代、原一男監督・小林佐智子さんに『タイムズ・オブ・ハーヴェイ・ミルク』の試写を観に来るように言われたことがきっかけである。改めて、お二人に感謝する。1989年を共に生きた人たち、初演に関わってくれた皆さんにも、改めて御礼を言いたい。
そして、今回の企画に参加してくださった皆さん、ご来場くださった皆さん、ありがとうございます。新しい出会いに、乾杯。
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巻上公一さん・太田惠資さんとのアフタートーク

2016-03-18 | Weblog
江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場 日越国際協働制作『野鴨中毒』。
17日は公演二日目。
音楽担当で生演奏をしている太田惠資さんと私、そしてスペシャルゲスト巻上公一さんのアフタートークも、無事終了。
「超歌唱家」の巻上さんだけに、声の実演も織り交ぜての、三十分近くのたっぷりしたトークだった。
巻上さんは喋りもうまいので、あんまり司会的な感じをしなくてすむのもありがたいことだった。

巻上さんとは1991年の燐光群『ピクニック・コンダクタ』以前に、某イベントの仕事で出会っている。三十年近いつきあいだ。
口琴とかバードコールとか、いろいろ教えていただき、私がときどき楽器や音の出るもので遊ぶ傾向があるのも、巻上さんとの出会いと重なる。
私がパソコンをMacにしているのも、巻上さんの影響。もう四半世紀以上前になるはずだが、湯河原の御自宅でパソコンの数々を見せてもらったのだ。事務所はすぐにMacにしたが、ワープロ時代の長い私がじっさいに個人使用にMacを持つのは、その数年後だったのだが。

終了後、巻上さんの知っている劇場近くのモンゴル系中華屋で食事。劇作家Iさんも一緒にだったが、思わぬキルギス繋がりで、偶然でないものを感じる。久しぶりにゆったりした時間だった。
巻上さん、ありがとう。

20日(日)にもアフタートークがあります。 
出演は、レ・カイン × グエン・タイン・ビン × 結城孫三郎各氏+私です。

……………………


『野鴨中毒』公演詳細は以下の通り
http://www.youkiza.jp/sp/vietnam/


江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』

結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』
原作:イプセン
脚本・演出:坂手洋二
人形美術・衣裳:寺門孝之
音楽・生演奏:太田惠資
出演:十二代目結城孫三郎、レ・カイン(ベトナム青年劇場) ほか

舞台美術:島次郎
照明:齋藤茂男
音響:島猛
舞台監督:森下紀彦

<ベトナム青年劇場スタッフ>
Dang Minh Tuan(舞台美術・舞台監督)
Pham Thanh Binh(照明)
Nguyen Anh Tuan(音響)

国境や文化の境界を越えて、結城座+坂手洋二がイプセン最高傑作『野鴨』に挑む!

日本の古典文化のひとつ「江戸糸あやつり人形」を継承する結城座と、ベトナム青年劇場との国際協働制作による人形芝居。12代目結城孫三郎はじめ人形遣いたちが寺門孝之デザインの人形をあやつり、ベトナムの国民的大女優であるレ・カインと競演します。演出に現代演劇の旗手・燐光群主宰の坂手洋二を迎え、アジアの芸術力を結集し、イプセンの戯曲『野鴨』を再構築していきます。様々な要素が融合した今まで見たこともない舞台にご期待ください。

開催日:2016年3月16日(水)~21日(月・祝)
3月16日(水)19:00開演
3月17日(木)19:00開演★
3月18日(金)19:00開演
3月19日(土)14:00開演
3月20日(日)14:00開演★
3月21日(月・祝)14:00開演
※開場は開演の30分前です。
※20日(日)14:00開演の回の音楽は録音を使用します。
★アフタートークあり
17日(木) 坂手洋二 × 太田惠資(ヴァイオリン)× スペシャル・ゲスト 巻上公一(超歌唱家)
20日(日) 坂手洋二 × レ・カイン × グエン・タイン・ビン × 結城孫三郎

会場:東京芸術劇場 シアターイースト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
【アクセス】
◆JR山手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ有楽町線・丸の内線・副都心線「池袋駅」西口から徒歩2分
※池袋駅地下2b出口と直結

チケット

料金(全席指定・税込)
一般5,500円
U-25(25歳以下)2,500円(当日要証明書(年齢のわかるもの)提示)
Vチケット(日本在住のベトナム人の方)2,500円(当日要証明書(ベトナム国籍がわかるもの)提示)
※未就学児はご入場いただけません。
チケット取扱い
結城座
Tel.042-322-9750(平日10:00~18:00)
結城座オンラインチケット
http://www.youkiza.jp/
チケットぴあ
Tel.0570-02-9999(Pコード448-007) http://t.pia.jp/
ローソンチケット
Tel.0570-000-407(オペレーター10:00~20:00) http://l-tike.com/
東京芸術劇場ボックスオフィス
Tel.0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00) http://www.geigeki.jp/t/
チケット発売日
2016年1月15日(金)
主催・お問い合わせ
公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座 Tel.042-322-9750 http://www.youkiza.jp/
託児サービスのご案内

「東京芸術劇場託児施設 だっこルーム」
東京芸術劇場での公演をご鑑賞の際、お子様をお預かりします。

【お預かり対象】生後3ヵ月から小学校入学前のお子様(定員あり)
【お預かり時間】9:00~22:00(劇場休館日は除く)
【お申込み方法】
お電話での事前予約(利用日の運営事務所1営業日前正午まで※)
※月曜日のお預かりは前週金曜日の正午まで、前週金曜日が祝日の場合は木曜日正午までとなります。
【料金】
開演30分前から終演30分後まで
~1歳児:2,560円(税込)
2~6歳児(就学前):2,160円(税込)
【お申込み・お問合せ】
小学館集英社プロダクションTel.03-3981-7003(平日10:00~17:00)
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トゥアンの鳥籠

2016-03-17 | Weblog
『野鴨中毒』開幕。

この劇の中でどーんと存在感を見せているのが、Tuan Minh Minhさん製作による、鳥籠。
ベトナム青年劇場の美術スタッフであるトゥアン、「日越国際協働制作」ということで、稽古の初めから日本に来て、あれこれの仕事をしてくれている。
すばらしい色彩の円形のステージを中心とした舞台美術プランは島次郎さんだが、小道具は、人形劇でもあるので、島さんの意見も入るが、けっこう人形遣いの皆さんの領域だったりする。
で、「鳥籠を出したい」と稽古初日に私が言ったとき、すぐに作ってくれたのが、トゥアンだ。すぐに、というのは、コンピュータで3Dのデザインをいきなり何種類も見せてくれたのである。
最初に作ってくれた木の枝か根っこかわからない形の籠ができてから、それがもう演出プランとぴったり合致して、ある意味、稽古中から、この劇の空間的な軸になっている。
籠は他にも出てくるが、とにかくトゥアンのセンスは、いけている。
劇場でお確かめください。

トゥアンも毎日劇場に来ていて、高いところに上がって雪を降らせたりしてくれています。

『野鴨中毒』きょうは、音楽担当で生演奏されている太田惠資さんと、スペシャル・ゲストの巻上公一(超歌唱家!!)とのアフタートークがあります。
当日券あります。
二十五歳以下割引もあります。
ベトナム人の方の割引もあります。
ちょっと怖い劇なので、未就学児童の方にはお薦めしません。

よろしく。

…………

『野鴨中毒』公演詳細は以下の通り
http://www.youkiza.jp/sp/vietnam/


江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』

結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』
原作:イプセン
脚本・演出:坂手洋二
人形美術・衣裳:寺門孝之
音楽・生演奏:太田惠資
出演:十二代目結城孫三郎、レ・カイン(ベトナム青年劇場) ほか

舞台美術:島次郎
照明:齋藤茂男
音響:島猛
舞台監督:森下紀彦

<ベトナム青年劇場スタッフ>
Dang Minh Tuan(舞台美術・舞台監督)
Pham Thanh Binh(照明)
Nguyen Anh Tuan(音響)

国境や文化の境界を越えて、結城座+坂手洋二がイプセン最高傑作『野鴨』に挑む!

日本の古典文化のひとつ「江戸糸あやつり人形」を継承する結城座と、ベトナム青年劇場との国際協働制作による人形芝居。12代目結城孫三郎はじめ人形遣いたちが寺門孝之デザインの人形をあやつり、ベトナムの国民的大女優であるレ・カインと競演します。演出に現代演劇の旗手・燐光群主宰の坂手洋二を迎え、アジアの芸術力を結集し、イプセンの戯曲『野鴨』を再構築していきます。様々な要素が融合した今まで見たこともない舞台にご期待ください。

開催日:2016年3月16日(水)~21日(月・祝)
3月16日(水)19:00開演
3月17日(木)19:00開演★
3月18日(金)19:00開演
3月19日(土)14:00開演
3月20日(日)14:00開演★
3月21日(月・祝)14:00開演
※開場は開演の30分前です。
※20日(日)14:00開演の回の音楽は録音を使用します。
★アフタートークあり
17日(木) 坂手洋二 × 太田惠資(ヴァイオリン)× スペシャル・ゲスト 巻上公一(超歌唱家)
20日(日) 坂手洋二 × レ・カイン × グエン・タイン・ビン × 結城孫三郎

会場:東京芸術劇場 シアターイースト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
【アクセス】
◆JR山手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ有楽町線・丸の内線・副都心線「池袋駅」西口から徒歩2分
※池袋駅地下2b出口と直結

チケット

料金(全席指定・税込)
一般5,500円
U-25(25歳以下)2,500円(当日要証明書(年齢のわかるもの)提示)
Vチケット(日本在住のベトナム人の方)2,500円(当日要証明書(ベトナム国籍がわかるもの)提示)
※未就学児はご入場いただけません。
チケット取扱い
結城座
Tel.042-322-9750(平日10:00~18:00)
結城座オンラインチケット
http://www.youkiza.jp/
チケットぴあ
Tel.0570-02-9999(Pコード448-007) http://t.pia.jp/
ローソンチケット
Tel.0570-000-407(オペレーター10:00~20:00) http://l-tike.com/
東京芸術劇場ボックスオフィス
Tel.0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00) http://www.geigeki.jp/t/
チケット発売日
2016年1月15日(金)
主催・お問い合わせ
公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座 Tel.042-322-9750 http://www.youkiza.jp/
託児サービスのご案内

「東京芸術劇場託児施設 だっこルーム」
東京芸術劇場での公演をご鑑賞の際、お子様をお預かりします。

【お預かり対象】生後3ヵ月から小学校入学前のお子様(定員あり)
【お預かり時間】9:00~22:00(劇場休館日は除く)
【お申込み方法】
お電話での事前予約(利用日の運営事務所1営業日前正午まで※)
※月曜日のお預かりは前週金曜日の正午まで、前週金曜日が祝日の場合は木曜日正午までとなります。
【料金】
開演30分前から終演30分後まで
~1歳児:2,560円(税込)
2~6歳児(就学前):2,160円(税込)
【お申込み・お問合せ】
小学館集英社プロダクションTel.03-3981-7003(平日10:00~17:00)
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ヘドヴィクの葬列 『野鴨中毒』構想覚え書き

2016-03-16 | Weblog
結城座さんの許しを得て、『野鴨中毒』パンフレットに記した、構想覚え書きを転載します。

……………………

もう十年以上前になるだろうか。
私がニューヨークを訪れていた際、拙作『天皇と接吻』(1999)にも出演しているニューヨークの演出家・俳優・翻訳家であるオガワ・アヤが、「『オフィーリア』というタイトルで、自分流にアレンジした『ハムレット』のリハーサルをしているから、観に来て」というので、覗きに行ったことがある。
稽古内容は、その日ほぼ一日、オフィーリアの葬列の場面のみを繰り返し続けるというものだった。
私は「アヤ、お前は天才だ! オフィーリアの葬列だけで『ハムレット』を描こうとするとは! 斬新だ!」と絶賛した。
アヤはきょとんとして、「サカテさん違うよ、今日の稽古がたまたま葬列のシーンだけだったの」。

「じゃあ、俺が勝手にオフィーリアの葬列だけで描く新解釈バージョンの『ハムレット』をやってもいいか?」と言うと、「だって、それは私のアイデアじゃないもん」ということだった。

素晴らしい構想だと思った。
しかし残念ながらその後、『ハムレット』の演出依頼は来なかったので、私のその企画は、なかなか日の目を見なかった。

やがて、〈現代能楽集イプセン〉と銘打ったシリーズで劇を作っていたとき、イプセン作『野鴨』を、娘役ヘドヴィクの葬列だけで描くという構想に、このアイデアは結実することになった。

題して、『野鴨中毒』。

もともと『野鴨』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の変奏曲だという説もある。両者の馴染みは、悪くない。
『野鴨』がチェーホフ作『かもめ』に影響を与えていることも広く知られている。オフィーリア ~ ジュリエット ~ ヘドヴィク ~ ニーナという繋がり方も、興味深い。

「近代劇」以降の演劇は、行動する主人公を中心に現在進行形で物語が進んでいくことが多いが、日本の伝統劇である能の場合、主人公である「シテ」は場所に憑く亡霊であり、旅人である「ワキ」がその話を聞いているうちに、過去の再現としての物語が現前してくるという仕組みである。

棺桶をおさめる幻の墓所を求めて森の中を彷徨う、自殺した娘ヘドヴィクの葬列という「場」。
そこから物語を振り返る『野鴨中毒』は、能の〈複式夢幻能〉の形式を踏まえることになる。
伝統的な人形劇の、人形と遣い手の分離による批評性が、イプセンの描いた二世紀前の北欧の人間たちの営みを、深く鋭く照射する。
そして、森=野鴨=自然を体現する者と繋がる役割を、ベトナム俳優陣が演じ、人間たちを描く人形劇と、対峙する。

このようなエキサイティングな創造の場に立ち会えることに、心から感謝する。


……………………


『野鴨中毒』公演詳細は以下の通り
http://www.youkiza.jp/sp/vietnam/


江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』

結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』
原作:イプセン
脚本・演出:坂手洋二
人形美術・衣裳:寺門孝之
音楽・生演奏:太田惠資
出演:十二代目結城孫三郎、レ・カイン(ベトナム青年劇場) ほか

舞台美術:島次郎
照明:齋藤茂男
音響:島猛
舞台監督:森下紀彦

<ベトナム青年劇場スタッフ>
Dang Minh Tuan(舞台美術・舞台監督)
Pham Thanh Binh(照明)
Nguyen Anh Tuan(音響)

国境や文化の境界を越えて、結城座+坂手洋二がイプセン最高傑作『野鴨』に挑む!

日本の古典文化のひとつ「江戸糸あやつり人形」を継承する結城座と、ベトナム青年劇場との国際協働制作による人形芝居。12代目結城孫三郎はじめ人形遣いたちが寺門孝之デザインの人形をあやつり、ベトナムの国民的大女優であるレ・カインと競演します。演出に現代演劇の旗手・燐光群主宰の坂手洋二を迎え、アジアの芸術力を結集し、イプセンの戯曲『野鴨』を再構築していきます。様々な要素が融合した今まで見たこともない舞台にご期待ください。

開催日:2016年3月16日(水)~21日(月・祝)
3月16日(水)19:00開演
3月17日(木)19:00開演★
3月18日(金)19:00開演
3月19日(土)14:00開演
3月20日(日)14:00開演★
3月21日(月・祝)14:00開演
※開場は開演の30分前です。
※20日(日)14:00開演の回の音楽は録音を使用します。
★アフタートークあり
17日(木) 坂手洋二 × 太田惠資(ヴァイオリン)× スペシャル・ゲスト 巻上公一(超歌唱家)
20日(日) 坂手洋二 × レ・カイン × グエン・タイン・ビン × 結城孫三郎

会場:東京芸術劇場 シアターイースト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
【アクセス】
◆JR山手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ有楽町線・丸の内線・副都心線「池袋駅」西口から徒歩2分
※池袋駅地下2b出口と直結

チケット

料金(全席指定・税込)
一般5,500円
U-25(25歳以下)2,500円(当日要証明書(年齢のわかるもの)提示)
Vチケット(日本在住のベトナム人の方)2,500円(当日要証明書(ベトナム国籍がわかるもの)提示)
※未就学児はご入場いただけません。
チケット取扱い
結城座
Tel.042-322-9750(平日10:00~18:00)
結城座オンラインチケット
http://www.youkiza.jp/
チケットぴあ
Tel.0570-02-9999(Pコード448-007) http://t.pia.jp/
ローソンチケット
Tel.0570-000-407(オペレーター10:00~20:00) http://l-tike.com/
東京芸術劇場ボックスオフィス
Tel.0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00) http://www.geigeki.jp/t/
チケット発売日
2016年1月15日(金)
主催・お問い合わせ
公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座 Tel.042-322-9750 http://www.youkiza.jp/
託児サービスのご案内

「東京芸術劇場託児施設 だっこルーム」
東京芸術劇場での公演をご鑑賞の際、お子様をお預かりします。

【お預かり対象】生後3ヵ月から小学校入学前のお子様(定員あり)
【お預かり時間】9:00~22:00(劇場休館日は除く)
【お申込み方法】
お電話での事前予約(利用日の運営事務所1営業日前正午まで※)
※月曜日のお預かりは前週金曜日の正午まで、前週金曜日が祝日の場合は木曜日正午までとなります。
【料金】
開演30分前から終演30分後まで
~1歳児:2,560円(税込)
2~6歳児(就学前):2,160円(税込)
【お申込み・お問合せ】
小学館集英社プロダクションTel.03-3981-7003(平日10:00~17:00)
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“Wild Duck Addiction” Opening night , tonight !

2016-03-16 | Weblog
Edo Marionette Theatre YOUKIZA
with
Vietnam Youth Theatre

Wild Duck Addiction
(based on Henrik Ibsen’s The Wild Duck)
Adaptation / Direction: Yoji SAKATE (Rinkogun Theatre Company)

Original Play: Henrik IBSEN
Adaptation and Direction: Yoji SAKATE (Rinkogun Theater Company)
Puppet Art: Takayuki TERAKADO
Music and Live Performance: Keisuke OHTA

Cast: Le KHANH (the Vietnam Youth Theatre), etc.
Magosaburo YUKI XII, and Youkiza Puppeteers

http://www.youkiza.jp/sp/vietnam/
==============================

Youkiza+Yoji Sakate will have a provocative theatrical encounter with Ibsen’s highest achievement, The Wild Duck.
Vietnam’s best known contemporary woman actor and Japan's nationally designated Edo marionettes will share the stage.
Enhanced by Takayuki Terakado’s miraculous puppet art, Youkiza will present a marvelous performance you have never witnessed before.

==============================

Original script is the Wild Duck by Henrick Ibsen.

In Wild Duck Addiction, a funeral procession carries a coffin of Hedvig, a daughter who killed herself. It is wandering in a forest in search for a burial site. Story is traced by the members of the procession, looking back on the “events which lead to the death of injured creature”; wild creatures, dying by human tyranny such as lead poisoning and hunting while living in nature, and human beings with some kind of damages are contrasted.

Hedvig is a daughter of Hjalmar, a photographer, and his wife Gina. Hjalmar’s father was imprisoned and went down, after he was betrayed by wealthy merchant Werle, who had once been his partner. Gregers, a son of Werle, has come home after fifteen years’ absence to attend a party given by his father. Knowing the secrets about the Ekdals’ past, Gregers unveils the hidden relationship between the two families with his justice calls for “claim of the ideal”.

==============================

Introduction

The Edo Marionette Theatre YOUKIZA proposes a collaboration with the Vietnam Youth Theatre for an intercultural performer-puppet production. Our initiative has arisen from the following circumstances.
In 2014 when the Vietnam Youth Theatre visited Japan through the Japan Foundation Training Program, they observed the rehearsals and performances of the Youkiza. Among the members was Ms Le Khanh, actress and deputy director of the Vietnam Youth Theatre. She was deeply impressed by the fusion of a 380-year old tradition and contemporary theatre in our stage work. Her strong desire for the Vietnam Youth Theatre to have an opportunity to collaborate with the Youkiza in devising a performance together became the inspiration for this proposal.

The proposed production will be a radical adaptation of The Wild Duck, written by Norwegian Henrik Ibsen. We deliberately chose a playwright who was neither Japanese nor Vietnamese.
To “reconstruct” The Wild Duck, we have accumulated three kinds of Asian artistic power―the delicate and abundant expressivity of the traditional Japanese art of Edo marionettes, the fruits of our artistic exchange with the Vietnamese actors, and artistic director Yoji Sakate’s long-standing experience in devising modern Noh plays. Furthermore, Takayuki Terakado’s marionettes will come to life through the application of the long-practiced traditional skills of the Youkiza.
Look forward to the fusion of tradition and modernity, puppets and people and many other features that will bring forth a magical performance you have never witnessed before.


Project Objectives
Through the implosion of two families, Ibsen’s The Wild Duck depicts how “taking away the small lies in daily living leads to taking away happiness.” The universal questions through time and across continents include― what is it to be human? what is justice? what is life? what is family? We desire to bring to the audience’s attention to these philosophical issues.


The Wild Duck Synopsis
Hedvig is a daughter of Hjalmar Ekdal, a photographer, and his wife Gina. In the past, Hjalmar’s father was imprisoned due to wealthy merchant Werle’s machinations. Gregers Werle has come home to attend a dinner given by his father, where he discovers that Gina was his father's mistress before she married, and that his father had brought them together and helped them financially. Gregers considers it his duty to get Hjalmar to see the truth so that he and Gina can live a married life based on truth. Hjalmar asks her whether he is Hedvig's father. Gina replied vaguely, which caused Hjalmar to reject Hedvig as his daughter. Meanwhile Gregers has convinced Hedvig that she can win her father's love back by sacrificing the wild duck, she is deeply attached to. But instead of the wild duck, Hedvig shoots and killed herself.


==============================

Outline

Title Wild Duck Addiction (tentative title)
Cast  Le KHANH (the Vietnam Youth Theatre), An Actor from the Vietnam Youth Theatre
Magosaburo YUOKI XII, and Youkiza Puppeteers
Staff Original Play Henrik IBSEN
Adaptation and Direction Yoji SAKATE (Rinkogun Theater Company)
Puppet Art Takayuki TERAKADO
Music and Live Performance Keisuke OHTA
Stage Art Jiro SHIMA
Lights Shigeo SAITO
Sound Takeru SHIMA
Stage Manager Norihiko MORISHITA
Translation Darlene QUYEN
Assistant to the Director Mami YAMADA

Venue Theatre East, Tokyo Metropolitan Theatre


==Ticket Information==
- All Seats Reserved: \ 5,500, U-25 (under 25-year-old) \ 2,500, V-ticket (Vietnamese residing in Japan) \ 2,500
Tickets available at the Youkiza TEL 042-322-9750 (10:00~18:00)

==Performance Schedule 16 – 21 March 2016 (6 stages)==
16 March 19:00
17 March 19:00 +
18 March 19:00
19 March 14:00
20 March 14:00 +
21 March 14:00
+ Talkback will be held on 17 and 20 after performance.
No live music performance on 20 March.
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『野鴨中毒』アフタートーク出演者決定

2016-03-15 | Weblog
江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場 日越国際協働制作『野鴨中毒』。
アフタートークが二度あります。
出演者が決定しましたので、お知らせします。

17日は音楽担当で生演奏をしている太田惠資さんと私、そしてゲストとして巻上公一さんの登場が決まりました。つまり音楽デーです。
巻上公一さんには1991年に『ピクニック・コンダクタ』という、燐光群史上珍しい音楽劇に出演していただきました。この時の音楽担当は、大友良英さんでした。当時大友さんは巻上さんの〈ヒカシュー〉に参加していたのです。『ピクニック・コンダクタ』には私も出演していて、巻上さんが帰郷した指揮者、私が巻上さんの分身というか影のような役でした。音楽的にもそうとう面白いことをやったと思います。

20日はベトナム青年劇場のレ・カインさんとグエン・タイン・ビンさん、そして結城座の代表・結城孫三郎さんら出演勢と、私です。


※アフタートーク出演者
17日(木) 坂手洋二 × 太田惠資(ヴァイオリン)× スペシャル・ゲスト 巻上公一(超歌唱家)
20日(日) 坂手洋二 × レ・カイン × グエン・タイン・ビン × 結城孫三郎


写真は、結城座さんは無防備なものだから、劇団ホームページで公開してしまった、ある意味、今回のトップシークレットである!
まあ、わかる人にはわかるが、わからない人には、なんだかわからないだろう。
『野鴨中毒』を観てしまえば、氷解する謎では、ある。
一部の新聞等の記事にはもう出ているのだが、要は、ヘドヴィクが三人いる『野鴨』という新機軸なのだ。

……………………

巻上公一さん紹介記事は以下の通り
http://www.youkiza.jp/special/vildanden2016

17日 アフタートーク スペシャルゲスト決定!

17日の公演終了後に行うアフタートークに
坂手洋二 × 太田惠資(ヴァイオリン)× スペシャル・ゲスト予定でご案内していましたが、
スペシャルゲストが決定しました!

「超歌唱家」の巻上公一さんをお迎えします。

巻上さんは、様々な声を操るパフォーマンスでジャンルを超えて活躍されているヴォイス・パフォーマー。
声の倍音を響かせて、低い音と高い音を同時に発生する
シベリアのトゥバ共和国に伝わる喉歌ホーメイの第一人者でもあります。

「野鴨中毒」の脚本・演出の坂手洋二さん、音楽の太田惠資さんとも共演を重ねており、
興味深いお話が飛び出すことでしょう!

この豪華なお三方のトークはまたとないチャンス。
お聴き逃しなく!

……………………


『野鴨中毒』公演詳細は以下の通り
http://www.youkiza.jp/sp/vietnam/


江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』

結城座×ベトナム青年劇場
日越国際協働制作『野鴨中毒』
原作:イプセン
脚本・演出:坂手洋二
人形美術・衣裳:寺門孝之
音楽・生演奏:太田惠資
出演:十二代目結城孫三郎、レ・カイン(ベトナム青年劇場) ほか

舞台美術:島次郎
照明:齋藤茂男
音響:島猛
舞台監督:森下紀彦

<ベトナム青年劇場スタッフ>
Dang Minh Tuan(舞台美術・舞台監督)
Pham Thanh Binh(照明)
Nguyen Anh Tuan(音響)

国境や文化の境界を越えて、結城座+坂手洋二がイプセン最高傑作『野鴨』に挑む!

日本の古典文化のひとつ「江戸糸あやつり人形」を継承する結城座と、ベトナム青年劇場との国際協働制作による人形芝居。12代目結城孫三郎はじめ人形遣いたちが寺門孝之デザインの人形をあやつり、ベトナムの国民的大女優であるレ・カインと競演します。演出に現代演劇の旗手・燐光群主宰の坂手洋二を迎え、アジアの芸術力を結集し、イプセンの戯曲『野鴨』を再構築していきます。様々な要素が融合した今まで見たこともない舞台にご期待ください。

開催日:2016年3月16日(水)~21日(月・祝)
3月16日(水)19:00開演
3月17日(木)19:00開演★
3月18日(金)19:00開演
3月19日(土)14:00開演
3月20日(日)14:00開演★
3月21日(月・祝)14:00開演
※開場は開演の30分前です。
※20日(日)14:00開演の回の音楽は録音を使用します。
★アフタートークあり
17日(木) 坂手洋二 × 太田惠資(ヴァイオリン)× スペシャル・ゲスト 巻上公一(超歌唱家)
20日(日) 坂手洋二 × レ・カイン × グエン・タイン・ビン × 結城孫三郎

会場:東京芸術劇場 シアターイースト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
【アクセス】
◆JR山手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ有楽町線・丸の内線・副都心線「池袋駅」西口から徒歩2分
※池袋駅地下2b出口と直結

チケット

料金(全席指定・税込)
一般5,500円
U-25(25歳以下)2,500円(当日要証明書(年齢のわかるもの)提示)
Vチケット(日本在住のベトナム人の方)2,500円(当日要証明書(ベトナム国籍がわかるもの)提示)
※未就学児はご入場いただけません。
チケット取扱い
結城座
Tel.042-322-9750(平日10:00~18:00)
結城座オンラインチケット
http://www.youkiza.jp/
チケットぴあ
Tel.0570-02-9999(Pコード448-007) http://t.pia.jp/
ローソンチケット
Tel.0570-000-407(オペレーター10:00~20:00) http://l-tike.com/
東京芸術劇場ボックスオフィス
Tel.0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00) http://www.geigeki.jp/t/
チケット発売日
2016年1月15日(金)
主催・お問い合わせ
公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座 Tel.042-322-9750 http://www.youkiza.jp/
託児サービスのご案内

「東京芸術劇場託児施設 だっこルーム」
東京芸術劇場での公演をご鑑賞の際、お子様をお預かりします。

【お預かり対象】生後3ヵ月から小学校入学前のお子様(定員あり)
【お預かり時間】9:00~22:00(劇場休館日は除く)
【お申込み方法】
お電話での事前予約(利用日の運営事務所1営業日前正午まで※)
※月曜日のお預かりは前週金曜日の正午まで、前週金曜日が祝日の場合は木曜日正午までとなります。
【料金】
開演30分前から終演30分後まで
~1歳児:2,560円(税込)
2~6歳児(就学前):2,160円(税込)
【お申込み・お問合せ】
小学館集英社プロダクションTel.03-3981-7003(平日10:00~17:00)
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非戦を選ぶ演劇人の会【5.3~5.19 全国同時多発ピースリーディング】のお知らせ

2016-03-14 | Weblog
参院選(6月告示・7月投票)が迫っています。
それを前に、「非戦を選ぶ演劇人の会」は、全国各地での同時多発的ピースリーディング呼びかけを企画しました。
【5.3~5.19 全国同時多発ピースリーディング】
ふるってご参加ください!

私は相談役とさえいえないていたらくで、ほぼ何もしていません!

…………

非戦を選ぶ演劇人の会【5.3~5.19 全国同時多発ピースリーディング】
参 加 団 体 募 集
あなたは戦争が始まるのを待っているのですか?

http://www.hisen-engeki.com/doujitahatsu.htm

◆趣旨・呼びかけ
 参院選(6月告示・7月投票)が迫っています。
 それを前に、私たち「非戦を選ぶ演劇人の会」は、全国各地での同時多発的ピースリーディング呼びかけを企画しました。

 今の日本の政治・社会状況を巡る2種類の台本を公開します。
 一緒にリーディングの輪を広げませんか?

 趣旨を変えない限り、台本を元に講談や落語や人形劇にしたり、映像・アニメーションにしていただいても構いません。アレンジは自由です。
 また各地で独自の台本を作り、同じ趣旨でリーディングを行うことも大歓迎です。
 人から人へ問題が共有され、多くの国民が強い関心のもと選挙や政治に関わる流れを生み出すことを願っています。

 昨年は憲法違反と言われる安保法制(戦争法)が強行採決され、今夏の参院選では9条改憲も争点になると安倍首相は明言しています。
 非戦を選ぶ演劇人の会は2003年のイラク戦争と自衛隊派遣に反対し、会を立ち上げ、その後も毎年、戦争に繋がる現実を見つめ、実在する様々な人々の声を丹念に集めることで台本を構成し、ピースリーディングを行ってきました。私たちは言葉の力を信じています。


◆企画概要
時期:5/3(火)~5/19(木) (この期間内に一斉に。日時は自由)
場所:全国各地
*非戦を選ぶ演劇人の会も都内でこの期間にリーディングを行う予定です。
(日時・場所など詳細が決まり次第、お知らせします)
*沖縄、福島では独自台本でリーディングの企画を進めていただいています。

○公開用台本1
『9条が好きと言えなくなって…』(20分・2014年初演 作:篠原久美子)
《あらすじ》
 実家に帰ったら家族が「北朝鮮のミサイル恐い」「9条を変えないとな」と話してる。職場の仲間が飲み会で「ここじゃないとこで戦争でもして景気がよくなりゃな」と笑ってる。「そうじゃなくて…」と説明したい、「9条が好き」と言いたい、でも「なんとなく言えなかった」「言える雰囲気じゃなかった」
 身近な人にほど「言えない空気」を変えるために、言える言葉を探してみたい。

○公開用台本2
『明日、戦場に行く』(80分・2015年初演 作:篠原久美子 + 非戦を選ぶ演劇人の会)
《あらすじ》
 2011年、小学生だった息子は「自衛隊に入って、災害で困っている人を助けたい」と言った。応援したいと思った。2015年、安保法案で紛糾する国会をテレビで見ながら、母親は足が震えた。今まで、「戦争」は向こうから来るものだと思っていた。突然のミサイルや空襲、国境を越えて向こうから来るものだと。でも今、明らかに「戦場」としか言えないところに、自分の息子が行くかもしれない、しかも「戦争に参加している」意識もなしに…。
 政治に全く興味のなかった母は、生まれて初めて審議中の法案を読んだ。隅から隅まで、息子のために…。

*台本は現在、状況の変化に合わせ、2016年版を作成中です。
 3月中に公開予定。
 初演のバージョンは下記からダウンロード出来ます。
 http://hisen-engeki.com/daihonn.htm


◆参加の仕方
参加希望の団体は下記の必要事項をメールでお知らせ下さい。
info●hisen-engeki.com
(※●を@に変えて送信して下さい)
4月以降、ブログなどで、随時ご紹介致します。
(第一次〆切:3/20、最終〆切:4/20)

団体名(○県○市):
上演日時:5月○日 ○時開場、○時開演
上演場所:
上演台本タイトル:
問い合わせ先(マスコミや観客向けのもの):
担当者連絡先(当会との連絡用):電話、ファックス、メール、住所
*ブログやサイトなどがあればそれも。


◆宣伝や情報拡散について
○各地で独自に作られる全ての宣伝物に下記の情報を必ず載せて下さい。
・総合タイトル:【5.3~5.19 全国同時多発ピースリーディング】
・台本の情報:例『明日、戦場に行く』(作:篠原久美子+非戦を選ぶ演劇人の会)
(台本をアレンジする場合は、誰が改訂したかも明記して下さい)
・非戦を選ぶ演劇人の会の公式サイトの専用ページのURLアドレス
 http://www.hisen-engeki.com/doujitahatsu.htm
・共通ロゴ
(希望者には、宣伝用のバナーも配布予定)


◆Q&A
Q:リーディングって何ですか?
A:台本を手に持ちながら、登場人物の台詞を読むことです。
 通常の演劇公演と違い、大道具や小道具も必要ありません。衣装を着て、照明や効果音を使う場合もありますが、何もない場所でも、台本とそれを読む人が1人でもいれば、成り立つ表現です。

Q:それぞれの台本は何人でリーディング可能ですか?
A:『9条が好きと言えなくなって…』は6人位から、20人位までの人数で出来ます。
 『明日、戦場に行く』は10人位から、40人位までの人数で出来ます。
 どちらの台本も、少人数で複数の役を兼ねることが出来ますし、群読の形で出演者を増やすことも出来ます。また男性の役を女性が読むことも、その逆も可能です。

Q:参加出来るのは演劇人だけですか?
A:国会前には様々な立場の人が集まりました。私たちは演劇人だけでなく、ママや、学生や、学者や、様々な繋がりを持つ人々が自分達でこの台本を読んでみよう、少人数の集まりでもいいので誰かの前で語ってみようと、参加して下さることを願っています。
 また、上演場所は広場でも、誰かの家でも、カフェでも、どこでも構いません。

Q:入場料の規定はありますか?
A:無料でも投げ銭方式でも、有料でも自由に設定し、収益の使い道も自由に決めて下さい。
 各団体が独立採算方式で行って下さい。

Q:参加したいのですが、宣伝で名前を出したくはありません。
A:会場名や出演者を完全シークレットで行っていただいても構いません。
 但し、参加申込の際に、必ず、どこの部分を非公開にして欲しいのかお知らせ下さい。

Q:参院選と結びつけて、リーディングの際に、特定の候補者を応援したり、または落選運動に結びつけても構いませんか?
A:非戦を選ぶ演劇人の会は、特定の政党や候補者を応援したことはありません。
 ご自身の上演場所での特定の候補者の応援や、落選運動は、各団体の責任を明確にした上で自由に行って下さい。

Q:上演場所で署名などを集めてもいいですか?
A:非戦を選ぶ演劇人の会は安保法制を違憲と考え、廃案を求める「戦争法の廃止を求める2000万人統一署名」に協力したいと考えています。各地の会場での署名集めを是非、お願いします。
 また、それ以外の署名活動は、各団体の責任を明確にした上で自由に行って下さい。

Q:何故、5/3~5/19に行うのですか?
A:5/3は憲法記念日です。また違憲とされる安保法制は昨年9/19に強行採決され、その後、各地で毎月19日にデモなどが継続されています。各地で集会が行われるこの時期に、リーディングが行われることを願っています。

Q:共通ロゴの英文はどういう意味ですか?
A:「all at onceness 」は同時多発という意味です。同時多発テロが起きた時、世界中の多くの人々が平和のためにあちこちで立ち上がりました。「卵」は、命や希望そして平和を内包するイメージです。

◆非戦を選ぶ演劇人の会・同時多発ピースリーディング 運営委員◆
 今村修・円城寺あや・大月ひろ美・岡本舞・釘本光・くまがいマキ・小林あや・篠原久美子・ 清水弥生・田根楽子・楢原拓・西山水木・福島明夫・山田勝仁・山谷典子

【連絡先】MAIL. info●hisen-engeki.com(※●を@に変えて送信して下さい)
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