Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

イスラエルがヒトラーに勲章を授与?

2008-11-30 | Weblog
まるまる一日下北沢にいるのは久しぶり。超大作だからスタッフ・キャストにとってはタフな2ステージ。東京公演折り返し点。二十日近い上演と思って油断している方、未予約の方、お急ぎ下さい。あっというまに12月7日東京千秋楽です。……ロジャー・パルバース氏来場、激賞してくださり、そして劇中の<戦争と市民博物館>描写に触れ、「日本が日本空襲の指揮者ルメイに戦後勲章を授与したのは、イスラエルがヒトラーに勲章をあげたようなものだよ」。ごもっとも。今も昔も、あり得ないことが起きてもぼんやりしている、この国。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

携帯電話復活

2008-11-29 | Weblog
携帯電話通話部分がいかれていたのをやっと機種変更。この一ヶ月ノイズが入るのでほとんどメール用としてのみ使用していた。新機種になるのは何年ぶりだろう。これで仕事が普通にできる。……久しぶりのスズナリ。東京を離れていたぶん、すべきことがいろいろ溜まっている。レーネさん、斎藤憐さん、燐光群に四回出演でこんど矢内原美邦とも仕事するというキャメロン・スティール、小松幹生さんら、賑やかな客席。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へ

2008-11-28 | Weblog
私が情宣の旅で不在の間に一度は観てねと頼んでいた城田美樹演出助手が克明なノートを書いてくれる。ありがたい。伊丹空港から東北まで飛行機移動は初めての体験。盛岡は数年前スターバックスが何軒かできたが全店とも流行らず撤退したという老舗喫茶店全盛の町と聞く。だが残念ながら入ったのはドトール。新聞取材、サテライトスタジオでラジオ番組生出演。駅前で盛岡名物冷麺特辛大盛り。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都・大阪

2008-11-27 | Weblog
新幹線で博多から移動。京都文教大学で公開講演会『現代演劇と物語』。人間学研究所共同プロジェクト「物語と現代社会」の一つ。ごまのはえ君の出身大学と後で知ってビックリ。六百人収容の教室だが半分弱ではないかと思うがまあまあ埋まって見える。このシリーズの講演は百人くらいが普通というからましなほうか。大阪に移って記者会見。見知った人ばかりなので雑談めいた感じにもなり一時間半くらい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駆け足の博多

2008-11-26 | Weblog
『戦争と市民』イムズホール公演宣伝のため来ている。合同記者会見、個別取材、ビデオ撮り二つ。燐光群初の博多公演は1990年『レフトハンド・マシーン』だから二十年近くのお付き合いとなるピクニックの山田さんといろいろ話す。教育関係の相談事を受ける。素敵な居酒屋でクジラのさえずり等の刺身とアンコウ鍋。前夜睡眠一時間の疲労が吹き飛ぶ。帰宿後また仕事。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あごひげ

2008-11-25 | Weblog
無精しているうちにというか、台本が上がるまでの験担ぎというか、のばしっぱなしになっていた。白髪交じりだし、そろそろ剃ろうかと思ったが、占部房子に反対され、当座はそのままにすることにした。そもそも私がこの数年口ひげを生やしているのは、渡辺美佐子さんの「私と仕事している時はひげは生やしておいて下さい」という指示による。その理由は、私の顔がどうも「ひげがないと、いやらしい」からだそうである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンドイッチに胡椒

2008-11-24 | Weblog
バブル期、センチュリーハイアットの徹夜イベント仕事で配られた夜食サンドイッチに胡椒小袋が付いていて、それを箱に並んだ断面に振りかけ食べたのがうまかった。以来「サンドイッチに胡椒」と思っているが、常に実践しているわけでもない。胡椒を求めると怪訝な顔をされることもある。セブンイレブンのサンドイッチを胡椒抜きで食べつつ思いだす。本番3日目。旅打合わせ後、田岡美也子さん、吉村直さんらと眠亭で餃子など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『戦争と市民』二日目

2008-11-23 | Weblog
初日が開いて翌日にマチネ公演はハードだが、ノート(ダメ出しとも呼ばれる)の後、一場面だけ当たって、本番。『だるまさんがころんだ』以来久々に田嶋陽子さんが観に来て下さる。終演後ロビーで右傾化日本の未来を憂える立ち話。夜はノルウェーでお世話になったレーネ・テレーセ・テイゲンさんが講師の日本演出者協会・国際交流セミナーに出席。久しぶりに居酒屋。連休中に消化しないといけない原稿があと一つ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初日

2008-11-22 | Weblog
ついにその日が来てしまった。あまりにもとんでもない超大作故に、まだまだ山のようにのりしろを残しているが、とにかく一つのものとして世に出した。遅筆故にいろいろな方に迷惑を掛けた。最強のスタッフチーム、俳優諸氏に救われた。さらに完成度は上がっていくだろうが、波もあるだろう。ともあれ、今まで見たどんなものとも違うという実感は何度か襲ってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ初日

2008-11-21 | Weblog
あっという間に時は過ぎ、気候は冬の寒さになっており褞袍を出し、西武は優勝し、息子は期末試験、私の目の前にはずいぶん時間が掛かったがいよいよあと一時間で仕上げ終えるはずの書類があり、劇場では、やっとゲネプロをすませたがまだあれこれ埋めなければならないところや噛み合わせなければならないところはあるものの、あと半日の稽古と準備を残していよいよ初日を迎えることになった。時は移りゆく。衆院だけは解散していないぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てんやわんや

2008-11-20 | Weblog
ありきたりな言い方だが、そういうことである。超大作だから仕方がないのである。劇場での公演準備以外の雑務も山のようにあるから仕方がないのである。どうも今回台本を書いている間もそういう日が多かったのだが、またまた椅子で眠ってしまった。布団が恋しい。布団で眠るのは快適で素晴らしい。発明した人は尊敬する。布団を夢見てまた机に向かうのである。目覚めたら椅子だとがっかりするので、それは避けたいのである。避けたいのであるが……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・スズナリ二日目

2008-11-19 | Weblog
朝は書類の山と格闘。劇場入り後は美術直しあれこれ。すいすい進む明かり作りは1982年以来お世話になっている龍前照明チーム。細かい準備が多く予定より遅れて場当たり開始。だが目標場面よりやや進む。久しぶりにスズナリでの加藤ちか美術家との仕事。いつものスタッフチームが一挙にこの二十年まるごとの時間を体感している感じになる。劇場を出て再来年の劇団外での仕事の打ち合わせ。プロデューサー氏とビールを一杯。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・スズナリ入り

2008-11-18 | Weblog
一年ぶりのホームグラウンド。1981年から年二回はここで芝居してきた。午前中は締切近い書類仕事を少しでも消化。外部連絡も多く劇場外の時間も気が抜けない。舞台美術の進行を確認し、三時間抜けだし梅ヶ丘BOXで少人数抜き稽古。劇場23時退出。『戦争と市民』戯曲は小学館<せりふの時代>09年冬号(1月上旬発売)に掲載予定。前作『スペース・ターミナル・ケア』は発売中の早川書房<悲劇喜劇>12月号に掲載。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【Book Japan 2008年の100冊】詳細変更

2008-11-17 | Weblog
【Book Japan 2008年の100冊】ですが、ジュンク堂・新宿店で11月21日からとお知らせしていましたが、25日(火)から12月31日(水)までの開催と決まりました(http://www.bookjapan.jp/)。11月中は展示棚がエレベーター横のめだたないところですが、12月から、エスカレーターそばのメインスペースへ移動するそうです。この展示の中で私が一押しした『ハシムラ東郷』が土曜日の朝日新聞夕刊に取り上げられていた。注目されているようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

格闘中

2008-11-16 | Weblog
『戦争と市民』。とんでもない大作になってきている。たんに時間が長いという意味ではない。一つの町の特定の時期の年代記を描くという試み。執筆中はマルケス『百年の孤独』、クストリッツァ『アンダーグラウンド』等が脳裏をかすめていたが、まったく関係ない。初めて通した。一日12時間稽古場にいても、まだまだである。作品世界のキャパシティが大きすぎる。残された時間内でその町の「実在」に、能う限り迫りたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする