基本、駄洒落を言わないのだが、たまに言うとなると、ごく短い時間内に相手があきれるほど連発して、また一切言わなくなるという、芸風。というか、自然とそうなる。どういう仕組みか自己分析もしたことはないが。
ただ、こう暑いと駄洒落を言う元気も出ない。
山椒の味は仄かでした → 写真
基本、駄洒落を言わないのだが、たまに言うとなると、ごく短い時間内に相手があきれるほど連発して、また一切言わなくなるという、芸風。というか、自然とそうなる。どういう仕組みか自己分析もしたことはないが。
ただ、こう暑いと駄洒落を言う元気も出ない。
山椒の味は仄かでした → 写真
暑さと寒さどちらに弱いのか。
暑いと何もする気が起きない。ただ、風通しのいいところだとまだ、ましだ。そして赤道直下のラマレラで日陰のない小舟で炎天下、漁に出ていた日々は、なぜ耐えられたのだろう。冷房の効いた部屋にいる背徳的贅沢に慣れていくのも、まあ、こわい。
寒いのはなんとか身体を温めれば耐えられるという言い方もある。しかし生命力を奪われる恐怖がある。ほんとうの極寒はまだ体験したことが無いのである。液体は瞬時に凍り、立ち小便できないほどの寒さもあると聞く。それはおそろしい。
暑さで集中力を削がれることが、苦痛ではある。ストレスを抱えた者どうしが言い合いになったりするのも困りものだ。(集中できないので自問自答の書き込みである)
なんとかしのいでゆきたい。
一週間前大阪城野外音楽堂は、まだ、ましだった。いまの暑さよりは。
真夏に真冬の芝居をする。
はい。お客様には「涼」をお届けできるように尽力いたします。
『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』 再々々演、7月15日初日です。夏真っ盛りです。
上演情報。
↓
http://rinkogun.com/Breathless_2022.html
写真は、1992年の再々演。
この写真は涼しそうだ!
日本劇作家協会 「研修課」研修生募集中です。
応募条件
1. 劇作家協会新人戯曲賞の最終候補に残った実績がある者
2. 他の戯曲賞の佳作以上の入賞実績がある者
受講料は無料。
応募締切は、7月8日(金) 必着。
私も講師の一人です。
以下、詳細
↓
次代を担う劇作家を育成するためのプロジェクト 「研修課」研修生募集
「研修課」は実績のある新進劇作家を対象とした実践的な講座です。
ゼミ形式や講評などで創作指導を行ない、将来の演劇界を牽引しうる劇作家の育成を目指します。
専門的な指導を求める新進劇作家のご応募をお待ちしております。
《概要》
開講期間
2022年8月から2023年3月までの8ヶ月間を予定
**単年度事業です。次年度への継続はありません
講師
坂手洋二
佃 典彦
松田正隆
**上記のうちいずれかひとりを選択
受講料
無料
選考方法
代表作(戯曲)を添えて応募書類を送付のこと
指導講師の指名により決定
《応募方法》
応募条件
研修課には応募条件があります。
下記いずれかの条件に合致しない方の応募については審査をいたしません。
1. 劇作家協会新人戯曲賞の最終候補に残った実績がある者
2. 他の戯曲賞の佳作以上の入賞実績がある者
応募方法
下記を郵送または宅配便でお送りください
◯ 代表作(戯曲)1本
梗概を添付のこと
◯ 応募書類
1. 氏名(ペンネームの方は本名も)、年齢、住所、電話番号、メールアドレス
2. 受賞歴を含む経歴
3. なぜこの講座を受講したいか(志望動機) 800字程度
4. 希望講師名
坂手洋二、佃典彦、松田正隆のうちの一人
**坂手講師・松田講師の指導は、東京都内かその近郊またはオンラインで行なわれます。佃講師の指導は、名古屋かその近郊で行なわれます。それに出席可能な方のみご応募ください(交通費は研修生の自己負担です)。
**応募書類は返却致しません。
応募締切
2022年7月8日(金) 必着
《指導について》
・講師によって指導のスタイルは異なります。これまでは、執筆作の合評会や個別講評、テーマを決めた研究会、創作現場での実践的な指導などが行なわれてきました。
・指導の曜日や頻度は決まっていません。研究会や合評会はそれぞれのクラスで日にちを決めます。講評の場合は、講師と研修生の都合により日時を確定します。
・2021年度の研修課には約25名が在籍しました。
《人材育成事業として》
・研修課は文化庁の人材育成事業であるため、無料で受講できます。
・文化庁への報告のため、年度末には成果物(戯曲、プロット、草案など)をご提出ください。
・研修生は人材育成対象者となり、5年間にわたり活動状況をご報告いただきます。
《互いに尊重し合える場のために》
日本劇作家協会は、協会事業に関わる人のすべてが、属性や思想信条によって差別されることなく、対等の人格として互いに尊重し合い、身体的・精神的に安全に過ごすことができる環境をつくろうとしています。
2020年にハラスメント申告受付の手順を定めた「セクシュアル・ハラスメント事案への対応に関する基本要綱」、2022年に声明「演劇の創造現場からあらゆるハラスメントや性加害をなくしていくために私たちは発言し行動します」を発表し、さらに包括的なガイドラインと対応要綱を準備中です。
◯ガイドラインの遵守
2022年度の研修課の開講時にガイドラインが正式公開に至っていない場合は、「ガイドライン案」として各講師に配布します。講師はガイドライン案を遵守いたします。
また講師は合評会においても、研修生同士の意見交換において、人格否定や属性のステレオタイプに結びつけた発言が起こらないよう留意します。
◯ご申告の受付
協会事業内で起こったハラスメントに関してご申告を受け付けております。
セクシュアル・ハラスメントの場合は申告フォームをご利用ください。対応要綱に従って、聞き取りと調査は臨床心理士・弁護士などの専門家が行います。ハラスメント全般の要綱とフォームも準備中です。
文化庁委託事業「令和4年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁/一般社団法人日本劇作家協会
制作:一般社団法人日本劇作家協会
《応募書類の送り先・お問合せ》
〒166-0002
杉並区高円寺北2-29-14-501
TEL:03-5373-6923
日本劇作家協会 研修課係 宛
ここから入れます。
↓
梅雨明けって、なんだそれ?
俺は聞いていないよ。
たいして雨降ってないのに、農家のみなさんはじめ、みんな困るだろう。
というか、暑すぎる。
しかも稽古しているのが、真冬の芝居なのだ。
世間が眩しすぎて、サングラス通勤。
上演情報。
↓
http://rinkogun.com/Breathless_2022.html
写真は22日の大阪城野音開場前。
平均睡眠時間三時間以内の日々が十日くらい続いていたあいだ、ついに、移動中しか睡眠時間がとれないことがあった。
新幹線ホテル、であった。
サービス? 目を覚ますと、ニュースを字幕で見られるのだ。
まあ考えてみれば新幹線は贅沢だ。先月に深夜バスで和歌山に行ったときよりは快適だ。
それにしても、新幹線で到着駅の前にちゃんと目が醒めるのはなぜか、誰か科学的に説明してくれ。
まだまだやることが多い。幸いだ。
トラブルは多々起きるが、逃げも隠れもできません。走り続けるのみだ。
『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』 あす26日午前11時、前売り開始です。
気がつくと、本番まであと二十日。
上演情報。
↓
http://rinkogun.com/Breathless_2022.html
写真は1992年の再演。
過日、何十年ぶりかで京都大学の生協食堂へ。
ハラールフードがあって一瞬驚くが、もともと京都は国際的なのだ。
ケバブラップを食べた(写真)。三種のソースを選んで入れられるので、そのうち三つは辛い系統を選んだ。
ただ、いまや生協食堂といっても外部の会社が入っているらしく、隣接した他大学の学食とメニューも値段も変わらないらしい。なんだかつまらない。一度だけ京大生協食堂で食べたビフカツは嬉しかったが、もはやそういう独自メニューはないようだ。
もっとも過去の京大西部講堂に滞在した日々は、八十年代の劇団公演はどこへ行ってもそうだったが、自炊がほとんどだったのだが!
昨日入稿を果たした「ブレスレス / カムアウト」戯曲集新版(而立書房)だが、校正と急遽付録に決めた劇団上演記録原稿の確認で、さまざまな過去が甦ってきた。1980年代後半から私達は京都大学西部講堂にもかかわっていて毎年のように公演していた時期があったが、今年は先月からのべ三回京都に通う機会があった。京都のいろいろな記憶が甦り、京都公演自体は昨夏『悪魔をやっつけろ』をE9でやることができたが、なんにしても過去を振り返り現在を思う日々となっている。というか、おそらくまた京都に行くのだろう。
昨日まで平均睡眠時間三時間以内の日々が一週間以上続いていたが、昨夜はさすがに眠った。とはいえ寄る年波、そんなに継続して長くは眠れないのだ。
まだ昼夜の稽古になれておらず、いささか消耗。稽古後にも大切な話があり。仕切りなおしてゆく。
「地の塩」大阪城野音リーディング(写真)のため関西に通いつつ三十分でできるよう半分の長さに短縮し俳優たちが読めるかたちに寸前まで台本を整え(翻訳の田中壮泰さん、製本の江尻君、お疲れ様でした)、自分の独演「悪魔をやっつけろ」ここ数ヶ月の間では一日だけの岡山本番をこなし、じつは「ブレスレス / カムアウト」戯曲集新版を公演初日に間に合わせるために而立書房さんと急遽付録に決めた劇団上演記録追加原稿(すごいです)や校正を重ねまもなく最終入稿、さらに連載原稿も書き、そこに諸々トラブルも入り、ろくに眠らぬ強行軍の日々が続いていたが、いよいよ稽古場も広い所に移動、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』7月15日初日に向け怒濤の昼夜稽古に突入。無理やりな動きに皆様ご協力いただき感謝である。いろんな人たちに会えてむちゃ楽しかったのも事実!
私の他に「地の塩」大阪リーディングと『ブレスレス』稽古の両方に参加しているのが、滝祐里(写真前列右から二人目)。この人もフットワーク軽くていい。おつかれさまである。「地の塩」では急遽ヒロイン(といっていいか)マグダ役を振る。ピョートルは川本三吉、駅長は村尾オサム、司祭は三澤健太郎、伍長は松原佑次、と、配役的なところは、何回も出てくる人だけ緩く決めたのだが、即興的にとんとん決めていくリズムに応えられる、力ある布陣であった。
それにしても東京通常営業時は自転車移動の身としては雨が降らないのは助かるが、こんな空梅雨で農家は川は自然は大丈夫なのか。
「地の塩」、今回のパイロット版、なんとか東京でもお披露目したい。東京版をつくるしかないか。いろいろな仕事の合間にあれこれ妄想する。というか「地の塩」の世界が自分の中で拡がり、戦乱を伝える最新ニュースを見てもその映像の向こうに1935年のウクライナ地方の姿が幻視されてしまう。