石原伸晃環境相は衆院予算委員会第6分科会で、政府が目指す沖縄本島北部(東村、大宜味村、国頭村)を含む「奄美・琉球」の世界自然遺産の登録に名護市辺野古沿岸海域や大浦湾を追加する可能性について、「ユネスコのルールにのっとって、守るべきものがいないところを政治的な問題として後から加えることは環境省として考えていない」と述べたという。
辺野古沿岸海域や大浦湾には、環境省指定の「絶滅危惧種IA類」である天然記念物ジュゴンの生息が確認され続けているのだが?
ユネスコのルールでも重視されている 「絶滅のおそれのある種の生息地」が、「世界遺産」登録のリストに入っていないことじたいが問題だ。
仕組みが理解できていないのではないか?
ヤンバルクイナ等の希少固有種が成育する陸域の生態系だけをみていては、沖縄の自然の姿は理解できない。
石原氏の言う「政治問題とくっつけて委員会でコメントするのは立場上控える」はさかさまであり、政府側が「政治問題があるからリストに入れていなかった」と自ら告白しているようなものだ。
大浦湾の美しさは行けばわかる。深海の生物たちの生態も素晴らしい。写真を多くのダイバーたちが撮っているので、見てもらいたい。
キャンプ・シュワヴ前の岩のような小島に小さな漁船に乗せてもらって渡ったことがあるが、沖縄本島周辺としても有数の美しさである。
基地を作ればジュゴンの餌場は、なくなる。
「守るべきものがいない」などと、どの口が言っているのだ。
相変わらず捕鯨にちょっかいを出しているシー・シェパードが聞きつけてやって来ると面倒だぞ。
東電福1原発で100トンあまりの高濃度汚染水がタンクから漏れた問題で、配管に取りつけられた三つの弁のうち二つは、昨年4月から開いた状態だったという。
昨年10月にも傾いた地盤に設置した別のタンクで過剰な注水によって天板から水があふれる事故が起きているがこの際も東電は「ぎりぎりをねらいすぎた」と言っているという。
ぎりぎりをねらってちゃ危ないじゃないか。
そもそもタンクの寿命はだいたいのものが三年という話だったが、もうその時期が迫っている。
東電福1原発周辺の敷地を埋め尽くした全てのタンクをまた別なタンクに移すのか?
三年ごとに?
このことをほとんど政府もマスコミも真剣に取り上げていないのが不思議で仕方がない。
話題にならなければ国民はそのままでいいのかと誤解してしまうのだ。
悪循環が続いている。
絶滅危惧種も、美しさも、注目されるべき根拠だろうが、福島の海にも、もちろん陸にもだが、生物がいる。
名もない、ありきたりの生物でも、同じことだ。同じ命だ。
守られねばならないだろう。
辺野古沿岸海域や大浦湾には、環境省指定の「絶滅危惧種IA類」である天然記念物ジュゴンの生息が確認され続けているのだが?
ユネスコのルールでも重視されている 「絶滅のおそれのある種の生息地」が、「世界遺産」登録のリストに入っていないことじたいが問題だ。
仕組みが理解できていないのではないか?
ヤンバルクイナ等の希少固有種が成育する陸域の生態系だけをみていては、沖縄の自然の姿は理解できない。
石原氏の言う「政治問題とくっつけて委員会でコメントするのは立場上控える」はさかさまであり、政府側が「政治問題があるからリストに入れていなかった」と自ら告白しているようなものだ。
大浦湾の美しさは行けばわかる。深海の生物たちの生態も素晴らしい。写真を多くのダイバーたちが撮っているので、見てもらいたい。
キャンプ・シュワヴ前の岩のような小島に小さな漁船に乗せてもらって渡ったことがあるが、沖縄本島周辺としても有数の美しさである。
基地を作ればジュゴンの餌場は、なくなる。
「守るべきものがいない」などと、どの口が言っているのだ。
相変わらず捕鯨にちょっかいを出しているシー・シェパードが聞きつけてやって来ると面倒だぞ。
東電福1原発で100トンあまりの高濃度汚染水がタンクから漏れた問題で、配管に取りつけられた三つの弁のうち二つは、昨年4月から開いた状態だったという。
昨年10月にも傾いた地盤に設置した別のタンクで過剰な注水によって天板から水があふれる事故が起きているがこの際も東電は「ぎりぎりをねらいすぎた」と言っているという。
ぎりぎりをねらってちゃ危ないじゃないか。
そもそもタンクの寿命はだいたいのものが三年という話だったが、もうその時期が迫っている。
東電福1原発周辺の敷地を埋め尽くした全てのタンクをまた別なタンクに移すのか?
三年ごとに?
このことをほとんど政府もマスコミも真剣に取り上げていないのが不思議で仕方がない。
話題にならなければ国民はそのままでいいのかと誤解してしまうのだ。
悪循環が続いている。
絶滅危惧種も、美しさも、注目されるべき根拠だろうが、福島の海にも、もちろん陸にもだが、生物がいる。
名もない、ありきたりの生物でも、同じことだ。同じ命だ。
守られねばならないだろう。