今日も劇作家協会の会議。来年の大きな事業に向けて。……三宅坂の国立劇場大劇場へ。『推進派』でお世話になった徳之島の唄者Hiroさんが藤間貴盛として舞う道成寺を観る。たおやかにして華麗、見事。……下北沢駅前劇場『我が友ヒットラー』二幕。二日連続でヒトラーの演説を客席で聴いている。……普天間基地移設問題が辺野古に向けて急速に動いている不条理。TPPも既成事実のように進んでいく。止めなければ。
劇作家協会の会議。次年度事業と予算を決める。みんな忙しいのに朝から三時間みっちり話。一番忙しいのは長塚君か。……世評の高い劇団チョコレートケーキ『熱狂』を観る。濡れた目のヒトラー。台本を読んでからの観劇なのでいろいろと作り方について思いながらの二時間。ちゃんと演劇になっているものはやはりいいなあと思う。……永井愛さん、中津留君、美術家の太田さんと、中華料理屋で定食を食べる。考えてみると「定食」のようなものを食べるのはずいぶん久しぶり。……夜は梅ヶ丘で劇団ミーティング。
文化庁からの通知に茫然。……打合せのために下北沢駅南口前で待ち合わせしていると、Ort-d.dの倉迫康史さんにばったり。駅前劇場の前だから当たり前だ。『わが友ヒットラー』を観たいと思うがかなり時間の調整が難しい、と話すと、セットだけでもと勧められ、劇場に上がって、いつもとまるで違う配置の駅前劇場のセットを見せてもらう。おもしろそうだ。……K劇場のMさんたちと打合せ。長い話になる。ある意味、愚痴も出てくる。これからどうなるのか。……今日も下北沢にいた。しかしスズナリには寄らない。『カウラの班長会議』がしだいに遠くなる。
生活保護費や児童扶養手当を市民がギャンブルで過度に浪費することを禁止し、浪費を見つけた場合、市民に情報提供を求める兵庫県小野市の条例が27日の市議会本会議で可決、成立したという。「公的な福祉制度の適正な運用を目的とし、受給者が生活を維持できなくなるまで生活保護費をギャンブルに使うことを禁止」だそうで、浪費を見つけた市民には、市に通報することを「責務」として定めるそうだ。ちょっと待てよ。その「市民」はそれをどうやって見つけるんだ? ……やることだらけで一日が過ぎる。思わぬこともあって二件要件が飛ぶ。……夜はスズナリ、桃園会二本立ての一本『よぶには、とおい』を観に行く。十年前の劇だが、一番泣かせる一言は新たに書き加えられたという。『カウラの班長会議』(写真)をやっていた劇場が違う姿になっている。当たり前だが、時は過ぎていく。
普天間飛行場辺野古移設のため沖縄防衛局が公有水面の埋め立て承認申請書を県知事に提出したことについて共同通信が実施した全国電話世論調査で、計55・5%が「評価する(「ある程度」も含むが)」と回答。「評価しない(「あまり評価しない」も含む)」は計37・6%。つまり、オール沖縄の反対にもかかわらず、ヤマトの半数以上は「辺野古に新基地を作ればいい」と思っているということだ。尖閣危機、中国との緊迫関係をあおり、一方では沖縄に対する冷淡さを保つ大手マスコミの姿勢も一因だろう。全国世論調査で、日米同盟についてほぼ6割が「現状のままでよい」と肯定し、憲法9条を改正する必要がないと半数以上が答えている。戦争放棄をうたった憲法9条を日米安保が支える「現実」を、みんな認識してはいるのだろう。しかし、中国とアメリカの関係は、日本とアメリカの関係以上に、密接だ。この「矛盾」を「国民」は自覚していないのか。……やんばる高江「N4」地区のヘリパッドが完成していた。本日の県議会土木環境委員会の視察で明らかになった。ほんとうに、「そこに住む者」の生活にも、その出来事が象徴する事象についても、関心が払われていない。この国の国民にとって、自分の目に届かないものは、「ない」というのか。……岡山でも「一票の格差」問題で選挙無効判決。「確定次第に取り消し」で、昨日の広島判決から一歩進んでいる。無効な政権の理不尽な行いを、このまま許していいのか。……溜まっていた仕事、締切の迫る校正、雑務やメール、連絡、確認など。ひたすら働いて気がつけば日が傾き、夜になっている。やり続ければいくらでも仕事がある。夜も更けるとフェイスブックに複数書き込み、にわかSNSアクティヴィストになる。……『カウラの班長会議』、この人数と特殊なセットだけに、なかなか再演は難しいしツアーも場所を選ぶと思うが、来年以降に向けて計画を立てたい。というか、オーストラリアで公演したいと思う。ぜひとも。来年は「カウラ事件」の「七十周年」なのだ。……『カウラの班長会議』の出演者半数はオーディションによって選ばれた人たちである。今後ご一緒できるかどうかはさておき、よい出会いだった。彼らの多くに今後しばらくは「『カウラ』に出ていた~」という枕詞が付くはずだ。みんながんばったし、それだけのことをしてくれた。これだけ多くの俳優の印象を具体的に豊かに持ち帰ることのできる芝居という意味でも、滅多にない上演だった。
『カウラの班長会議』打ちあげも終えて、翌朝まだ数十人の人間の気配というか余韻を残した梅ヶ丘BOXを片付け、午後から夕方まで劇作家協会戯曲セミナー研修課講座。二作品を講評。いずれも上演が決まっている作品だが、それだけに通常の戯曲講座よりもダイナミックな指導となる。ともあれ成果を出してほしい。……高円寺に移り、「非戦を選ぶ演劇人の会」会合。……足利の倉庫に道具を収めた後にプロジェクターを返しに来た燐光群カーに遭遇。四人の劇団員は、夢の続きにいるような朦朧状態のような。……夜は『ハルメリ』を観る。感想は記さない。以下は私が選考委員を務めた七年前の第13回劇作家協会新人戯曲賞選考時の、私自身の講評。〈今年は『ハルメリ』があってよかった。全審査員満票というのは、滅多にないことだ。 『ハルメリ』は一種の「情報」についての劇だが、作者が捏造したその「情報」を劇世界として定着させるには、最低限のアイディアの新しさと、提示の仕方についての意外性を伴った仕掛けが必要だ。中には不発に終わったり手垢にまみれたりしている要素もあるが、そうでない部分がある程度中心を占め、なんとか納得できる「水準」で運んでいれば、そうした疵は比較的目立たずやり過ごせる。 自作を厳しく見るための物差しとなるその「水準」を、いかに高く見積もることができるか。『ハルメリ』は、言語劇場のレベルでは、それをクリアしているといえるが、これが実際に上演されたときにどうかというとそれはまた別問題だ。けちをつけているのではない。自作上演の機会を重ね、「舞台化されたらどうなるか」という視点を磨いた作者がこの後どのような変貌を遂げるかが、楽しみなのである〉、感想は記さないとしたが、指摘したように「これが実際に上演されたときにどうかというとそれはまた別問題だ」と言うしかない。少なくとも、ここで指摘した困難を乗り越えるためには、いかにアップトゥデート的変更に見えたとしても、安直な書き換えは為されてはならないし、こういう難物を相手にする以上、新たに戯曲を書くくらいの「戦略」が必要だ。……福島第1原発の停電で、使用済み核燃料プールの冷却などが長時間停止した事故について、仮設配電盤の真下から死骸で見つかったネズミが、配電盤の高圧部に接触してショートさせたことが原因だと、東電は断定したという。ネズミ一匹で世界が滅ぶ。リチャード・マシスンや星新一らSFショートショートの奇才らも、こんな事態が本当に起きるとは想像しなかっただろう。……最大2・43倍の「1票の格差」が是正されずに実施された昨年12月の衆院選をめぐる全国訴訟の判決で、広島高裁(筏津順子裁判長)は25日、小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。無効の効果は「今年11月26日の経過後に発生する」とした。一票の格差訴訟で、小選挙区についての判決は8件目で、違憲判断は6件目。無効判決が出たのは全国で初めて。被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、最高裁で無効判決が確定しない限り現職は失職しない。高裁は選挙時の区割り規定そのものを違憲と判断したが、無効訴訟は選挙区ごとに起こす形式となっており、対象となった広島1、2区のみを無効とした。「提訴から100日以内に判決を出すように努める」という規定を今回は各高裁が意識し、判決は27日までに出そろうという。その後、最高裁が年内にも判断を統一する判決を言い渡し、確定する見通しらしいが、やり直しは大歓迎だ。
『カウラの班長会議』。初演、千秋楽。この出演者の多い、舞台に切り穴の必要な特殊な劇が、そう簡単に再演やツアーができるとは思えないが、まあ、来年以降に向けていろいろと考えていきたい。じっさいに「カウラ大脱走」に加わったMさんがまた観に来てくださる。史実を描く劇とは不思議なものだ。現実と、御縁が、歴史と未来が、錯綜する。
国際演劇協会の会議を終えて、千代田線経由で下北沢に。初めて小田急線の地下駅を通る。なんなのだ。まるで通りにくい。狭い。柱と壁の間も隙間がない。地上に上がっていくのが複雑すぎる。新しく作った駅なのになんという不便さだ。……『カウラの班長会議』。ついに24 日昼の部で、千秋楽を迎える。
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三月二十二日というのは屈辱の記念日となった。沖縄にとってである。米軍普天間飛行場の辺野古移設のため政府が県に対し公有水面の埋め立てを申請した。この重大さをヤマトが、東京がなぜ共有できないのか。小田急線が地下に潜ることなどどうでもいい。政権が変わることによって、「前の政権の約束は反故にする」ということが罷り通っている。ひどいものだ。約束を守らない人間や組織を、誰が信用するというのだ。……『カウラの班長会議』、この土日で終わりです。
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自民党、日本維新の会、生活の党は政教分離原則の緩和を訴え、地鎮祭における玉串料の公費支出などを容認すべきだとの見解を示。第3章の議論で、3党は政教分離を定めた第20条に関し、「儀礼・習俗の範囲内であれば憲法で国や地方公共団体が宗教的なものに関わることができることにする」などと主張。政教分離原則の緩和で一致したという。冗談じゃない。「政教分離」は民主主義の根幹の根幹。絶対に破らせてはならない。……なんだかいろいろ消耗して昼間の仕事が進まない。……『カウラの班長会議』。終演後、岩松了さんと久しぶりにゆっくり話。岩松さんが沖縄らしき所を舞台にした『ルート99』を書く時に私の沖縄もの戯曲を読んだと聞く。そうか。そんなに飲んでいないのになんだか酔いが回る。
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広島市は原爆資料館の、やけどを負った被爆者の姿を再現したプラスチック人形の展示を撤去する方針という。もちろん実物資料中心に異存はないが、「旅行代理店のアンケートに、人形が怖いとの意見があった」という理由で撤去って、それはないだろう。見せたい内容があれば見せるべきだ。……福島県の子どもの甲状腺がんの発生率が異常なほど高くなっているという情報は誤報ではないだろう。事故当時18歳以下だった3人が甲状腺がんと診断され、さらに7人に疑いがあり、原発事故以降、日本における小児甲状腺がんの発生率は75倍も増加していることになるという。早期発見に向けた、放射能高汚染区域に住む子供たちへのスクリーニング検査が、必ずしもじゅうぶんに行われていないと、福島に住む方々からも聞いている。福島県知事はじめ「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」との見解、「不安を煽るな」「住んでいる人を傷つけるな」という声があるようだが、とにもかくにも検査の機会を増やすべきではないか。不安を感じる人が不安だと表明することを「おかしい」という人たちも、安全であることを証明したいなら、検査を推進すべきだろう。……現実や歴史を知ることを妨げるのはおかしいと、あらためて思う。……『カウラの班長会議』、終演後、清水弥生の新作短篇リーディングとトーク(写真)。岩松了さん、野田学さん、大久保賢一さん、保坂展人さんら、賑やかな客席。……夜は隣の劇場でやっているわかぎえふさんの芝居を観る。……『カウラの班長会議』は24日まで。とにかく、お見逃しなく。
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福一原発、停電に伴って冷却システムなどが止まっていたが、すべての冷却システムがようやく復旧。しかしトラブルの原因はいまだにわかっていないし、配電盤が緊急の仮設のものでしかなかったということが問題だ。今は「仮設の仮設」だ。再発の可能性は常にある。こうした非常時に一番危険な4号機の温度上昇が一番早かったことも確認された。私たちは薄氷の上にいる。このたび、同様に冷却装置が異常をきたした1~6号機の核燃料6377本を保管している共用プールの存在が注目されたことは、人々の認識を求める教訓になった(はずだし、そうであってほしい)。こんな現実を前にしても、日本は安全だと言えるのか。原発の近くに住むことを危険だと言うことが「人々の不安感を煽ってデリカシーがない」というのか。現実を見なければ仕方がない。昨日高遠菜穗子さんがアフタートークで語っていたが、イラクでも新生児の奇形率が極めて高くなっており、それが、劣化ウラン弾の影響でないと考えることは難しいだろうということだ。もちろん性質は違う。しかし私たちの環境は思っているよりも悪いと考えられる。後になって後悔しても遅いのだ。……そう、本日は『カウラの班長会議』アフタートークは高遠菜穗子さんに登場していただいた。やはり注目度は高く超満員。高遠さんはなんと「演劇を見るのは初めて」とのことである。熱意と集中力のある語りだった。頼もしいと思うし、私たちもがんばらないといけないし、共闘していくことを考えたい。……『カウラの班長会議』、おかげさまで好評をいただいている。いつも以上の好評、なのであろう。ここまで圧倒的な評判を得ているのは『だるまさんがころんだ』以来かもしれない。確かに私たちは『だるまさんがころんだ』の後、しばらくは「実験」に向けて大きくスイッチした。しばらくはその時期だと考えたのだ。その全てが直ちに理解されたとは思ってはいない。しかしそうした「実験」への希求があってこそ、一巡りしたところでの『カウラの班長会議』の成果があるといえる。複雑で厳しいことをシンプルにやっているわけで、この困難は、昔と同じやり方ではできないことかもしれないのだ。劇団の仲間を改めて誇りに思うし、今回この公演のために集まった若い人たちにも感謝している。演劇にはまだまだ可能性がある。……この一ヶ月近くのあいだ抱えていた、現在の公演とは関係のない問題が、一応の解決を見た。たいへんな心労ではあった。私たちは紙一重のところを生きてきている。常に全てのことがうまくいくわけではないのは当然だが、とにかく胸を張って進んでいきたい。……『カウラの班長会議』、確かになかなかできないことをやっている。木曜日には平日マチネもある。公演が重なっている演劇人にも見ていただけるはずだ。比較的、席に余裕があるのは、21日、22日の夜の部だ。24日昼の部まで。とにかく、お見逃しなく。
眠れるような眠れないようなもどかしい体調と自分の事情。いろいろ仕事を午前中からダッシュでいったん終わらせて新国立劇場『長い墓標の列』を観る。福田善之さんが二十七歳で書いた大作にして実質単独執筆処女作という。伊藤雅子さんの美術がいい。さまざまなことを思う。福田さんとお話したいと思う。たぶん今週後半には実現する。事務的仕事をはさみ、『カウラの班長会議』へ。今日は撮影日。終演後、知人に激賞されて、ありがたく思う。劇場を出て、俳優座の次代を担う田中壮太郎君と話す。そこへ、東電福1原発の1、3、4号機の使用済み核燃料プールの循環冷却装置などが、午後7時ごろ停電で停止したというニュース。復旧の見通しは立っていないという。電源が復旧しなくても、保安規定の65度を超えるまでに、最も水温の高い4号機で4日以上かかる、などという情報で、安堵できるはずもない。目に見えない、皮膚に感じられないものを気にして生きるのは、生きものの道として間違っている。私たちの未来は、残念ながら、生きものであることを放棄したフィクションの上に成り立っているらしい。無理である。
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早朝からいろいろ作業をやっていて、正午過ぎに沈没しかける。……しかし結局、自分の推薦で座高円寺プログラム参加となったことが嬉しくも誇らしくもあるが責任上、TRASHMASTERS『来訪者』を観にゆく。中津留章仁さんに対してはほんとうに、流派は違うかもしれないが、これまで自分より若い人たちにはついぞ感じたことのない親近感を抱いている。今回も、まあほんとに、おいおいと呆れてしまうようなことをやってくれている。突っ込みどころ満載。林田麻里の堂々たるヒロインぶりも愉快。どうやら彼も世間の評判とは違って俳優中心主義者なのである。そのうち飲む約束。たのしみだ。……その座高円寺地下、『ハルメリ』稽古場に水を差し入れ。……下北沢に戻り『カウラの班長会議』、我ながら、なんとひねくれていてそれで素直なことか。ちょうど折り返し地点なので、中日乾杯。金沢から私が十年近く前に金沢市民芸術村で演出ワークショップをした時の参加者であるMさんも来てくれた。 3/18(月)7時と3/20(水)2時は既に満席。別な回をお薦めします。……観に来てくれた瀬々敬久監督と元アルゴピクチャーズの細谷さんと一献。細谷さんも三十年来の知り合いだが、瀬々監督とはまた別にいろいろな昔の因縁がある。四半世紀ぶりにちゃんと話す。昔にどういうことがあったか語り始めるとたいへんなのであるが。……さて、『カウラの班長会議』で円城寺あや演ずる映画監督のモデルが如月小春さんであるという噂が巷に出回っているようだがとんでもない。如月さんがカウラに留学した事実はある。そして、それほど多くの接触があったわけでもない私でさえ思い起こすことのできる、いろいろな局面でいきいきと行動されていた彼女の、高校時代のカウラでの姿、それを私が勝手に幻視することはあるだろう。七十年代にカウラを訪れた少女がいた、その事実がこの劇を造る時のイメージのどこかにあるとしても、それは作者である私が、本当に勝手に追体験しているだけのことで、設定も職業も違う役柄そのものに如月さん個人のイメージを重ねるなどということをするはずもない。日本人捕虜たちの墓地を訪ねて、高校時代の如月さんもここを訪れたはずであり、彼女は何を感じただろうと思うのも、私の自然な感じ方であるに過ぎない。刺激を受け。因縁を感じているだけである。誰かをモデルにするとか、固有のイメージを援用するとか、そうしたことは、まったくない。それをさもそうであるように吹聴する人がいたとしたら、それこそ想像力の欠如というものだ。ネット上で「主人公のモデルは如月小春さんらしい」と書き込む人がいて、迷惑しているのである。
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