
大阪の小劇場ウイングフィールドさんが回顧の本を出した。
「30年」を記念してということだ。
「30年」経つのか。
おつかれさまです。
そして、ありがとう。
大阪。
私が最初に大阪で演劇に関わったのは、1982年の夏。
いまはなき劇場オレンジルームに、スタッフとして行った。
この30年は公共ホールでやることが多かったから、
ウイングフィールドさんで公演した回数は少ない。
それでも、大阪の街中で演劇をするのは、あらためて、思い出深いものがある。
関西の公共ホールはどうしても、ど真ん中からは、少し外れる。
『屋根裏』は、関西では他の劇場でもやったが、ウイングフィールドさんでもやった。
『宇宙みそ汁』もそうだったが、梅ヶ丘BOXで上演したもので関西で上演するには、確かに最適である。
『悪魔をやっつけろ』は、東京では大きい会場でやったが、ウイングフィールドもぴったりだったな、と思う。京都と伊丹でやってしまったのだ。
そうか。
ウイングフィールドさんでもやった公演を、東京では梅ヶ丘BOXでやってくれればいいのだ。
皆さん、お待ちしています。
ウイングフィールド。
その場所は、劇場というよりは、「解放区」として作られたという気がする。
そうでしょう、福本さん。
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