シナリオライター加藤正人さん、
東映ビデオの重鎮だったというかVシネマを始めたプロデューサー加藤和夫さん、
ダブル加藤氏と、自由ヶ丘「淡海」で。
お二人とも四十年のおつきあい。
加藤正人さんは八十年代の廣木隆一組関係から。
彼の最新映画『碁盤斬り』は、オリジナル作品であることに意義がある。
加藤和夫さん、私が初めて演出した劇研の芝居の主役、てことは、もう四十五年か。
ダブル加藤両氏が組んだ映画が『破戒』。
この顔合わせで話すのは初めて。
話が弾みすぎる。楽しすぎる。
きりがないので、とても中身は書けない。
「淡海」は、学生時代、私が後に東映に就職した故・南太郎さんの後釜としてバイトに入った店である。私の後釜が加藤和夫さん。
和夫は私の長原のロッテリアのバイトも引き継いでいたことを、この日に言われるまで忘れていた。
「淡海」は岡山(倉敷)出身のご夫婦が経営していて、私のバイト時は映画評論家で寺山修司グループの斎藤正治さんが常連だった。彼はいつも焼酎お湯割り二百円(当時)をさくっと飲んで帰るのだった。
おかみさんもお元気だった!!
話は尽きなかった。
とても書き切れないので、いったん、ここまで。