カメラ屋さんでコピーをします。
コピー機の傍には、コウノトリ人形と「玄さん」人形が並んで置いてありますね。
お店の女性に、『この「玄さん」人形、えらい上手に作ってますね』と尋ねます。
豊岡市のキャラクターとして昨年11月に登場して以来、物凄い人気であちらでもこちらでも取り上げられています、コテコテ親父の「玄さん」なのです。
「玄さん」の写真を切り抜いて、厚さ5cmくらいの貯金箱に仕上げた作品なのです。
カメラ屋さんが作ったのかと思い、尋ねてみましたが、「この貯金箱は知り合いの方から貰ったのよ、よ~く出来てるでしょう」、
「ほれ、「玄さん」の眉はピクピクと上下に動かせられるのよ、ピンと吊り上げると怒り顔、下げると情けないベソ顔になるでしょう」と、眉を上下に動かして見せてくれます。
カチンカチン石頭の「玄さん」も、眉一つの表情でこんなに変わるものかと感心します。
全国あちらにもこちらにも、ご当地キャラクターが何十何百と出現してますね。
大体どのキャラクターも、かわいい、やさしいが当たり前のキャラクター業界に、固た~い、コッテコテ親父顔の、ちっとも可愛くない、変り種の「玄さん」が殴り込みかけたような感じです。
出現以来たちまち大人気、「玄さんグッズ」もどんどん出来ます。勝手に人形使ったり、勝手にグッズを作ったり、勝手に楽しむ方も多いように聞きますね。
豊岡市の、近頃の最高傑作そんな「玄さん」のブームです。