本気で壊す気でしょうか?

2010年03月09日 | 世相雑感
(本日真冬に逆戻り、桜の枝は雪まみれ、真っ白満開の、寒~い桜の並木道)


2月の下旬は春のような天気だったのに、この一週間は冷たい雨ばかり、とうとう今日は朝からずっと雪が舞い、真冬に逆戻りとなりました。
稲葉川の桜の木、枝は雪まみれ、真っ白満開の寒~い寒い桜の並木道、3日も前に啓蟄でゴソゴソ這い出す虫達も、さぞかしビックリしてるかな?

それよりビックリたまげます。ごそごそ這い出すいや~な感じのニュースです。
とうとうここまでやるのかと、日米同盟本当に本気で壊す気でしょうか?、そんな気になる内容でした。
岡田外相、就任以来いたく熱心なことが、アメリカの日本への核持ち込みに関する「密約」の調査、本日、調査・検証委員会の報告がニュースです。

広義の「密約」だ、狭義の「密約」だと検証作業、「安保改定時の核持ち込みの密約」だ、「半島有事の際の戦闘行動の密約」だ、「沖縄返還時の核持ち込みの密約」だ、「沖縄返還時の原状回復補償費の密約」だと、何か鬼の首でも取ったような報告ですね。
秘密にしてこそ役立つこともあり、その時の責任者の苦渋の決断だったかも知れぬことを、どうしてこうもご熱心に暴いて、何の得があるのでしょうか?。

鳩山内閣発足以来、次から次へと繰り出すいや~なニュースが続きます。
「オバマさんが、いつまでも辛抱してくれますか」と云う心配や、日米同盟が本当に壊れる日が来るかもしれない心配や、日米同盟が消えてなくなり後悔する日の心配が、現実味を帯びてきましたね。
昭和15年2月2日の反軍演説、斉藤隆夫の心の叫びにこんな一文ありますね。
「いやしくも国家の運命を担うて立つところの実際政治家たる者は、ただ徒に理想に囚わるることなく、国家競争の現実に即して国策を立つるにあらざれば、国家の将来を誤ることがあるのであります。現実に即せざるところの国策は真の国策にあらずして、一種の空想であります。・・・・・・・・」と、
わが故郷の偉大な政治家、斉藤隆夫70年前の叫びは、今に通じる感がいたします。