生活

とりとめもなく

2012読んだよー

2013年06月26日 22時19分41秒 | 読書
そういえば最近読んだ本の感想書いてないなあと思ったら去年の8月以来書いてなかったのでまとめて記録しとこうと思います。
はるか記憶の彼方のものもありますね・・・
まず2012夏編

横溝正史「仮面舞踏会」
これ非常に面白かったです、昭和30年代の夏の軽井沢を舞台とした推理劇。もちろん金田一も登場するが、例のごとく人が何人死んでもいっこうに解決しようとしないしない。いい加減解決しろよ名探偵さんよう!と言いたくもなってしまうくらいながいながい話だが、群像劇としても面白いんじゃないでしょうか。
何がいいって、雰囲気がいいんですよ。また読んでもいいかもと思っている。なぜってそれは、内容よくおぼえてないから・・・
そしてこのすぐあとに読んだのが同じく横溝先生の「幽霊男」という長編だったがこれは写真撮り忘れた。
金田一ものでありやはりまったく解決する気ないんじゃないかと疑ってしまうくらい金田一はなかなか解決しないのだが、金田一というよりなんかちょっと明智小五郎とか出てきそうな雰囲気の話だったのだ(作家ちがいではありますが)。
面白かったかといえば、そうでもなかったな~。。。

誉田哲也「ドルチェ」
姫川でも武士道でもガールでもないシリーズが始まってて警視庁練馬署強行犯係の42歳の女性刑事・魚住久江が主人公。短編集でして、男女間のいざこざが共通したテーマのような気がする。
うーん、姫川とかジウみたいなハラハラ感はあまりないかも。

伊坂幸太郎「あるキング」
わからなくもない。
伊坂幸太郎が好きで野球が好きでないひとにはつらいかもしれない。
面白い!と手放しで言えないが、つまんなくもない。簡単にいえば「天才の孤独」

湊かなえ「少女」
なんかすごく面白かった気がするのだが良く覚えてない・・・
この人の本は「ああそうか、こことここがつながるんだ」という張りめぐらされた糸が繋がる瞬間が気持ちがいい。

高村薫「黄金を抱いて翔べ」
銀行の地下室から金塊を奪うべく結成された男だらけのチームの話。なんかもう、失うものと背負ってる過去が重すぎるので読んでてつらい。

誉田哲也「あなたの本」
短編集。ちょっと雰囲気の違ったちょっとおしゃれな風変わりな話をまとめたかったのかもしれないが、まとまらなかった。おすすめしません・・・
今日はこのへんにしときます。
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