ポチの女房

専業主婦のつぶやき

花子とアン 第143回

2014-09-12 20:36:58 | 花子とアン
戦争によって、大事なものに気づくということもあるでしょうね。
悲しいことですが。

昭和19年11月24日。
大きな空襲が、東京を襲います。
英治、旭も無事で喜び合います。

◎こぴっと心に
花子の「あしたも生きているかもわからない。」
空襲で相当怖い目にあったのでしょう。

明日死んでしまうとしたら、何をする?という花子の問いに「花子さんが翻訳した本を読みたいなあ。」と答える英治。
その英治の言葉に応えるように、翻訳をはじめる花子。

美里が甲府からいなくなり。東京へ帰ってきます。
ももが、「お母様がどれほど心配したと思ってるの。」と美里の頬をうつ場面は、やはり本当の親だからのように見えました。
花子は美里に本当の親が、旭とももだと告げます。今言うべきなのか?という疑問は、残ります。幼い美里にとって、衝撃だったのではないでしょうか。

大日本婦人会の人たちが、花子の書物を処分するように。
吉太郎の機転で、焼かずにすみましたが。

1945年(昭和20年)1月、純平が1年ぶりに帰ってきます。

*次回への期待度○○○○○○○(7点)
このまま不幸がなく終戦になって欲しいです。

花子とアン 第142回

2014-09-11 20:53:02 | 花子とアン
ついに本土への空襲。
多くの日本人が、戦争の怖さを実感したことでしょう。
これから、もっと悲惨になるのかな?

1944年(昭和19年)9月。
美里と直子は、甲府の国民学校へ。
花子は、米と味噌と葡萄酒をもって、東京へ帰ります。

花子は、ジフテリアにかかってしまいます。
隔離。

◎こぴっと心に
英治から、おかゆに添えて、ラブレター。
結婚何年目かはよくわかりませんが、ラブレターを書ける関係って、素敵です。

美里は、ずっと学校になじめません。
直子は、馴染んでいる様子。

1944年(昭和19年)11月。
花子は回復。
東京へも空襲。
防空壕へ逃げる花子ともも。

*次回への期待度○○○○○○(6点)
辛い時期が続きます。

花子とアン 第141回

2014-09-10 23:26:13 | 花子とアン
戦況は、ますます悪化。
吉平が、甲府への疎開を花子やかよたちに勧めに来ます。

シンガポールから帰った醍醐は、うつろな表情、突然泣き出す。
醍醐は、帰りの船で怖い想いをしたらしいです。

◎こぴっと心に
醍醐の「死って、遠くにあると思っていたけれど、すぐ隣にあるものなのね。」
戦争中ならではでしょうか。
当時の人々の心情が、察せられます。

甲府から吉平が。
米、味噌、そして葡萄酒をもってきます。
甲府への疎開をすすめに。

花子が、美里と直子を疎開させるために、甲府へ。
徳丸と吉丙のやりとりが、ほっとさせます。
それにしても、敵の潜水艦をさがすために、葡萄酒がいるとは!

次回への期待度○○○○○○(6点)

花子とアン 第140回(9/9)

2014-09-10 19:58:22 | 花子とアン
辛い戦争の時代、村岡家も外国の人の出入りがあったり、翻訳の仕事をしたりと、敵国に迎合していると思われるのもやむを得ないのかも知れません。

村岡家に石を投げたのは、美里と同じ年頃の子ども。
その子どもたちは、花子のラジオ放送を聴いたことなかったのかな。
青凜社、仕事がこなくなり、ピンチ。
吉太郎に軍関係の印刷の仕事をもってきますが、英治は断ります。

◎こぴっと心に
花子が英治に「踊って下さらない?」と言って、想像の翼を広げたところ。
美輪さまのナレのように、あらゆることを禁止されたとしても、想像の翼を奪うことはできません。

1943年(昭和18年)秋。
戦況は悪化。
学徒出陣が可能となります。
純平もいよいよ出征?

1944年(昭和19年)7月。
いよいよ本土決戦。
食料をはじめ、あらゆるものがなくなっていきます。
醍醐が村岡家を訪ねてきます。人が変わったようです。

*次回への期待度○○○○○○(6点)
時間がどんどん過ぎていくので、戦争はドラマ上、早めに終わることを期待です。

花子とアン 第139回(9/8)

2014-09-10 17:15:53 | 花子とアン
戦争によって、人生が変わっていくようですね。
花子の考え方が、いまいちはっきりしないのが、もどかしいです。

美里は花子にどうしてラジオの仕事をやめてしまったのかと聞きます。
「戦争のニュースを子どもたちに伝えたくなかったから。」

◎こぴっと心に
花子は「国と国とは戦争になってしまったけれど、敵方の国には、お母様の先生やお友達がたくさんいるの。」
ラジオの仕事をやめた理由としては、どうかなとも思いますが、この考え方には共感します。

1942年(昭和17年)冬。
婦人会の対立。
かよは、婦人会活動にのめり込んでいる様子。
醍醐は、シンガポールへ向かうことにします。ペン部隊への憧れでしょうか。危ういものを感じます。
龍一、旅立とうとしていました。こちらは、反戦運動。
三者三様、悲劇のにおいがして不安です。

村岡家の玄関のガラスが割れます「非国民」と言われ。

*次回への期待度○○○○○(5点)
もっと明るい話題ないのかな。戦時中は無理かも。


花子とアン 第138回

2014-09-06 20:00:13 | 花子とアン
辛い時期になりました。
花子は、こんな中で英語と関わり続けることができるのか?英語は、敵性語ですから。

1941年(昭和16年)12月8日。
太平洋戦争が始まります。
日本軍の威勢のよいニュースに、ラジオの前の人たちは、バンザイ。

ラジオ局を訪ねる花子。
そこでは、情報局情報課長自ら、国民の戦意を鼓舞する放送。
アナウンサーの有馬は、「今日からラジオ放送のあり方は、変わってしまう。」と。

◎こぴっと心に
花子が、子どもの新聞をやめてしまったこと。
子どもたちに戦争のニュースを届けたくないという理由。
おそらく、蓮子のことばが、心にあったからのように思います。

*次週への期待度○○○○○○(6点)
戦争中に、良いことって、たぶんないでしょう。

花子とアン 第137回

2014-09-05 20:20:03 | 花子とアン
せっかく花子は運命の本とも言える「赤毛のアン」の原書に出会ったのに、翻訳本を出版できる状況ではないですね。
最初の頃、戦火の中、花子が翻訳している姿が描かれましたが、そんな状況でも翻訳し続けることを忘れなかったということでしょう。

1939年(昭和14年)10月。
スコット先生が、「赤毛のアン」の原書を花子に渡します。友情の記念に。
花子は、スコット先生の歌を聞いたことが、英語のことを好きになるきっかけでした。
久々登場の望叶ちゃんです。あのときの歌、素敵でしたね。

◎こぴっと心に
スコット先生と花子が歌う「The Wate Is Wide」良いですねえ。
でも、あのときの恋人は戦死してしまったのですね。

花子は、スコット先生にもらった本に夢中になりました。
「bossom friend」という単語で、蓮子のことを思い出します。

1941年(昭和16年)冬。
太平洋戦争が始まりました。

*次回への期待度○○○○○○○○(8点)

花子とアン 第136回

2014-09-04 20:13:01 | 花子とアン
戦争を鼓舞する宇田川満代、一方、蓮子は、龍一の反戦運動を後押し。
対照的な二人です。
花子は、どちらでもない一般人という感じでしょうか。

1939年(昭和14年)夏。
花子は、ラジオのおばさんを続けていました。
宇田川満代は、ペン部隊で、戦地での日本兵の様子をラジオで話します。
梶原は、翻訳物の出版をやめることになります。

富士子が、龍一のせいでいじめられたと泣いて帰ってきます。
あくまで龍一に反発する純平。
浪子は、蓮子に「あんな息子につくしてくれて、ありがとうね。あなたは、いい嫁だよ。」
宮本家の中では、純平だけがういているように感じます。
それにしても、龍一がわかづくりで、純平ととても親子に見えません。違和感あり。

◎こぴっと心に
1939年(昭和14年)秋。
スコット先生が、花子に『赤毛のアン』の原書を渡します。
いよいよですね。

*次回への期待度○○○○○○○○(8点)

花子とアン 第135回

2014-09-03 22:56:31 | 花子とアン
戦争が、花子と蓮子の友情までも引き裂いてしまいました。
戦争に対する考え方の違いって、大きいですね。

花子は、黒沢に「このまま語り手を続けていくべきなのかどうか、わからなくなりました。」
黒沢は、花子に「こういうときだからこそ、村岡先生のごきげんようが、子どもたちの心を明るく照らすのだと思います。」
と説得されます。

蓮子は花子に、吉太郎を通じて龍一の様子を聞いて欲しいのと、手紙などの差し入れを届けて欲しいと。
蓮子は花子の放送に批判的。(しょうがないですよね、自分が書いた原稿ではないのですから。)
蓮子は、「優しい言葉で語りかけて、子どもたちを恐ろしいところへ導いているのかもしれないのよ。」
花子は、「わたしひとりが、抵抗したところで、世の中の流れをとめることはできないわ。」(当時の一般的な意見だと思います。)

◎こぴっと心に
蓮子が、「私は時代の波に平服したりしない。」
これだけ言い切る人、当時は珍しかったことでしょう。
そのために、花子との友情までダメになってしまうことが、寂しいことです。

*次回への期待度○○○○○○(6点)
辛いことが続きそうで。

花子とアン 第134回

2014-09-02 20:21:09 | 花子とアン
龍一は、社会主義運動ではなく、反戦運動をしていたのですね。
この時期、それは、憲兵に目をつけられるのも、無理ないです。

花子は、蓮子にお誘いの電話。
「おいしいきんつばがあるから、うちへいらっしゃらない。」

吉太郎ら憲兵が、龍一を連れ去ります。

蓮子がやってこないので、宮本家を訪れる花子と英治。

◎こぴっと心に
蓮子は花子に「はなちゃん、吉太郎さんに話したの?」と花子を疑うことば。
龍一の連行は、蓮子にとっても、花子にとっても、ショックなできごとですね。

*次回への期待度○○○○○○(6点)
正しいことが言えない世の中、いやですねえ。

花子とアン 第133回

2014-09-01 20:43:33 | 花子とアン
ブラックバーン校長先生が、カナダへ帰国。
その前の花子とのやりとりは、ウルウルしてしまいました。
これが、永遠の別れになるのかなあ?

1938年(昭和13年)夏。
宇田川満代を激励する集まりについていけない蓮子。
「なぜ、みんなあんなにひと色になれるのかしら。」

戦時色が強まる中、英治は花子に「踊っていただけませんか。」と音楽にあわせて、踊り出します。
その後、美里を含め3人で踊る姿は、なんだかホッとします。

ブラックバーン校長先生とスコット先生が、花子を訪ねてきます。
ブラックバーン校長先生が、カナダに帰国するので、花子にお別れを。

◎こぴっと心に
ブラックバーン校長先生のことばの数々。
「国と国は、どうなるかわかりませんが、私たちは永遠に友達です。」
「あなたの翻訳は、2つの国の友情のシンボルです。」
「最上のものは、過去にあるのではなく、未来にある。」
「この国の人々に、愛と平和を。」

吉太郎が花子を訪ね、「あしたから、しばらく蓮子さんの家に近づくな。」
龍一が、社会主義の運動に、足を踏み入れたのでしょうか?

*次回への期待度○○○○○○○○(8点)


花子とアン 第132回

2014-08-30 23:01:49 | 花子とアン
時代は戦争へ向かっていきます。
そんな中、飼い犬を軍用犬に出す話しは、新鮮に思えます。

花子が、軍用犬の名前をテルとよんだことで、放送局は大騒ぎ。
一番顔色を変えたのは、今まで花子の味方だった黒沢でした。

◎こぴっと心に
黒沢の「子ども向けのニュースであっても、事実を曲げてはいけない、それが放送というものです。」
ですよね。
花子の行為は、公共の電波を私物化したことになるのではないでしょうか。

花子の放送を聴いた美里は、大喜び。
「テルは元気なのよ。」
英治の言うように、花子がテルとよばなければ、その軍用犬は、自分の家の犬と思うかも知れなかったのです。

宇田川満代は、ペン舞台として、大阪の戦場へ向かうことになりました。

いろいろと考えさせられる回でした。
花子の気持ちはわかるし、思わずテルとよんだことも、仕方なかったのかなとも思います。
それで、美里は想像の翼を広げて、希望をもって暮らすことができます。
しかし、同じように犬を連れて行かれた子どもたちには、希望を失うことになったように思います。

*次週への期待度○○○○○○○○(8点)
次週は、いよいよ「アンとの出会い」です。

花子とアン 第131回(8/29)

2014-08-30 18:00:38 | 花子とアン
テルにまつわる軍用犬のお話し。
花子は、美里に嘘をついてしまいます。母として、気持ちはよくわかります。しかし・・・。

美里に「テル、いつ帰ってこられるの?」
「帰ってくるわよ。」と花子は、美里を悲しませたくない一心で嘘をついてしまいます。
毎日、テルの帰りを待つ美里。
これでは、花子の嘘がかえって、美里を悲しませることになるのでは。
と思ったところへ、吉太郎。
吉太郎は、テルがもう帰ってこないことを美里に話します。

◎こぴっと心に
花子は、ラジオ放送で、軍用犬のニュースの犬の名前を「テル」と名づけて言ってしまいます。
美里に嘘を言ってしまったことのお詫び?
でも、公共放送でまずいことですよね。

美里は、「テルがニュースに出たよ。」と喜びます。

テルと何度も言われると、大河の官兵衛の妻、光(てる)のことを思い出してしまって困ります。

*次回への期待度○○○○○○○(7点)

花子とアン 第130回

2014-08-28 21:55:35 | 花子とアン
どんどん時間が過ぎていき、日本は戦争へと向かっていきます。
暗い時代ですね。
そんな中、花子は翻訳家としてどうしていくのか、興味深いところです。

1938年(昭和13年)夏。
旭は元気になり、英治の片腕として青凜社で働いています。
ももには、二人目の女の子が生まれます。
美里は、村岡家の養女に。

純平は、当時の若者としては当然といいましょうか、「入隊したい」。
梶原とスコット先生が訪ねてきて、スコット先生推薦の「パレアナ」を、花子が翻訳することになります。

愛犬・テルが、国防婦人会の人たちに連れて行かれます。
美里にとって、テルは大事な家族だったに違いありません。「テル、いつ帰ってくるの?」

◎こぴっと心に
とても本当のことはいえない花子でした。
テルは、帰ってこないとは美里に言えませんよね。
ホント、嫌な時代になっていきます。

*次週への期待度○○○○○○(6点)

花子とアン 第129回

2014-08-27 15:14:26 | 花子とアン
ももと旭の娘・美里は、花子に預けられることとなります。
何となく違和感。花子は、仕事が忙しく、ももが家事をすることになったわけで。
子育てをする余裕があるのかなと思ってしまいます。

ももの娘は、美里と命名されます。

3か月後、1933年(昭和8年)冬。
漆原部長によってニュースの差し替え。
それでも、手直ししてニュースを読む花子。
花子対漆原部長、いつまで続くのやら。

旭が結核で倒れます。
花子が美里を預かることとなります。
英治が「テル」という子犬を拾ってきます。

旭が転地療養することになります。
ももは、旭についていき、美里は旭が退院できるまで花子に預けられることになります。

◎こぴっと心に
ももが、「ふんとに幸せ。」と言ったところ。
夫が病気でその看病があるうえ、娘と離ればなれにならない状態、それで幸せって言えるのって・・・。

今回は、違和感の多い回になってしまいました。

*次回への期待度○○○○○(5点)