ポチの女房

専業主婦のつぶやき

あまちゃん 第140回

2013-09-10 22:27:31 | あまちゃん
アキは改めて震災の被害の大きさを感じることとなります。
今回の秀逸は、夏ばっぱのことばです。
震災にあった人たちが皆同じ考えではないと思いますが、海から離れられない気持ちが切々と語られました。

なぜユイが変わってしまったのか知りたくて、アキは海岸を北鉄の線路を歩きます。
震災から4か月たっても、海には船が一艘もなく閑散としていました。
海岸を歩き、アキは底引き網でミサンガをつくることを思いつきます。
ミサンガの試作品を最初に身につけられたのは、ヒロシ。ヒロシに良いことがあると嬉しいなあと思います。

アキは、夏ばっぱに、「潜るのやめたらどうだ。」と言います。

〔今回のじぇ!〕
アキが夏ばっぱの年を、「もう67だべ、四捨五入したら百歳だべ。」と言ったところです。
そうなると私も百歳になってしまいます。

{心に残る台詞}
夏の「忠兵衛さんと引き合わせてくれた海が、おらたち家族のおまんま食わせてくれた海が、1回や2回へそまげたからって、よそで暮らす気なんて、おら、はなっからそんな気持ちで生きてねえぞ。」

☆次回への期待度○○○○○○○○(8点)

映画『少年H』

2013-09-10 20:14:39 | 映画
見にいってきました。
まだ文庫本になっていない頃、原作本を読みました。
ずいぶん前なので、あらすじを覚えていません。

庶民から見た戦争が、テーマだったと思います。
神戸の空襲場面は、迫力ありました。そんな中で、主人公の肇が一生懸命父親のミシンを守ろうとするところが、切なかったです。
疎開していた妹を含め、家族全員が無事だったことが、何よりです。それでも、家を含め、物はほとんど焼かれてしまいます。
戦後、喪失状態になった父親が印象的。父親を救ったのは、やはりミシンでした。

子役たちの演技が秀逸でした。
主人公の肇役、吉岡龍輝くんは、朝ドラ「カーネーション」で勘助の子供時代を演じていました。また肇の妹・好子役の花田優里音さんも、「カーネーション」に出演していました。他の子役たちも素晴らしく、肇と友達のイッチャンとのシーンに、思わず涙しました。

戦争の悲惨さが伝わる良い映画だったと思います。