しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ちくま日本文学  泉鏡花」     泉鏡花  

2012年09月09日 | 読書
「ちくま日本文学  泉鏡花」     泉鏡花      筑摩書房 「雛がえり」 昔見た母親の雛飾りを、ふと旅先の静岡で見た気がする。 「国貞えがく」 国貞を錦絵を、自分の我が儘で売ってしまった。 が、それを取り戻して、預かってくれた平吉。 しかし、返してくれと行っても、言葉を濁して、なかなか返そうとはしない。 ふと、平吉の周りにいる女たちが、その絵に似ていることに気が付く。 「三尺角」 木材 . . . 本文を読む
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