「最後の娘」 ペネロピー・エヴァンズ 創元推理文庫
The Last Girl 池田真紀子・訳
72歳のローレンス(ラリー)はエセル・ダックが大家をしている家の3階を間借りしている。
知り合って43年になるのに、エセルはラリーのことを“ミスター・マン”呼ぶ。
エセルは2階に若い娘を店子として貸している。
今まではインド人の娘ばかりだった。
珍しく2週間も店子を取らずにいたエ . . . 本文を読む
「誘拐」 五十嵐貴久 双葉社
大角観光人事部の秋月孝介は、リストラを進める会社でそのリストラを本人に通達する役目を負っていた。
そして、リストラされた葛原が一家心中を図ったという連絡が届く。
秋月の長女宏美は葛原の長女和美と同じ中学1年生で親友だった。
宏美はそのことで秋月を責め、飛び降り自殺をする。
その9ヵ月後、秋月孝介はある誘拐を計画していた。
それは、総理大臣佐山憲明の孫百合。
. . . 本文を読む
「熱帯夜の狩人」 リサ・ガードナー ヴィレッジブックス ソニーマガジンズ
THE KILLING HOUR 前野律・訳
1998年らか2000年の3年間に4件、ジョージア州で同じ手口の殺人が起こる。
若い女性を2人1組で誘拐して1人目を殺害し、2人目の手掛かりを残すというものだった。
早く見つけ出せれば2人目は助かる。
ジョージア捜査局の特別捜査官マック(マイケル)・マコーマックは . . . 本文を読む
「破壊天使」 ロバート・クレイス 上巻/下巻 講談社文庫
DEMOLITION ANGEL 村上和久・訳
アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス市シルヴァー・レイク。
爆発物処理員チャーリー・リッジオが作業中に爆死する。
通報を受け現場に駆けつけた犯罪共謀課二級刑事キャロル・スターキーは、元爆発物処理員だった。
スターキーは3年前作業中に爆発が起こり、同僚で恋人でもあったディヴィッド . . . 本文を読む
大相撲初場所
朝青龍は14勝1敗で5場所振り23度目の優勝。
本割で白鵬に敗れ、優勝決定戦になるが、立会いに失敗した本割と違い、強さを見せ付けた。
3場所休場の後で、始まる前は休場した方がいいのでは、という声もあり、自分もそう思っていた。
初日から朝青龍の相撲に注目していたので、初日でも忘れることなく観た。
結局、優勝という形で終わったが、朝青龍が強いというより、他の力士、特に大関が弱すぎると . . . 本文を読む
JBL 2008-2009 第15週
2009.1.23(金) 代々木第二体育館
トヨタ自動車アルバルク―日立サンロッカーズ
第5戦 トヨタ 77-73 日立
お互いの良いところが出た試合だった。
1Pは点の取り合いになったが、その後はお互いにディフェンスを強くしたのか、ロースコアーに。
それでも強気な攻めのゴールや、早いパス回しでのシュートなど、見応えはあった。
ずっと接戦だったが、日立が4 . . . 本文を読む
第28回大阪国際女子マラソン
優勝は渋井陽子選手。
2時間23分42秒で8年ぶり2度目。
スローペースで始まったレースは途中シモン選手が引っ張る。
30キロで渋井選手が抜け出し、それに赤羽選手が粘って付いていくがじりじり離れ、独走になる。
久し振りの優勝は強さを見せたレースだった。
今年8月にベルリンである世界選手権の選考会でもあり、代表に決まる。
ゴールした後、本当に嬉しそうな渋井選手。
それ . . . 本文を読む
「L change the WorLd」 2008日本
監督 田中秀夫
L(松山ケンイチ)はキラこと夜神月との最終決戦に勝つために、デスノートに自らの死を23日後と書く。
キラとの決戦には勝利するが、その時に仲間のワタリを失う。
Lは残された時間を、犯罪捜査に充てる。
同じ頃、タイで病原菌を使ったテロが行なわれ、ひとつの村が消滅する。
Lの仲間が、その村の生き残りの少年、BOYをワタリに託す。 . . . 本文を読む
「ゴッホは欺く」 ジェフリー・アーチャー 上/下巻 新潮文庫
FALSE IMPRESSION 永井淳・訳
2001年9月10日。
英国貴族ウェントワース家の女主人ヴィクトリアは破産寸前の家計に悩んでいたが、解決策が見つかったと双子の妹アラベラに手紙を書いている時に、侵入した何者かに殺害される。
殺害の指示を出したのは、ウェントワース家に融資をしていたフェンストン・ファイナン . . . 本文を読む
「森は生きている」 RISE PRODUCE
2009.1.17(土)~22(木) シアター1010
原作 サムイル・マルシャーク/訳 湯浅芳子
演出・作詞 安崎求
<ストーリー>
けなげで優しい主人公の娘は、継母と義姉に何かにつけていじめられる日々を送っていました。
そんなある年の大晦日に その国のわがままな女王様が、4月に咲くマツユキソウを今すぐに欲しい!
もしなければ新年 . . . 本文を読む