「プラハの墓地」 ウンベルト・エーコ 東京創元社
IL CIMITERO DI PRAGA 橋本勝雄・訳
イタリア統一、パリ・コミューン、ドレフュス事件、
『シオン賢者の議定書』・・・・・・
すべてに関わるひとりの男がいたとしたら?
知の巨人が描く憎しみのメカニズム。
ユダヤ人嫌いの祖父に育てられ、法学を学んだ青年、稀代の美食家シモーネ・シモニーニは、祖父の死後、ある . . . 本文を読む
「怪物はささやく」 パトリック・ネス=著 シヴォーン・ダウド=原案 あすなろ書店
A MONSTER CALLS 池田真紀子・訳
コナー・オマリーは13歳。
7歳の時両親は離婚し、父親は新しい家族とアメリカで暮らしている。
1年前、母親は病になり、治療の副作用で苦しんでいる。
そんな中、コナーは同じ悪夢を繰り返し見るようになる。
ある夜、コナー目が覚め、時計を見ると12時7 . . . 本文を読む
「エコー・パーク」 マイクル・コナリー 講談社文庫 上・下巻
ECHO PARK 古沢嘉通・訳
ロサンジェルスのエコー・パーク地区で、女性2人のバラバラ死体を車に乗せていた男が逮捕された。
容疑者は司法取引を申し出て、死刑免除を条件に過去9件の殺人も自供するという。
男の口から語られるおぞましき犯罪。
その中に未解決事件班のボッシュが長年追い続ける、若い女性の失踪事件も含ま . . . 本文を読む
大相撲秋場所 2017
優勝は日馬富士。7場所ぶり9度目。
11勝4敗で、豪栄道との優勝決定戦で決める。
横綱・大関の休場が重なる。
1人横綱と3人の大関で始まった場所だったが。
高安と照ノ富士も途中休場となり大関も1人に。
さすがに高安と宇良が同じ3日目に怪我をして、車椅子で下がって行った時にはがっかりだった。
日馬富士も3連敗して負けが先行。
もう豪栄道の1人舞台と思っていたら。
終盤に来 . . . 本文を読む
「顔のない男」 北森鴻 文藝春秋
平成16年6月23日。
緑地公園内で無職の空木精作、41歳の遺体が発見される。
全身殴打による骨折が多数あったが、凶器は発見されず特定出来なかった。
空木の周辺を探るが、身内も知り合いもなく情報がほとんどなかった。
そんな中、被害者の自宅を調べた関口と又吉刑事は、隠されていた書いたノートを見つける。
そこに書かれている事から、空木が探偵をしていた事 . . . 本文を読む
「闇の浮かぶ絵」(再読) ロバート・ゴダード 文春文庫 上・下巻
Painting the Darkness 加地美知子・訳
19世紀のロンドン。
ひとりの男が11年の時を経て戻ってきた。
男の名はジェイムズ・ダヴェノール。
自殺する旨の手紙を残して消息を絶った准男爵家の跡継ぎだった。
元婚約者の出現に心乱れる人妻、憎悪に燃えるその夫。
頑として彼を認めようとしない母と弟。
. . . 本文を読む
2017セ・リーグ 広島東洋カープ連覇
広島東洋カープ、8度目の優勝。
連覇は2度目。
今年は本当に強かった。
ただ8月だけが負け越しで、マジックが点いたり消えたり。
昨年は点いたら1度も消えなかったのだけど。
ちょっと最後はドキドキもさせられたけど。
逆転勝ちも多かったが、逆転負けも。
結構負けたのも記憶に残っている。
今年は投手が心配だったけれど、薮田投手や岡田投手といった若手が活躍してくれ . . . 本文を読む