しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「王とサーカス」  米澤穂信  

2017年01月31日 | 読書
「王とサーカス」  米澤穂信   東京創元社      2001年。 大刀洗万智は6年勤めた新聞社を辞める。 ある事が切っ掛けで、“道はひとつではない”とフリーになるつもりだったが、知り合いの雑誌編集者が誘ってくれる。 その〈月刊深層〉がアジア旅行の特集を組むので、事前取材の為にネパールのカトマンズに来ていた。 トーキョーロッジと言う安宿に落ち着き、同じ宿屋の人と顔見知りになり、土産物を売りつけ . . . 本文を読む
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「思い出のマーニー」  ジョーン・G・ロビンソン 

2017年01月28日 | 読書
「思い出のマーニー」  ジョーン・G・ロビンソン    新潮文庫       When Marnie Was There        高見浩・訳 みんなは“内側”の人間だけれど、自分は“外側”の人間だから―心を閉ざすアンナ。 親代わりのプレストン夫妻のはからいで、自然豊かなノーフォークでひと夏を過ごすことになり、不思議な少女マーニーに出会う。 初めての親友を得たアンナだったが、マーニーは突然姿 . . . 本文を読む
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「ガラパゴス」  相場英雄

2017年01月27日 | 読書
「ガラパゴス」  相場英雄   小学館   上・下巻 田川信一警部補は警視庁捜査一課継続捜査班で、迷宮入り寸前に殺人事件を担当している。 同期の鑑識課身元相談室の木幡祐治に応援を頼まれ、身元不明者のリストをあたる。 そして、2年前の一酸化炭素による自殺とされていたリスト「903」の遺体写真を見て、疑問を持つ。 それは、青酸化合物による中毒死の症状が現れていた。 遺体発見現場を訪れた田川は、浴槽の . . . 本文を読む
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「過ぎ去りし王国の城」 宮部みゆき 

2017年01月26日 | 読書
「過ぎ去りし王国の城」宮部みゆき   角川書店     中学3年の尾垣真は、銀行のロビーにある展示パネルで1枚の絵に目を止める。 それは、幼い子供たちがカラフルに描いた絵の下にぶら下がるように貼られた、お城のデッサンだった。 大人が描いたと思われる場違いなその絵に、真は引き付けられる。 銀行の用事が終わり、再びパネルに目を向けるとその絵は下に落ち、通り過ぎた人に踏まれてしまう。 真は思わず、拾い . . . 本文を読む
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大相撲初場所 稀勢の里初優勝

2017年01月24日 | スポーツ
大相撲初場所 稀勢の里初優勝 千秋楽を待たず、14日目で初優勝を決める。 最後も白鵬に勝ち、14勝1敗。 他の横綱大関が不調の中、順調に勝ち星を重ねる稀勢の里。 ただ、いつも期待させてどうしてここでと言う取りこぼしも多かったので、最後までハラハラ。 千秋楽に追い付かれて、などと考えてもいた。 直接対決の前に決まってホッとした。 優勝して本当に良かった。 これで第72代横綱にも決定。 日本人横 . . . 本文を読む
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「儀式」  パトリシア・コーンウェル 

2017年01月23日 | 読書
「儀式」  パトリシア・コーンウェル    講談社文庫    上・下巻  DUST       池田真紀子・訳 マサチューセッツ工科大で女子大学院生の変死体が発見された。 遺体を検めたスカーペッタは奇妙な事実に気づく。 全身に粉末状の蛍光物質が蒔かれていたのだ。 夫のベントンはワシントンDC連続殺人事件と同一犯ではないかとにらみ、問題の粉末は犯人が施した「儀式」の痕と推理する。 真相は何か!? . . . 本文を読む
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「アルケミスト」 パウロ・コエーリョ 

2017年01月20日 | 読書
「アルケミスト」   パウロ・コエーリョ    角川書店     O ALQUIMISTA        山川紘矢・山川亜希子・訳 アンダルシアの羊飼いの少年、サンチャゴは16歳までは神学校に通っていた。 しかし、広い世界を知る為に旅をしたいと思い、羊飼いになる。 サンチャゴは1週間に同じ夢を見る。 それはエジプトのピラミッドに宝物がある夢だった。 サンチャゴは、セイラムの王様、メルキゼデック . . . 本文を読む
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「異邦人」  パトリシア・コーンウェル

2017年01月19日 | 読書
「異邦人」  パトリシア・コーンウェル    講談社文庫    上・下巻  BOOK OF THE DEAD     相原真理子・訳 全米女子テニス界のスタープレイヤーが休暇先のローマで惨殺された。 遺体はひどく傷つけられ、くり抜かれた眼窩には砂が詰め込まれていた。 イタリア政府から依頼を受けた法医学コンサルタントのケイ・スカーペッタは、法心理学者のベントンと共に、事件の調査に乗り出した。    . . . 本文を読む
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「神の手」 パトリシア・コーンウェル 

2017年01月18日 | 読書
「神の手」  パトリシア・コーンウェル    講談社文庫    上・下巻  PREDATOR       相原真理子・訳 人はなぜ殺すのか。 その答えを探すため、元FBI心理分析官ベントンは、収監中の殺人犯と対峙していた。 面談のなかで未解決事件の手がかりを得た彼に、惨殺死体発見の知らせが届く。 遺体にべたべたと残された赤い手形は何を意味するのか? ベントンは助言を得るべく、恋人の検屍官スカーペ . . . 本文を読む
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「サブマリン」  伊坂幸太郎 

2017年01月17日 | 読書
「サブマリン」  伊坂幸太郎  講談社      『チルドレン』から12年後の続編。 家庭裁判所の調査官、武藤は異動した先で陣内と同じ職場になる。 陣内は主任試験を受け、主任になっていた。 しかし、主任になっても陣内は以前となにひとつ変わっていなかった。 3人で1チームの組になるが、それも陣内と一緒で、もう一人は木更津安奈という捉えどころのない女性だった。 武藤は無免許運転で死亡事故を起こした . . . 本文を読む
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