しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「火刑法廷」(新訳版)  ジョン・ディクスン・カー 

2015年05月30日 | 読書
「火刑法廷」(新訳版()  ジョン・ディクスン・カー   ハヤカワ・ミステリ文庫     THE BURNING COURT           加賀山卓朗・訳   1929年の春。 ニューヨークの出版社に勤める32歳の編集者エドワード・スチィーヴンズは、フラデルフィア郊外のクリスペンに別荘を持っていた。 隣家は由緒あるデスパード家だったが、2週間前に、当主のマイルズ・デスパードが亡くなって . . . 本文を読む
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「WHITE (2015)」 Studio Life

2015年05月27日 | 観劇
「WHITE(2015)」 Studio Life 2015.5.14(木)~5・24(日)    ウエストエンドスタジオ 文化庁委託事業「平成27年度次世代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 作・演出  倉田淳 <ストーリー> ひとりじゃなんにもできない落ちこぼれの僕たち。 学校の図書館でさぼっている僕。 出会いは一冊の白い本。 白い本をきっかけに僕たちは繋がった。 僕たちに何ができるの . . . 本文を読む
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「かべぎわのカレンダリオ」  バンタムクラスステージⅩⅢ

2015年05月26日 | 観劇
「かべぎわのカレンダリオ」  バンタムクラスステージⅩⅢ 2015.5.14(木)~25(日) シアターKASSAI 作・演出  細川博司 <ストーリー> 1950年代のイタリア、ローマ。 ラウラとマレーネ、 姉妹のように育った二人が営む小さな映画館。 ・・・・・・・と、ある暗殺者を巡る、ふたつの物語。 #1「マレーネの晩秋」 映画館の閉鎖を目論む街のギャングは、会計士を装った暗殺者を送り込 . . . 本文を読む
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「冷血」  髙村薫 

2015年05月23日 | 読書
「冷血」 髙村薫  毎日新聞社    上・下巻2002年12月17日。32歳の井上克美は、携帯サイトの求人欄に連絡して来た34歳の戸田吉生と待ち合わせをして出会う。2人はATM強盗を試み、失敗するとコンビに強盗をし盗んだ車で移動しつつ次の強盗を考える。そして、歯痛に苦しむ吉田に自分が知っている歯医者を紹介しようとして、2人で歯科医・高梨の家に泥棒に入る事を思いつく。下見に行き、その歯科医が20日か . . . 本文を読む
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「日輪の遺産」   浅田次郎 

2015年05月22日 | 読書
「日輪の遺産」   浅田次郎    資金繰りに苦慮していた不動産関係の社長、丹羽明人。 資金を競馬で作ろうと、有馬記念レースのある中山競馬場にやって来る。 そこで真柴司郎老人を知り合う。 しかし真柴のせいで当たりになっていたはずだった馬券が買えなかった。 真柴は責任を取ると言う。 そして2人で飲みながら、古ぼけた一冊の手帳を渡しこれを使えと言う。 几帳面な細かい字がびっしりと書き込まれてある手帳 . . . 本文を読む
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