しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「北帰行」  佐々木譲 

2011年06月30日 | 読書
「北帰行」  佐々木譲        角川書店 ひとりで旅行代理業を営む関口卓也は、ロシア圏からのお客のアテンド、ガイドが専門。 モスクワからひとり旅の客、タチアナ・クリヤカワ(ターニャ)を3日間、東京滞在をアテンドすることになり、成田に迎える。 ターニャの来日の目的は、自分の妹を殺したヤクザ、西脇組の組長、西脇克夫への報復だった。 ターニャの銃撃後の逃走を否応なく手助けした卓也は、最後までアテ . . . 本文を読む
コメント

「制服捜査」 佐々木譲 

2011年06月29日 | 読書
「制服捜査」 佐々木譲      新潮社 北海道警は2年前の不祥事発覚により、その防止と称し大規模の人事異動を行う。 札幌で15年強行犯係の刑事をしていた川久保篤は、十勝の小さい農村、志茂別駐在所に転勤になる。 単身赴任で始めての駐在所勤務に戸惑いながら、刑事の感覚で街の事件を処理して行く。 なかなかシビアな物語。 やり切れない気持ちを抱えながら、その地域で与えられた仕事をまっとうしよう . . . 本文を読む
コメント

「運命の子」  ジェフリー・アーチャー

2011年06月28日 | 読書
「運命の子」  ジェフリー・アーチャー   上/下巻   新潮文庫  SONS OF FORTUNE 富裕な実業家ダヴェンポート夫妻に、念願の男子が生まれた。 同じ日、平凡な保険セールスマン、カートライト家にも、双子の男の子が誕生した。 そしてその夜悲劇が起きる…。 献身的な看護婦の姿を借りた運命の神は、兄弟の間を引き裂いた。 かけ離れた環境で育つことになった二人は、やがてそれぞれの夢を追い . . . 本文を読む
コメント

2011 F1 第8戦 ヨーロッパGP

2011年06月27日 | スポーツ
2011 F1第8戦 ヨーロッパGP 優勝ベッテル。やはり速かった。 トラブルはウェーバーの方に出るのは、運も味方に付けている。 2位アロンソ、3位ウェーバー、4位ハミルトン、5位マッサ、6位バトン、 7位ロズベルグ、8位アルグエルスアリ、9位スーキル、10位ハイドフェルド 完走24台、リタイア無しは珍しい。 周回遅れもたくさん出て、抜かれる方も大変だ。 追い抜く方は上位を争っているから、ほん . . . 本文を読む
コメント

2011 F1 第7戦 カナダGP

2011年06月13日 | スポーツ
2011 F1 第7戦 カナダGP 優勝バトン。 2位ベッテル、3位ウェーバー、4位シューマッハ、5位ペトロフ、6位マッサ、 7位小林、8位アルグエルスアリ、9位バリチェロ、10位ブエミ トゥルーリは16位、コバライネンはリタイア。 久しぶりに本格的な雨のレース。 セーフティーカースタートで始まり、途中のクラッシュでも入る。 赤旗中断も。 破片を片付けていた人が轢かれそうになる危ないシーンも . . . 本文を読む
コメント

「わたしが殺された理由」 アン・アーギュラ 

2011年06月11日 | 読書
「わたしが殺された理由」 アン・アーギュラ    ハヤカワ・ミステリ文庫  HOMICIDE MY OWN         吉澤康子・訳 アメリカ、ワシントン州スポーケン。 49歳のクイン、33歳のオッドの2人の警察官は、カナダ近くにあるシャリッシュ島に向かう。 保釈中の30代の男、チャールズを引取りに行くためだ。 チャールズは、14歳の恋人ステイシーと共に失踪したが、2人はシャリッシュ島で確保 . . . 本文を読む
コメント

「百万ドルをとり返せ!」  ジェフリー・アーチャー 

2011年06月10日 | 読書
「百万ドルをとり返せ!」  ジェフリー・アーチャー   新潮文庫  Not A Penny More,Not A Penny Less  永井淳・訳 ヘンリク・メテルスは1909年5月17日にニューヨークの貧しい家庭に生まれる。 ニューヨーク株式取引所のメッセンジャーボーイをしながら、株式について学ぶ。 チャンスを掴み、金の稼ぎ方を知ったヘンリクは、名前をハーヴェイ・メトカーフとし、大富豪ま . . . 本文を読む
コメント

「人質の朗読会」 小川洋子 

2011年06月09日 | 読書
「人質の朗読会」 小川洋子   中央公論新社 地球の裏側にある国の村で、遺跡観光ツアーの参加者7人と添乗員が反政府ゲリラに拉致される。 100日以上経った頃、軍と警察の特殊部隊がゲリラのアジトに強行突破をする。 ゲリラと銃撃戦になり、人質はゲリラが仕掛けたダイナマイトで全員死亡する。 2年後、特殊部隊が仕掛けた盗聴器から録音された人質たちの言葉が、遺族に届けられる。 それは『人質たちの朗読会』 . . . 本文を読む
コメント (2)

小椋佳 LIVE 市川

2011年06月08日 | 音楽
小椋佳「歌談の会」 京葉ガス チャリティーコンサート 2011・5・28(土)      市川市文化会館 久し振りの小椋佳さん。 チャリティーということで、熱心なファンだけではないことも考えてなのか、 昔からの、よく耳に馴染んだ、代表曲が多い。 自分も、嬉しかった。 「愛の歌を」と紹介して歌ったのは、 『少しは私に愛をください』 それは愛の歌ではなくて、合併に歌でしょと思ったら、歌の後にその話 . . . 本文を読む
コメント

「オーディンの鴉」  福田和代 

2011年06月07日 | 読書
「オーディンの鴉」  福田和代    朝日新聞出版   国会議員・矢島誠一が、謎の自殺を遂げる。 検察庁が、贈収賄の容疑で家宅捜索を行なう当日の朝だった。 遺書として残されたメモには「私は恐ろしい。これ以上耐えられない」とあった。 東京地方検察庁特捜部特殊直告一班の湯浅と安見は、自殺の原因が家宅捜索なのかを調べようとする。 そして、ネット上に矢島の個人情報が晒されていることに気が付く。 矢島を誹謗 . . . 本文を読む
コメント