しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「刺青の男」  レイ・ブラッドベリ

2014年03月30日 | 読書
「刺青の男」  レイ・ブラッドベリ   ハヤカワ文庫NV   THE ILLUSTRATED MAN       小笠原豊樹・訳 20話からなる短編集 その大男は暑い日なのにウールのシャツを着、胸もとから手首まできっちりボタンをかけていた。 男は全身に彫った18の刺青を、18の秘密の物語を隠していたのだ。 夜、月あかりを浴びると刺青の絵は動きだし、あえかな劇を、未来の劇を、18の物語を演じだす . . . 本文を読む
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2014プロ野球 セ・パ開幕

2014年03月29日 | スポーツ
2014プロ野球 セ・パ開幕 金曜日の同時開幕。 昨年のAクラスがホームで迎える訳でもなく、広島はまたしてもビジターで開幕戦。 パでは、優勝した楽天もビジター。 名古屋ドームは空席もあり、開幕なのに寂しい。 土曜日の方がお客さんは入るのでは。 エース、マエケンの先発だったが2失点で今ひとつ。 打線も今ひとつで、なんだか心配。 しかし、追いつき延長戦へ。 菊池投手のタイムリーで勝ち越し、勝利。 . . . 本文を読む
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「禁猟区」  乃南アサ 

2014年03月27日 | 読書
「禁猟区」  乃南アサ    新潮文庫       4編からなる短編集。 「禁猟区」 巡査部長の若山直子は、ホストに入れあげていた。 かつて補導した少年がホストになっていて、再会したのがきっかけだった。 お金が足りなくなった直子は、同じようにホストクラブで借金を作った少女を助け、家族からお金を受け取る。 「免疫力」 組織犯罪対策課の風祭は、あることが切っ掛けで暴力団の組長、島本と手を組む。 . . . 本文を読む
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「64 ロクヨン」  横山秀夫 

2014年03月25日 | 読書
「64 ロクヨン」  横山秀夫   文藝春秋    D県警では、“ロクヨン”の符丁で呼ばれる未解決の“少女誘拐殺人事件”がある。 1964年に起きた事件で、まもなく時効を迎えようとしていた。 そんな中、警視庁長官が視察に訪れると言う。 広報官、三上は、被害者宅の雨宮家に長官の慰問の段取りを付けに行く。 広報官の前は刑事で、誘拐事件の捜査にも係った三上だった。 そこで、雨宮家と警察の関係が壊れてい . . . 本文を読む
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「灰色の虹」   貫井徳郎 

2014年03月24日 | 読書
「灰色の虹」   貫井徳郎   新潮文庫     身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。 事件は彼から家族や恋人、日常生活に全てを奪った。 出所後、江木は7年前に自分を冤罪に陥れた者たちへの復讐を決意する。 次々と殺される刑事、検事、弁護士。 次の標的は誰か。 江木が殺人という罪を犯してまで求めたものは何か。 復讐は決して許されざる罪なのか。 愛を奪われた者の孤独と絶望を描き、人間の深 . . . 本文を読む
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「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾

2014年03月21日 | 読書
「祈りの幕が下りる時」  東野圭吾   講談社     刑事、加賀恭一郎の行方知れずの母親が死亡する。 田島百合子と名乗り、仙台のスナックで働いていた。 連絡をくれたのは雇い主の宮本康代で、加賀のことは、百合子が親しくしていた客の綿部俊一が教えてくれたと言う。 綿部と言う人物についてはほとんど分からなかった。 それから十数年後。   葛飾区小菅のアパートの一室から、女性の絞殺体が発見される。 女 . . . 本文を読む
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