しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「天使と罪の街」  マイクル・コナリー 

2017年07月28日 | 読書
「天使と罪の街」  マイクル・コナリー   扶桑社ミステリー   上・下巻   THE NARROWS    古沢嘉通・訳 元・ロス市警刑事の私立探偵ボッシュは、仕事仲間だった友の不審死の真相究明のため調査を開始する。 その頃ネヴァダ州の砂漠では多数の埋められた他殺体が見つかり、左遷中のFBI捜査官レイチェルが現地に召致された。 これは連続猟奇殺人犯、“詩人(ポエット)”の仕業なのか? そしてボ . . . 本文を読む
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「ヘッドハンターズ」  ジョー・ネスボ 

2017年07月27日 | 読書
「ヘッドハンターズ」  ジョー・ネスボ   講談社文庫     Headhunters       北澤和彦・訳 名うてのヘッドハンター、ロジャー・ブラウンは、美しい妻のために豪邸を買いあたえ、画廊を経営させていた。 しかし、巨額の赤字を埋めるために彼はひそかに絵画の窃盗に手を染めていた。 そこに、幻の名画をもっているという精密機器メーカーの元CEOが現れるが・・・。     <文庫本裏カバーよ . . . 本文を読む
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「犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼 」 雫井脩介 

2017年07月25日 | 読書
「犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼 」 雫井脩介    双葉社     砂山知樹は大学生1年の時に、両親を交通事故で亡くす。 3歳下の弟の健春は中学時代から不良仲間と付き合い、高校もほとんど行かずに地元横浜のギャングチームに出入りしていた。 しかし、2人の兄弟仲は良く、知樹は両親の遺産を学費に当てる事が出来て卒業までこぎつける。 就職も横浜の老舗菓子メーカーの〈ミナト堂〉に内定する。 その〈ミナト堂〉に . . . 本文を読む
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大相撲名古屋場所2017

2017年07月24日 | スポーツ
大相撲名古屋場所2017 白鵬が14勝1敗で2場所連続39度目の優勝。 優勝回数更新中。 勝ち星も、歴代単独1位の1048勝を13日目に達成。 それまでの1位は魁皇だったので、ちょっと残念だが。 白鵬はまだまだ先に進んで行きそうだ。 昨年はちょっと陰りが見えたのかと思った白鵬だったが、完全復活。 白鵬ファンではないけれど、白鵬が強いと場所が締まる気がする。 稀勢の里はまた怪我で途中休場。 怪我 . . . 本文を読む
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「森の死神」  ブリジット・オベール

2017年07月20日 | 読書
「森の死神」  ブリジット・オベール  ハヤカワ・ミステリ文庫      LA MORT DES BOIS      香川由利子・訳 1年前の1994年、36歳のエリーズ・アンドリオリは恋人のブノワとアイルランドを旅行中に爆弾テロに巻き込まれる。 ブノワは死亡し、エリーズは2カ月の昏睡状態にあったが、命を取りとめる。 全身麻痺になり手足を動かす事も出来ず、目も見えず口もきけないが、耳は聞こえた。 . . . 本文を読む
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「暗く聖なる夜」 マイクル・コナリー 

2017年07月19日 | 読書
「暗く聖なる夜」 マイクル・コナリー  講談社文庫   上・下巻  LOST LIGHT         古沢嘉通・訳 ハリウッド署の刑事を退職し、私立探偵となったボッシュには、どうしても心残りな未解決事件があった。 ある若い女性の殺人と、その捜査中目の前で映画のロケ現場から奪われた200万ドル強盗。 独自に捜査することを決心した途端にかかる大きな圧力、妨害・・・ 事件の裏にはいったい何が隠され . . . 本文を読む
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「瘢痕」  トマス・エンゲル

2017年07月17日 | 読書
「瘢痕」  トマス・エンゲル   ハヤカワ・ミステリ文庫     SKINNDOD          公手成幸・訳 2009年6月、ノルウェー、オスロ。 エーケベルグ公演に張られた大きな白いテントの中で女性の死体が発見される。 被害者はシナリオ作家志望の学生、ヘンリエッテ・ハーゲルップ。 インターネットオンリーの新聞〈123ニュース〉の記者、ヘニング・ユール。 ヘニングは職場復帰した日にこの事 . . . 本文を読む
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「シティ・オブ・ボーンズ」  マイクル・コナリー 

2017年07月16日 | 読書
「シティ・オブ・ボーンズ」  マイクル・コナリー   早川書房     CITY OF BONES     古沢嘉通・訳 ハリウッドの丘陵地帯の奥深く、人骨らしい遺物が発見される。 一匹の犬がそれを咥えてきた時、死因は鈍器による頭部への殴打であることがわかった。 ハリウッド署の刑事ハリー・ボッシュは、殺人事件として捜査にあたるが、手がかりは乏しく、捜査は遅々として進まない。 だが、まもなく現場付 . . . 本文を読む
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「マーチ博士と四人の息子」 ブリジット・オベール 

2017年07月13日 | 読書
「マーチ博士と四人の息子」   ブリジット・オベール    ハヤカワ・ミステリ文庫    Les Quatre Fils du Docteur March      堀茂樹 藤本優子・訳 医者のマーチ博士の広壮な館に住み込むメイドのジニーは、ある日大変な日記を発見した。 書き手は生まれながらの殺人狂で、幼い頃から快楽のための殺人を繰り返してきたと告白していた。 そして自分はマーチ博士の4人の . . . 本文を読む
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「約束の道」 ワイリー・キャッシュ 

2017年07月11日 | 読書
「約束の道」 ワイリー・キャッシュ    ハヤカワ・ミステリ文庫        This Dark Road to Mercy     友廣純・訳 母さんが死に、施設に引き取られたわたしと妹のもとに、三年前に離婚して親権も放棄したウェイドが現われた。 母さんからはいつもウェイドは野球に挫折した負け犬だと聞かされていたが、ほんとうはもっとひどかった。 ウェイドは泥棒でもあったのだ。 すぐに彼と盗ん . . . 本文を読む
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