「ザ・バット 神話の殺人」 ジョー・ネスボ 集英社文庫
THE BAT 戸田裕之・訳
オーストラリアで働くノルウェー人女性が死体で見つかり、オスロ警察の刑事ハリーは捜査協力のため、単身シドニーに赴く。
ハリーも加わった捜査班の前に次第に浮かび上がる、隠れていた一連のレイプ殺人。
犯人の目星は二転三転し、捜査班は出し抜かれはて後手を踏む。
さらに、封じ込めていた自 . . . 本文を読む
「7人目の子」 エーリク・ヴァレア ハヤカワ・ミステリ文庫 上・下巻
DET SYVENDE BARN 長谷川圭・訳
デンマークで最も権威のある児童養護施設「コングスロン」。スコボーの海岸通りにある。
2008年5月5日。
国務省参謀管理局長のオアラ・ピル・ベルントセンに1通の手紙が届く。
中には1組のベビーソックスと、1961年の雑誌の2ページをコピーした紙と、1枚の養子 . . . 本文を読む
「ザ・サン 罪の息子」 ジョー・ネスボ 集英社文庫 上・下巻
THE SON 戸田裕之・訳
ノルウェーのオスロ。
国家重犯罪者刑務所に18歳の時に殺人の罪で収監されたサニー・ロフトフース。
サニーの父親アープ・ロフトフースは警察官だったが、犯罪組織のスパイとして自殺していた。
その後母親ヘレーネも亡くなり、レスリングのサニーは薬に溺れるようになった。
まもなく30歳になるサ . . . 本文を読む
「代官山コールドケース」 佐々木譲 文春文庫
1995年5月8日。
代官山にあるアパートで22歳の中牧みちるが殺害されて見つかる。
現場からは3種類のDNAが検出される。
被疑者が2度目の事情聴取の後死亡したことから、被疑者死亡により不起訴となり事件は解決の形となる。
それから17年後、川崎で若い女性が同じように殺された事件から、その時と同じDNAが見つかる。
真犯人は別にいた事 . . . 本文を読む