「危険なビーナス」 東野圭吾 講談社
38歳、獣医の手島伯朗は、5歳の時に画家だった父親の一清を亡くす。
3年後、母親の禎子は、医師の矢神康治と再婚し、弟の明人が生まれる。
矢神家は跡継ぎとして明人を育てる。
伯朗は康治の籍には入っておらず、中学生の時養子の話が出たがそれを断り、20歳の時手島姓に戻る。
16年前に禎子が死んだこともあり、矢神家とは付き合いがなくなる。
そんな伯朗に、突 . . . 本文を読む
「ブラック・ハート」 マイクル・コリナー 扶桑社ミステリー 上・下巻
THE CONCRETE BLONDE 古沢嘉通・訳
4年前、ハリー・ボッシュはロスアンジェルス市警の刑事だった。
当時、11人の女性を殺したドールメイカー事件の犯人ノーマン・チャーチを逮捕しようとして射殺する。
それはチャーチが警告を無視して動き、銃を手にしようと思ったからだった。
しかし、そこに銃はなく . . . 本文を読む
「ブラック・アイス」 マイクル・コリナー 扶桑社ミステリー
THE BLACK ICE 古沢嘉通・訳
ハリウッド署の所轄内のモーテルで1週間行方不明だった麻薬課刑事のカレクシコウ・ムーアの死体が発見される。
しかし、捜査にあたるべき殺人課のボッシュは外され、市警本部の強盗殺人課(RHD)が担当する。
『おれは自分がなにものかわかった』と1行書かれた遺書がみつかる . . . 本文を読む
「シェル・コレクター」 アンソニー・ドーア 新潮社
The Shell Collector 岩本正恵・訳
8編からなる短編集。
「貝を集める人 The Shell Collector」
12歳の時盲目になった少年は、その時眼科医から海岸で貝に触れさせてもらい魅了される。
貝類学者になる。
58歳で教授を引退し、ケニアのラム群島の小さな海洋公園に位置する草 . . . 本文を読む
「すべての見えない光」 アンソニー・ドーア 新潮社
All the Light We Cannot See 藤井光・訳
1934年。
フランス、パリ。
6歳のマリー=ロール・ルブランは先天性の白内障視力を失う。
国立自然史博物館の錠前主任として働く父親と2人暮らし。
父親はマリー=ロールの為に木製のミニチュアの街を作り、覚えて一人でも動けるようにしていく。
誕生日 . . . 本文を読む
THE ALFEE Best Hit Alfee 2017
春フェスタ
2017.4.12(水) 相模女子大学グリーンホール
ツアー3本目で自分は2本目。
時間は少し短くなって3時間5分。やはりこれくらいに落ち着いていくのだろう。
しかし、曲は1つ、カンレキーズで減っただけ。
好きな曲が消えたのはちょっと残念。
曲も少し変わって、着席してから立つまでが短くなった(笑)
. . . 本文を読む
「戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊」 モリー・グプティル・マニング 東京創元社
When Books Went to War:
The Stories That Helped Us Win World War Ⅱ 松尾恭子・訳
第二次世界大戦終結までに、ナチス・ドイツは発禁・焚書によって一億冊を超える書物をこの世から消し去った。
対するアメリカは、戦地の兵隊たち . . . 本文を読む
THE ALFEE Best Hit Alfee 2017
春フェスタ
2017.4.6(木) 川口リリア メインホール
アルフィー春ツアー開幕。
タイトルは春フェスタ。
昨年のフェスとフェスタとの言葉の違いはよく分からないが。
今回はグッズにカンレキーズ用のペンライトがあるので、カンレキーズのコーナーがあるのは確か。
どれくらい歌うのだろう。
その前にペンライトをどう . . . 本文を読む
「ナイトホークス」 マイクル・コリナー 扶桑社ミステリー 上・下巻
THE BLACK ECHO 古沢嘉通・訳
貯水池の側にあるパイプの中で死体が発見される。
ハリウッド署のハリー・ボッシュ刑事はその人物が20年前、ヴェトナム戦争の戦友ウィリアム・メド―ズだと知る。
2人は同じトンネル工作兵だった。
薬物過剰摂取と見られたが、ボッシュは不審な点があるとして、司法解剖 . . . 本文を読む