1970年クリスマス、二十歳の塚本譲、久須田潤次、橋爪絹枝、番場百合子の4人は、人気のない山道を羽目を外してドライブしていて、一人の男を轢いて死なせる。
周りに人影がないことを確認して、4人はこの事故を隠すことにする。
それから10年経った1980年、久し振りに集まった4人の前にあの時とそっくりの男が姿を見せる。
そして、さらに10年後の1990年、そのまた10年後の2000年、男の陰が4人を脅か . . . 本文を読む
4年前の冬、自殺した小説家・重松時子の家に1年に1度定期的に集まる5人。
塩谷絵里子はノンフィクッション作家。
綾部えい子は時子の担当編集者。
静子は時子の異母姉妹で、小さな出版プロダクションを経営している。
林田尚美は時子の姪で、主婦であると同時にサスペンス色の強い小説を書く売れっ子。
つかさは尚美の異母姉妹で、歯科技工士をしながら純文学を書いている。
その集まりに、フジシロチヒロという時子が最 . . . 本文を読む
生物学の教師、ジョニー・シムズは、保護者のように守って来た隣家の娘、ナン・パジェットから婚約したと伝えられる。
ナンは早くに両親を亡くし、叔母のエミリーと従姉妹のドロシーと暮らしていた。
エミリー叔母は世界一周旅行に出掛けていたが、エミリーの帰えりを待たずにすぐに結婚するという。
しかし、パリにいるエミリーは電話でナンの婚約者をアスティアに暮らすチャードソン(ディック)・バーティと知り、結婚しては . . . 本文を読む
2007.5.26(土)/27(日)
春のツアーのイベントとも言えるNHKホール。
3人の衣装も新しいものがお目見えする。
高見澤さんの衣装は白銀の長いドレス風。最近は形が結構決まってきているので、色が奇抜でなければそれほど大きな驚きはない。どちらかというとシンプルで素敵だった。
幸ちゃんと桜井さんは始め衣装が白いスーツで、夏らしくなった。
驚きは、ニューギター、クリスタルエンジェルの登場。
キ . . . 本文を読む
優勝はアロンソ。
2位ハミルトン、3位マッサ、4位フィジケラ、5位クビカ、6位ハイドフェルド、7位ブルツ、8位ライコネン。
トゥルーリは15位、16位がラルフで、琢磨が17位。
19台完走のレース。
うーん、あまり面白みのないレースだった。
マクラーレンやアロンソのファンにしたら最高のレースだったと言うと思うが。
決勝の日は出掛けていて、家に戻った時はまだレースの途中。「後、14周」と教えられ . . . 本文を読む
大関白鵬が2場所連続3度目の優勝。
しかも全勝優勝。これで文句なく来場所は横綱。
長かった1人横綱から、2人横綱になって、益々面白くなりそう。
そして、今場所は大関勢が頑張った。
栃東の引退という寂しいニュースから始まった夏場所だったが、栃東のことで、相撲を取れるありがたみを感じたのではないだろうか。
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井上夢人さんと徳山諄一さんの合作のペンネーム、岡嶋二人。
その岡嶋二人を井上夢人さんが書いた自伝。
「盛の部」は二人の出会いから「焦茶色のパステル」で江戸川乱歩賞をもらうまで。
「衰の部」はその後からコンビ解消まで。
これは、岡嶋二人の作品を読んでからでないと、損をする。ネタばれ満載。
そして、自分は読み終わってまだあまり日が経っていないので、読んでいてどの作品かすぐ分かったのが良かった。
そ . . . 本文を読む
ACミラン 2-1 リヴァプール
イタリアチームの決勝進出で、応援に力が入った。
2年前と同じ対戦になった決勝はミランがインザーギの2得点で優勝。7度目。
どちらかというとリヴァプールのペースで進んでいた前半だったが、前半終了間際、ピルロのFKをインザーギが身体に当ててゴール。インザーギらしい得点。
2点目はカカからのパスで、技ありシュート。
2年前は3対3の同点から、PK戦で負けたミランがリベン . . . 本文を読む
14話からなる短編集
「結ぶ」「湖底」「水色の煙」「水の琴」「城館」「水族写真館」「レイミア」「花の眉間尺」
「空の果て」「川」「蜘蛛時計」「火蟻」「U Bu Me」「心臓売り」
現実の世界から、ちょっと離れたような物語たち。そして皮肉が加わる。
情念や怨念みたいなものが語ったら、こんな風になるのだろうか。
そう考えて、自分はあまりそういうものに係わりがない気がする。
現実の中で、そういう感 . . . 本文を読む
ショートショート集
星さんが亡くなってから出版されたショートショートで、
パート1が「前人未到1001篇のショートショート集からこぼれ落ちた未刊の輝けるスターたち」
パート2が「幻のジュニアSF集『黒い光』から、後に再収録されなかった6篇を一挙掲載!」
そして、「星新一完全著作リスト」が掲載されている。
こぼれ落ちたからといって、出来が悪いとかではないと思う。
初期ものが多いのか、登場人物に名 . . . 本文を読む