しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「遮断地区」  ミネット・ウォルターズ

2015年12月11日 | 読書
「遮断地区」  ミネット・ウォルターズ   創元推理文庫      ACID ROW     成川裕子・訳 2001年7月28日(土)、バンデ―ル団地でデモから発生した暴動により、死者3名、負傷者189名の惨事が起こる。 バンデ―ル団地、通称アシッド・ロウは1950年代に作られた低所得者向けの住宅で、今はドラッグが蔓延し争いが日常茶飯事の場所となっていた。 そして、その造りは袋小路のように、団地 . . . 本文を読む
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「アンネ、わたしたちは老人になるまで生き延びられた。」 テオ・コステル 

2015年12月07日 | 読書
「アンネ、わたしたちは老人になるまで生き延びられた。」   テオ・コステル   清流出版      クラスメートたちがたどる アンネ・フランク の思い出   WE ALL WORE STARS     Memories of Anne Frank from Her Classmates     桜田直美・訳 14歳の時、ユダヤ人中学校でアンネ・フランクの同級生だったテオ・コステル。 テオ . . . 本文を読む
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「殺人者の湿地」 アンドリュウ・カーヴ 

2015年12月02日 | 読書
「殺人者の湿地」  アンドリュウ・カーヴ  論創社 論創社の海外ミステリ109        Murderer‘s Fen       水野恵・訳 ケンブリッジ州オッケン村の近くでトレーラー販売所を任されているアラン・ハント。 29歳のハントは快楽を愛する渡り者で、道徳心や良心が欠落した悪党だった。 8月、休暇で訪れたノルウェーのホテルで20歳になったばかりのグウェンダ・ニコルズに目を付け . . . 本文を読む
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「片目の猿」  道尾秀介 

2015年12月01日 | 読書
「片目の猿」  道尾秀介    新潮文庫     盗聴専門の探偵事務所『ファントム』の三梨幸一郎。 新宿区内にある古い2階建てのアパート「ローズ・フラット」が事務所兼住居で、探偵の師匠も同じアパートに居る。 スタッフはもやしのような帆坂青年ひとり。 今は谷口楽器の社員として同業者の黒井楽器を探っている。 その時に、社員の会話から存在を知った夏川冬絵をスカウトする。 冬絵は最近勢力を広げていた探偵 . . . 本文を読む
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