しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「新リア王」   高村薫

2013年12月08日 | 読書
「新リア王」   高村薫   新潮社 上・下巻 75歳の代議士福澤榮は、会期中の国会を抜け出し、青森筒木坂の普門庵を訪れる。 そこには、晴子との間に出来た息子、彰之が僧侶として暮らしていた。 雪に覆われた荒れ庵で、75歳の榮と彰之は、今までの事を語り合う。 「晴子情歌」の続編。 過去を振り返り、その時の事を確かめるように語る父と息子。 語り合うのではなく、一方通行で語って聞かせる感じ . . . 本文を読む
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