大変遅くなりましたが、報告します。
3月23日(土)、ジュゴン保護キャンペーンセンターの総会をZoomで開催しました。
ジュゴン保護キャンペーンセンターは2001年に設立したので、今年で24回目の総会です。
冒頭海勢頭豊共同代表のごあいさつを司会が代読しました。
少し長いですが、全文掲載します。
「本日は、佐喜真美術館に於いて、ハワイの火災被害と能登半島大地震被害の
救援チャリティコンサートがあって、出席できません。会議の成功を祈り、
メッセージを送ります。ジュゴン保護キャンペーンセンターの活動が、ます
ます重要になったと感じるこの頃ですが、これまでの皆さんのたゆまない努
力とご協力に、心から感謝申し上げる次第です。
喫緊の報告ですが、うるま市石川の住宅街に隣接するゴルフ場跡地に、防衛
省が陸自訓練場を新設する計画が発覚し、地元旭区が反対に立ち上がったと
ころ、またたく間に反対と抗議の声は保革を超えて、うるま市市議会に広が
り、沖縄県議会でも反対決議が全会一致で採択されるなど、新たなオール沖
縄の熱エネルギーが高まってきた状況にあります。20日には、昨年「喜瀬
武原コンサート」でお世話になった石川会館で、同市内外17団体で構成す
る「自衛隊訓練場計画の断念を求める会」の市民集会が開かれ、1200人以上
が参加し、防衛省への抗議決議が採択され、熱気溢れる中で「頑張ろう」が
三唱されました。保守系のうるま市長も参加してのこの集会で、特筆すべき
は女子高校生の「政府による9条違反」に対する壇上からの訴えでした。こ
のストレートな訴えは、これまで憲法違反の自民党政治の横暴を許してき
た、本土の各自治体を勇気づけることになると思います。私は、今月31日
に佐賀空港オスプレイ反対集会に招かれコンサートしますが、この憲法9条
の問題と龍宮神ジュゴン信仰の「絶対平和思想」の価値について、話すこと
にしています。環境監視委員会はジュゴンの調査の縮小を提言しています
が、ジュゴンは既に「神」であることを忘れてはなりません。みんなで、頑
張りましょう。」
4/11に国は陸自訓練場の建設計画を断念。住民の力が国を動かしました。
高校生の「9条違反」の訴えもすばらしいです。
防衛相、うるま市の陸自訓練場の新設計画を断念 用地取得を含め、正式発表「地元におわび」 代替地を検討
続いて、国際担当の吉川秀樹さんからSDCCの国際的取り組みについてお話ししました。
この1年、辺野古の軟弱地盤について米側で懸念が出ていることを広げたり、
やんばるの森については、花輪伸一さん、宮城秋乃さんたちとともに、
World Heritage Watch(世界遺産を監視する機関)と連携して
ユネスコ世界遺産センターやIUCNに働きかけました。
今後も、米議会議員への働きかけ、世界遺産センター・IUCNへの
報告書の提出など、取り組みを継続、発展させていきます。
蜷川共同代表から、2023年度の活動報告、決算、2024年度の取り組みについて
報告しました。今年も、生物多様性条約30by30(2030年までに生態系の30%を保護区に)とむすんで、日本初のHope Spotである辺野古の海を保護区に!
と取り組むほか、ジュゴン環境DNA・海草調査の準備を進めること、
11月にコロナ禍で中断していた「じゅごんの里ツアー(現地スタディツアー)」を
開催することなどを確認しました。
今年も様々な団体と交流し(クロスメンバーシップ)、力を合わせて、
希望を持って元気に取り組んでいきます。
今年度も、どうぞよろしくお願い致します。
ZAN
3月23日(土)、ジュゴン保護キャンペーンセンターの総会をZoomで開催しました。
ジュゴン保護キャンペーンセンターは2001年に設立したので、今年で24回目の総会です。
冒頭海勢頭豊共同代表のごあいさつを司会が代読しました。
少し長いですが、全文掲載します。
「本日は、佐喜真美術館に於いて、ハワイの火災被害と能登半島大地震被害の
救援チャリティコンサートがあって、出席できません。会議の成功を祈り、
メッセージを送ります。ジュゴン保護キャンペーンセンターの活動が、ます
ます重要になったと感じるこの頃ですが、これまでの皆さんのたゆまない努
力とご協力に、心から感謝申し上げる次第です。
喫緊の報告ですが、うるま市石川の住宅街に隣接するゴルフ場跡地に、防衛
省が陸自訓練場を新設する計画が発覚し、地元旭区が反対に立ち上がったと
ころ、またたく間に反対と抗議の声は保革を超えて、うるま市市議会に広が
り、沖縄県議会でも反対決議が全会一致で採択されるなど、新たなオール沖
縄の熱エネルギーが高まってきた状況にあります。20日には、昨年「喜瀬
武原コンサート」でお世話になった石川会館で、同市内外17団体で構成す
る「自衛隊訓練場計画の断念を求める会」の市民集会が開かれ、1200人以上
が参加し、防衛省への抗議決議が採択され、熱気溢れる中で「頑張ろう」が
三唱されました。保守系のうるま市長も参加してのこの集会で、特筆すべき
は女子高校生の「政府による9条違反」に対する壇上からの訴えでした。こ
のストレートな訴えは、これまで憲法違反の自民党政治の横暴を許してき
た、本土の各自治体を勇気づけることになると思います。私は、今月31日
に佐賀空港オスプレイ反対集会に招かれコンサートしますが、この憲法9条
の問題と龍宮神ジュゴン信仰の「絶対平和思想」の価値について、話すこと
にしています。環境監視委員会はジュゴンの調査の縮小を提言しています
が、ジュゴンは既に「神」であることを忘れてはなりません。みんなで、頑
張りましょう。」
4/11に国は陸自訓練場の建設計画を断念。住民の力が国を動かしました。
高校生の「9条違反」の訴えもすばらしいです。
防衛相、うるま市の陸自訓練場の新設計画を断念 用地取得を含め、正式発表「地元におわび」 代替地を検討
続いて、国際担当の吉川秀樹さんからSDCCの国際的取り組みについてお話ししました。
この1年、辺野古の軟弱地盤について米側で懸念が出ていることを広げたり、
やんばるの森については、花輪伸一さん、宮城秋乃さんたちとともに、
World Heritage Watch(世界遺産を監視する機関)と連携して
ユネスコ世界遺産センターやIUCNに働きかけました。
今後も、米議会議員への働きかけ、世界遺産センター・IUCNへの
報告書の提出など、取り組みを継続、発展させていきます。
蜷川共同代表から、2023年度の活動報告、決算、2024年度の取り組みについて
報告しました。今年も、生物多様性条約30by30(2030年までに生態系の30%を保護区に)とむすんで、日本初のHope Spotである辺野古の海を保護区に!
と取り組むほか、ジュゴン環境DNA・海草調査の準備を進めること、
11月にコロナ禍で中断していた「じゅごんの里ツアー(現地スタディツアー)」を
開催することなどを確認しました。
今年も様々な団体と交流し(クロスメンバーシップ)、力を合わせて、
希望を持って元気に取り組んでいきます。
今年度も、どうぞよろしくお願い致します。
ZAN