ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

2024年SDCC第24回総会報告

2024年05月06日 | 活動報告
大変遅くなりましたが、報告します。
3月23日(土)、ジュゴン保護キャンペーンセンターの総会をZoomで開催しました。
ジュゴン保護キャンペーンセンターは2001年に設立したので、今年で24回目の総会です。

冒頭海勢頭豊共同代表のごあいさつを司会が代読しました。
少し長いですが、全文掲載します。
「本日は、佐喜真美術館に於いて、ハワイの火災被害と能登半島大地震被害の
救援チャリティコンサートがあって、出席できません。会議の成功を祈り、
メッセージを送ります。ジュゴン保護キャンペーンセンターの活動が、ます
ます重要になったと感じるこの頃ですが、これまでの皆さんのたゆまない努
力とご協力に、心から感謝申し上げる次第です。
喫緊の報告ですが、うるま市石川の住宅街に隣接するゴルフ場跡地に、防衛
省が陸自訓練場を新設する計画が発覚し、地元旭区が反対に立ち上がったと
ころ、またたく間に反対と抗議の声は保革を超えて、うるま市市議会に広が
り、沖縄県議会でも反対決議が全会一致で採択されるなど、新たなオール沖
縄の熱エネルギーが高まってきた状況にあります。20日には、昨年「喜瀬
武原コンサート」でお世話になった石川会館で、同市内外17団体で構成す
る「自衛隊訓練場計画の断念を求める会」の市民集会が開かれ、1200人以上
が参加し、防衛省への抗議決議が採択され、熱気溢れる中で「頑張ろう」が
三唱されました。保守系のうるま市長も参加してのこの集会で、特筆すべき
は女子高校生の「政府による9条違反」に対する壇上からの訴えでした。こ
のストレートな訴えは、これまで憲法違反の自民党政治の横暴を許してき
た、本土の各自治体を勇気づけることになると思います。私は、今月31日
に佐賀空港オスプレイ反対集会に招かれコンサートしますが、この憲法9条
の問題と龍宮神ジュゴン信仰の「絶対平和思想」の価値について、話すこと
にしています。環境監視委員会はジュゴンの調査の縮小を提言しています
が、ジュゴンは既に「神」であることを忘れてはなりません。みんなで、頑
張りましょう。」

4/11に国は陸自訓練場の建設計画を断念。住民の力が国を動かしました。
高校生の「9条違反」の訴えもすばらしいです。
防衛相、うるま市の陸自訓練場の新設計画を断念 用地取得を含め、正式発表「地元におわび」 代替地を検討

続いて、国際担当の吉川秀樹さんからSDCCの国際的取り組みについてお話ししました。





この1年、辺野古の軟弱地盤について米側で懸念が出ていることを広げたり、
やんばるの森については、花輪伸一さん、宮城秋乃さんたちとともに、
World Heritage Watch(世界遺産を監視する機関)と連携して
ユネスコ世界遺産センターやIUCNに働きかけました。
今後も、米議会議員への働きかけ、世界遺産センター・IUCNへの
報告書の提出など、取り組みを継続、発展させていきます。

蜷川共同代表から、2023年度の活動報告、決算、2024年度の取り組みについて
報告しました。今年も、生物多様性条約30by30(2030年までに生態系の30%を保護区に)とむすんで、日本初のHope Spotである辺野古の海を保護区に!
と取り組むほか、ジュゴン環境DNA・海草調査の準備を進めること、
11月にコロナ禍で中断していた「じゅごんの里ツアー(現地スタディツアー)」を
開催することなどを確認しました。


今年も様々な団体と交流し(クロスメンバーシップ)、力を合わせて、
希望を持って元気に取り組んでいきます。
今年度も、どうぞよろしくお願い致します。

ZAN

3/31「日本とフィリピンの 子どもたちとともにつくる平和の集い」参加報告

2024年04月07日 | 活動報告
2024年3月31日、大阪天満橋のドーンセンターで開催された
「日本とフィリピンの 子どもたちとともにつくる平和の集い」
(フィリピンABAKADA & AKAY JAPAN共催)に参加してきました。


ABAKADAは、フィリピン・マニラの貧困地域にある就学前の子どもたちの教育施設で、
AKAYはABAKADAを支援している団体です。


ABAKADAは子どもたちと家族と共に、平和な世界を築くための学習や取り組みを
されています。
今回、フィリピンでは、ガザの情報が手に入りにくいということで、
AKAYから多くの情報を送り、ガザの状況を共有したそうです。
ABAKADAのアカデミックプログラムディレクターのアミーさんが
「イスラエルの空爆でガザ地区の子ども、女性、その家族が大量殺戮されています。
私たちは、世界の人々と団結し、戦争を止めよう!」
とアピールされ、事務局長のポール・ガランさんからは、
2023年度の平和教育活動についての報告や今後の取り組みが紹介されました。


日本からは、AKAYの取り組み報告、関東子全の子ども和太鼓の演奏などがあり、
ジュゴン保護キャンペーンセンターからは、
辺野古の海はHopeSpot希望の海の動画を紹介しました。
フィリピンには、ジュゴンが生息し、かつて米軍基地がありました。
そんな共通点もあり、ABAKADAのセミナーでこの動画が教材として使用され、
親子で平和メッセージを書いたそうです
ジュゴンを守る事は平和を守る事。海をこえて平和の心をつなぎましょう

どうぞ動画をご覧ください。
辺野古の海はHopeSpot希望の海  @2024年「日本とフィリピンの 子どもたちとともにつくる平和の集い」


ZAN

2/18第7回ジュゴンオンラインセミナー「佐喜眞美術館より ~沖縄戦の図と普天間基地~」報告

2024年03月24日 | 活動報告
たいへん遅くなりましたが、2月18日のジュゴンオンラインセミナー
「佐喜眞美術館より ~沖縄戦の図と普天間基地~」の報告です。

沖縄県宜野湾市にある佐喜眞美術館は館長の佐喜眞道夫さんが
「心静かに“もの想う場”をつくりたい」と、普天間基地に接収されていた
先祖代々の土地を取り戻して1994年に建てた美術館です。


かつて、普天間から首里に続く街道沿いには、見事な松林が続いていたのですが、
沖縄戦でほとんどの松の木が鉄の暴風で吹き飛び、残った木も米兵がすべて切り倒してしまいました。


米軍は戦争しながら、基地建設を進めていきます。
家も墓地も木も、米軍によって引きならされフェンスに囲まれてしまいます。
写真は、フェンスの外から地域の拝所(うがんじゅ)を拝んでいるところです。


佐喜眞さんは接収されていた先祖代々の土地を取り戻すため、那覇防衛施設局(当時)に
3年以上通い詰めますが、なしのつぶて。
そこで地元宜野湾市の桃原正賢市長や比嘉盛光企画部長に協力を求めると
在沖米海兵隊の不動産管理事務所長ポール・ギノザさんを紹介してくれました。
沖縄系移民3世のポール・ギノザさんは「美術館が出来たら宜野湾はよくなる」と
1回の会談で土地の返還をOKしてくれたのです。
「あんなところ(日本政府)に話をしたってだめだよ」とポール・ギノザさん。
日米安保条約は対等の関係ではなく、従属の関係であることが
ありありとわかった出来事でした。


佐喜眞さんと、地元の市長さんたち、沖縄にルーツのあるポール・ギノザさん。
佐喜眞美術館は、沖縄を思う3つの心が奇跡の化学変化を起こして出来たのです。
上の写真は、基地に食い込むように建てられた佐喜眞美術館(赤線が基地の境界)。


佐喜眞美術館は、「原爆の図」でも知られる丸木位里、丸木俊夫妻の
「沖縄戦の図」を展示するために設計されました。


6月23日の慰霊の、祈りの日。その日にちなみ、6段と23段でつくられた屋上の階段。
夏至の日には夕日が窓に一直線に差し込みます。



「沖縄戦の図」を描くために沖縄にやってきた丸木夫妻のもとには、
多くの人が集まってきて沖縄戦の体験談を語ったそうです。
またその方たちがモデルになって、沖縄戦の図が描き上げられました。
島ごとに異なる着物の柄も忠実に再現した細かい描写に
「沖縄の人にしか書けない絵だ」と言われるほどです。
“戦争をみんなで記憶し、描いた「沖縄戦の図」は、「命どぅ宝」の思いを可視化したもの。
沖縄の思いが世界に通ずる言葉になった”と佐喜眞さん。


「沖縄戦の図」を全国の人に知ってもらいたいという思いで
昨年、映画『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』が作られ、
2023年キネマ旬報の第3位に入り、全国で上映されました。
ミュージアムショップで、DVDを購入することもできます。

佐喜眞美術館での沖縄戦の図全14部の展示は、3月24日に終わりましたが、
いつも何作かは常設展示されています。
沖縄島を訪問される際は、ぜひお立ち寄りください。

ZAN

3/8国際女性デーのつどい参加報告

2024年03月09日 | 活動報告
3月8日は国際女性デー
大阪・天満橋のドーンセンターで開催された「国際女性デーのつどい」に参加してきました。

メイン講師は在日コリアンの方で、2月、大阪法務局に
人権侵犯被害の申し立てをした3人の女性のひとりです。
3人の女性は、2016年スイス・ジュネーブの国連女性差別撤廃委員会に参加。
同じ場に出席した杉田水脈議員がブログなどで、
「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん・・・」
「はっきり言って小汚い」などの投稿をしたことは皆さんご存じかと思います。
2月18日杉田水脈議員は、このことで大阪法務局から『人権侵犯』の認定を受けました。

この方は、高校までは通名、大学になって本名を名乗り始めたといいます。
それでも、アルバイト先で通名を名乗るなど、幾度かの迷いがあったと。
日本社会の中で、在日コリアン、かつ女性であることの生きづらさを
語ってくださいました。

今年10月にスイスのジュネーブで国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)の
日本報告審議が予定されいて、それに向けて準備されているそうです。


ジュゴン保護キャンペーンセンターは、ブースを出して
署名集め、グッズ販売をしました。


国際女性デーのつどいに参加したのは、はじめてです。
フィリピンの子どもたちの支援をしているグループ、
アフガニスタンの女性や子どもたちの支援をしているグループなど、
色んな活動をされている女性たちから、報告があり、元気が出ました。
男性参加者が少なかったのが少し残念。
2023年の日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中125位、
web上のヘイトスピーチもひどい状態ですが、
みんなで平和で自由で人権が尊重される世の中を、作っていきたいと思いました。

ZAN

11/18-19大阪自然史フェスティバル参加報告

2023年12月02日 | 活動報告

大阪自然史博物館で行われた大阪自然史フェスティバルに参加してきました。
100団体を超える環境系の団体が集まる「自然の文化祭」で
SDCCは2013年から毎年出展しています(コロナ禍の2020、2021年を除く)。
今年は2日間で19000人の来場者がありました。


ジュゴン、辺野古、やんばるに関するパネルを展示して、
署名集め、ジュゴンクイズ、グッズ販売をしました。
そして、世界各地で武力で多くの人が命を奪われている現状に抗議し、
平和な世界を創ろうという願いを込めて「命どぅ宝」のパネルも展示しました。




年々辺野古の認知度が上がっていて、今年は大浦湾の軟弱地盤についても
ご存じの方も増えています。
多くの方が「とんでもない計画やね」「こんなすごい海埋めたらあかんやん」
と快く署名してくれて、2日間で423筆集まりました。

やんばるについては、マスコミで世界自然遺産のことばかりが報道されるためか、
北部訓練場の問題が忘れられているようで、今も米軍廃棄物が残り、
オスプレイが飛ぶ現状に驚かれる方もいました。


ジュゴンのことを知ってもらうために「ジュゴンクイズ」を実施。
楽しみながらジュゴンのことを知ってもらえました。


2日間、朝から夕方まで立ちっぱなしでしたが、
「去年もマスコット買ったよ。今年はどれにしようかな」
というリピーターさんや元気な子どもたちに励まされ、がんばりました。


「辺野古に行ったことあります。こっちで沖縄に出会えるとは♪」と
喜んでくれた読谷村から関西の大学に進学した学生さん、
ジュゴンが大好きというカナダから来た女性、
「子どもたちに沖縄を通じて自然や命の大切さを伝えたい」
という中学の先生など、たくさんの出会いに感謝です。 

ZAN   

11/12「それでもあなたは原発を選びますか?」(さようなら原発1000人集会)

2023年12月01日 | 活動報告
11/12日。伊丹ホールの「それでもあなたは原発を選びますか?」
(さようなら原発1000人集会)にブース参加してきました。
カテリーナさんのパンドゥーラ演奏と歌、原発賠償ひょうご訴訟・津久井弁護士から
全国各地の原発訴訟についてのお話しがありました。


そして、ジャーナリスト・金平茂紀さんのお話し。
”あたらしい戦前”の象徴的なものとして原発回帰を上げられていました。
ドイツは福島原発事故で、原発をやめたというのに、日本は原発新設までしようとしています。
そして「ものが言えなくなっている」ことも新しい戦前の兆候です。
ウクライナではプーチンの顔がプリントされたトイレットペーパーが売られているそうですが、
しなやかに、ユーモアを持って、あきらめずにものを言っていこうと思います。

ロビーにはたくさんのブースが並び、ジュゴンのブースにも多くの方が来てくれました。
かわいいジュゴンマスコットは人気でしたよ。署名もたくさん集まりました。
ありがとうございました。

10/15第6回ジュゴンオンラインセミナー「ホープスポットー辺野古・大浦湾を海洋保護区に」報告

2023年10月17日 | 活動報告
10月15日、ジュゴンの日にオンラインセミナー「ホープスポットー辺野古・大浦湾を海洋保護区に」を開催しました。


講師は、北海道大学名誉教授で、海草生態系の群集生態学とジュゴン研究にも従事された向井宏さんです。まずは、ジュゴンのお話しから。


以前は、沖縄にたくさん生息していたジュゴンが減っていく大きな要因は海草藻場の減少です。
右側の地図で、ジュゴンは東海岸に多く生息していたことがわかります。
ジュゴン生息地の中心にある辺野古・大浦湾に基地が作られようとしているのです。


沖縄島のジュゴンは、基地建設のための沖縄防衛局の調査では3頭とされていましたが、
西海岸古宇利島周辺にいたジュゴンは2019年に死んでしまい、
残りの2頭も工事が始まって以降、行方がわからなくなっていました。
しかし昨年、辺野古近くの久志でジュゴンの糞が発見されました!
ジュゴンは生きている!
辺野古・大浦湾は、ジュゴンにとって重要な場所!
そして、絶滅危惧種 262 種をはじめ、5,334 種の生物が生息する生物多様性豊かな貴重な海です。
海洋保護区にして守っていきたい場所です。


劣化する地球環境を守ろうと、はじめて国連人間環境会議が持たれたのが1972年。
1992年には、リオデジャネイロで地球サミットが開催され
気候変動枠組み条約と生物多様性条約の署名が開始されました。
署名国は生物多様性保全の国家戦略作成を義務付けられ目標が設定されますが、
2010年名古屋で開催された第10回の締約国会議(COP10)で、
それまでの目標が達成されなかったことを総括し、新たに愛知ターゲット
(2020年までに陸17%、海10%の保護区にするなど)が、設定されました。


ようやく日本も海洋保護区増加に取り組み始めましたが、
突然、漁業権海域を保護区にするなどして、10%以上を保護区にしたと主張します。
漁業権海域で保護されるのは、商業種のみであり、生態系や多様性は保全されません。
日本の”保護区”は多様性保全に有効なのでしょうか?
住民の理解の上に、半強制力のある、陸と海のつながりを持った保護区が求められます。


2016年、向井さんも参加された環境省の検討会議で全国の重要海域が抽出されました。


沖縄はほぼ全域が重要海域に指定され、もちろん辺野古/大浦湾の海も指定されています。
目指すべき地域の将来像として「ジュゴンとその生息環境が保全され、ジュゴンの泳ぐ姿 が見られるように・・・」が挙げられているのです。


2022年生物多様性条約は「昆明(クンミン)・モントリオール世界生物多様 性枠組」を採択し、
2030年までに陸 と 海 の 少 な く と も 30 % を 保 護 区 に す る 事を決めました(30by30)。
日本政府は2023年「生物多様性国家戦略2023-2030 」で、30by30実現の行動目標を盛り込みました。
「重要海域」を真の保護区にするには、漁業権による保護区から積極的な生態系保護区へ、
またホープスポットのような民間主導の保護区の提案、国際間協力が求められます。


最後に、「辺野古・大浦湾を救うことは 日本の海の生物多様性を守ること」と
力強く、お話しを終えられました。

向井さんのお話しから学んだことを今後の保護区づくりの取り組みに生かして、
「基地ではなく海洋保護区を!」を進めていきたいと思います。

このオンラインセミナーは、11月15日までアーカイブ視聴可能です。
今からでも、お申込みできますので、せひご視聴ください。
お申込み方法はこちらです。

ZAN

PFAS~永遠の化学物質~汚染から見えてくる アメリカ・日本・地位協定

2023年09月12日 | 活動報告
9月10日、神戸市中央区文化センターで開かれた花と爆弾・チャリティートーク会
PFAS~永遠の化学物質~汚染から見えてくる アメリカ・日本・地位協定に参加してきました。


メインのお話しは、ベテランズフォーピース終身会員のレイチェル・クラークさんから。
国際舞台でフリーの通訳者として活躍されているだけあって、とても日本語がお上手です。


まず、OTV報道スペシャル「水どぅ宝」(2022年5月28日放送)のダイジェスト版を見ました。
妊娠中の女性が母体のPFASは胎児の方により取り込まれることを心配されていました。
安全な水、安全な食べ物をもとめるという人権が侵害されています。


レイチェル・クラークさんのお話しは、まずアメリカの状況から。
とても豊かな自然が残るメイン州で、PFASの土壌汚染が広がっていたり、
湖の生態系にも大きな影響を与えていることなど、ひどい状態になっているそうです。
アメリカでは、PFASの規制基準が日本より厳しいので(PFOS、PFOAそれぞれ4ナノグラム。
日本はPFOS、PFOAあわせて50ナノグラム)、PFAS汚染はそれほどひどくないだろうと
思っていたのでビックリでした。


日本では、米軍由来のPFASがまず問題になりましたが、
大阪のダイキン周辺だけでなく、全国各地でPFAS汚染が進んでいることがわかってきています。
参加された兵庫県議会議員の方がPFAS汚染による健康被害が心配される尼崎市民と明石市民への
血液検査の実施についてお話しされていました。心強いですね。


今年4月にNHKのETV特集で「誰のための司法か〜團藤重光 最高裁・事件ノート〜」
という番組が放送されました。「大阪国際空港公害訴訟」の二審大阪高裁では
「夜間の飛行停止」を訴えた住民側が勝訴したが、最高裁で判決が翻った。
なぜ判決が翻ったのか、夜間飛行を繰り返す米軍への忖度ではないのか・・・、
PFASの規制に関しても、同じようなことが起こらないようにということ、
そして、日米地位協定や日米合同委員会のでたらめさについても小橋さんからお話しがありました。


”核や爆弾はゴミ箱へ!”
「これを、Tシャツやかばんなどにつけてくださいね」とレイチェルさんから
ハンカチサイズの布をいただきました。


この会は、チャリティイベントでもあります。
この日28280円も集まり、9月末に「花と爆弾」が支援されている団体に寄付されます。

ジュゴン保護キャンペーンセンターからのアピールの時間もいただき、
ほとんどの参加者がジュゴン保護の署名をしてくれました
みなさん、ありがとうございました

ZAN

7/16自衛隊ミサイル配備で沖縄はどうなる 映画と現地報告を聞く会

2023年07月17日 | 活動報告
7/16(日)川西商工会館で開催された
「自衛隊ミサイル配備で沖縄はどうなる 映画と現地報告を聞く会」
(主催 9条改憲NO!全国市民アクション川西実行委員会)に
ブース参加してきました。


会場は超満員で、資料を増刷したり、イスを増やしたり。
映画は、三上監督の「沖縄、再びいくさ場へ」へスピンオフ版、
報告は宮古島の清水早子さん。
琉球諸島(南西諸島)への自衛隊配備については、ほとんど報道がないので、
こんなにひどいとは知らなかったという感想が聞こえてきました。


私たちのブース。
かわいいジュゴンが大人気
知り合いに配るからと、複数購入してくれたり、
腕につけるジュゴンをさっそく腕に付けてアピールしてくれる方も
ジュゴン署名も、みなさん快くしてくださいました。

沖縄県人会兵庫県本部会長さんが、
「私たちは民主的政治を願っている。おまかせ民主主義ではいけない。
現状このままでは戦争になってしまう。戦争を止めるのは皆さんの力だ」
とおっしゃっていました。
一人一人が、戦争はいや!平和がいい!と声を上げ続けることが大切です。

ZAN

沖縄旅2日目 名護東海岸Hope Spot看板~西原町「月桃」歌碑1周年の集い

2023年07月14日 | 活動報告

6/22(木)泊まったのは本部のちょっと山に入った古民家。


朝、宿の方が、古宇利島・屋我地島の海草調査の様子を案内してくださった。
広い場所を泳いで調査されています!
このところ、ジュゴンが戻ってきているんじゃないかとのこと、
古宇利でも辺野古でも、ジュゴンが安心して暮らせるような海を守りたい

その後、東海岸へ向かいます。

二見そばの近く、二見(北)の三叉路にある平和のハンカチと看板。
シュワブゲート前で土曜日にピースキャンドルを続けられている渡具知一家が
この春に描かれた看板「あきらめないでくれてありがとう」。
こちらこそ、ありがとう!です。


瀬嵩の看板




安部の看板


瀬嵩と安部には、Hope Spotを知ってもらうための看板が設置されています。
ぜひ看板の事広げてください。行ってみてください。


瀬嵩の浜では、サンゴのかけらで「HOPE SPOT」

その後、西原運動公園で開催される、月桃歌碑1周年の集いへ

海勢頭豊さんと一緒に「月桃」を歌えてよかった!
SDCCの東京、関西、沖縄の仲間たちも集まれて良かった!

「月桃」歌碑1周年の集いの詳しい報告はこちらをご覧ください
月桃歌碑建立1周年記念 平和の集いコンサート

ZAN