ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

沖縄旅報告1日目 那覇~名護・本部

2023年07月13日 | 活動報告
6/21~26沖縄に行ってきました。
前半23日までは沖縄島、後半26日までは石垣島へ。


6/21(水)午後那覇空港に到着。
レンタカーを借りて、先ず向かったのは米軍那覇空港の移設先とされる浦添海岸。
なぜ米軍基地のためにサンゴ礁の浅瀬が広がる豊かな海を埋め立てないといけないのか


それから、名護~安和桟橋・塩川港を経て本部の宿へ向かいました。






安和では、土砂搬出を遅らせるために頑張っている方たちがいらっしゃいました。
いつもありがとうございます!
時間がなくて一緒に行動できなくて残念でした。


名護宮里の「たけの子」へ。
「たけの子」は、じゅごんの里ツアーのときにもお世話になる居酒屋さんです。
じゅごんの里の琢磨さんや、名護、東京のSDCCメンバーも集まって、
最近の話題や、今後の活動のことなど話し合って、楽しいひとときを過ごしました。
やっぱりたけの子のお料理はおいしい!

ZAN

6/11第5回ジュゴンオンラインセミナー「辺野古埋め立てをめぐる住民の訴訟」報告

2023年06月15日 | 活動報告
6月11日、第5回ジュゴンオンラインセミナー「辺野古埋め立てをめぐる住民の訴訟」をオンラインで開催しました。


今回は、1990年から沖縄に住み、辺野古新基地建設の住民運動に
かかわり続けてきた浦島悦子さんに、「住民の訴訟」の経過や意義について、
また辺野古の現状についてお話しいただきました。


埋立の現状です。
浅い辺野古側はほとんど埋め立てられてしまいましたが、
事業全体としての進捗率は15%ほどです。


ゲート前の座り込みは、ずっと続けられています。
4月25日には埋め立て着工6周年抗議海上集会、
6月18日には、浜テント座り込み7000日集会が行われます。



辺野古埋め立てをめぐっては、県が国を相手に提訴している訴訟のほか、
県が行った「埋め立て承認の撤回」と「設計変更の不承認」について
国土交通相が取り消しを行ったことに対し、地元住民が国交相裁決の
取り消しを求め提訴しています。


いったん認められた原告適格が取り消されるなど、
なかなか裁判の本論に入っていけない状況の中、
浦島さんの意見陳述書(主に生物多様性の観点から)に対し、
裁判所から前代未聞の事前「検閲」、文言の書き換え要求がありました。

今後の課題は、原告適格の関門をどう突破するか。
三権分立をかなぐり捨てて、行政権力と一体化しつつある司法に対して
すべての市民の監視がし、司法の反動化に歯止めをかけねばなりません。
 「司法が死ねば民主主義も死ぬ。司法を死なせてはならない」



2019年辺野古/大浦湾は日本初のHopespot(希望の海)に選定されました。
「希望の海が、これからも希望であり続けるよう私たちもがんばっていくので、
みなさんも今後ともよろしくお願いします」と、浦島さんはお話を
締めくくられました。
希望の海を未来につないでいきましょう

※このセミナーのアーカイブは7月10日まで視聴できます。
 ご視聴希望の方は、お申込みください。
 申し込み方法は、こちらをご覧ください。

ZAN

アフガニスタン訪問報告会in大阪

2023年06月01日 | 活動報告
5月28日、大阪天満橋のドーンセンターで開催されたRAWA連主催の
アフガニスタン訪問報告会に参加してきました。


RAWA(アフガニスタン女性革命協会)とは、女性の人権、民主主義、
男女平等などを求めて1977年に設立された団体です。
RAWA連(RAWAと連帯する会)は、2004年に発足し、RAWAの活動を
支援されています。
今年3/12~25に、8年ぶりにアフガニスタンを訪問した4人の方たちから
お話を伺いました。


メインのお話は、RAWA連共同代表の清末愛砂さんから。
2021年8月米軍が撤退し、ターリバーンが実権掌握してから1年半。
女性の就労や就学が極端に制限され、各国の経済制裁で多数のアフガン人が
貧困にあえぐ状態になっています。国外退避するNGOも出てくる中、
命の危険があってもRAWAには国外退避の選択肢はなく、活動を続けています。
清末さんは「だとすれば、わたしたちの選択はただひとつ。徹底的にRAWAと連帯を
図る、ということ」「全身全霊でつながって支援し続ける」と
強い決意を示されました。


事務局長の桐生さんからは、RAWAが連帯するアフガニスタンのNGOについて
お話がありました。
動物や食べ物のお話しからは、アフガニスタンの生活の様子が伝わってきました。

1979年~1989年のソ連の軍事介入、その後国土が荒廃する中での内戦、
ターリバーンの国土の制圧、2001年から米英軍の空爆とその後20年に渡る軍の駐留。
アフガニスタンを厳しい状況に追い込んだことに、日本を含む国際社会が責任を
問われているのではないでしょうか。

60名定員の会場に80名ほどが集まりました。
SDCCは署名とグッズ販売のブースを出してきましたが、
たくさんの人がブースに来てくれて、久々の方にもお会いできました。
このところ、アフガンの報道はほとんどないので、貴重なお話を聞く機会となりました。

ZAN

5/21ピースフェスタinおおさか 参加報告

2023年05月22日 | 活動報告

5/21(日)大阪扇町公園で開かれたピースフェスタinおおさかにブース出店してきました。


防衛費をどんどん増やして、戦争する国になっていく日本。
市民の暮らしのための予算はどんどん減っていく。
金持ちは公助で守られ、貧乏人は自助、共助って、おかしいやん、
なんのための政治ですか?
川口真由美さんが、今の政治の理不尽を歌いあげました。
ステージは、その後も中川五郎さんはじめ、色んなミュージシャンで盛り上がりました♪


自民、岸田政権にNO!
踊って歌って、元気に乗り越えていこう!変えていこう!

辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動、神戸行動のブースでは、
”ジュゴンすくい(救い)”を子どもたちが楽しんでいたし、
労組やフェアコープや、たくさんのブースで物販&食べ物販売があり、
たくさんの人でにぎわいました。


ジュゴン保護キャンペーンセンターは、署名とグッズ販売のブースを出しました。
HopeSpotのリーフレット、シールが大好評。
署名がたくさん集まりました。
グッズもいっぱい売れたのですが、その場でカバンや帽子に付けてくれる人がいたり、
これから友だちに会うからと、まとめて買ってくれたり、
きっと、私たちの手を離れた後も、ジュゴンが辺野古のことを
広げてくれることと思います。

ZAN

第23回SDCC総会報告

2023年03月31日 | 活動報告
3月26日(日)、ジュゴン保護キャンペーンセンターの第23回総会をZoomで開催しました。


まず、共同代表の海勢頭豊さんから
大変厳しい状況の中、SDCCは国際的な取り組みを進めている。
この一年も、自信をもって取り組んでいきましょう
と挨拶がありました。


続いて、国際担当の吉川秀樹さんから、国際的取り組みについてお話ししました。
辺野古については、100以上の市民団体と米国の州議会議員45名が賛同した米連邦議会議員への書簡キャンペーン(この取り組みを通して米国の市民団体と連携ができ、玉城デニー知事訪米への貢献ができた)についてなど、
やんばるについては、World Heritage Watchとの連携によるユネスコ世界遺産センターへの働きかけについてや、「市民調査 ヤンバルの森 世界自然遺産ウォッチ」の取り組みについてなどを報告しました。

次は、共同代表の蜷川義章さんから、2022年度の活動報告、決算、
2023年度の取り組みについてなど報告しました。



今年は、生物多様性条約30by30(2030年までに生態系の30%を保護区に)と
むすんで、日本初のHope Spotである辺野古の海を保護区に!
と取り組みます。

クロスメンバーシップ ― 様々な団体と交流し、力を合わせて、希望を持って進んでいきます。
今年度も、どうぞよろしくお願い致します。

ZAN

3・18 アバカダ創立35周年 平和の集い

2023年03月20日 | 活動報告
3月18日、大阪ドーンセンタで開かれた「3.18アバカダ創立35周年 平和の集い」に参加してきました。


この平和のつどいはアバカダ(マニラ郊外の貧困地域の就学前教育施設)と、
日本で支援活動をしているAKAYが海をこえてオンラインでつながった共催イベントです。


AKAYやマニラのロータリークラブ、平和団体などから、創立35年間のお祝いのメッセージ、
平和への願いと取り組み、連帯の言葉が語られました。


コロナ禍で多くの幼稚園が閉鎖される中、アバカダはオンラインでの教育と
給食を必死に守ってきました。
アバカダ代表のポール・ガランさんは、「すべての子は私の子」の使命のもと、
正義、平和、貧困からの会報のための教育、食料援助、生計に関するプログラムを
前進させてきた。世界平和の推進を約束する日本国憲法9条を支持する。
国際連帯の力で戦争ではなく人々の福祉を前進させましょうと呼びかけられました。

日本からの報告として、先ずジュゴン保護キャンペーンセンターから、
Hope Spotに認定された辺野古の海を守る活動について、動画で紹介しました。
字幕は、日本語ータガログ語併記です。

アバカダでは、子どもたちと保護者の皆さんにこの動画を見てもらって、
ジュゴンと辺野古の海を守る活動について、事前学習をしてくださったそうです
フィリピンにもジュゴンがいるので、親しみを持って話を聞いてもらえます。


AKAYからは「戦争でなく、市民の命・暮らしを大切にする社会」を願ってと題して、
岸田政権の戦争政策、南西諸島の自衛隊ミサイル基地配備などの現状、
地域で開催した写真展についてなどが報告されました。


そして、フィリピンと日本の子どもたちの平和文化交流コーナー。
日本からは、2/26「アジアはともだちコンサート」の様子、
子ども全交関東の皆さんからのメッセージなどが届けられ、
アバカダの子どもたちのダンスの様子が披露されました。
とてもかわいかったです


子どもたちの未来のために、一番大切なことは平和を守ること。
戦争へ向かおうとしている日本、
一旦は米軍基地を追い出しながら、また米軍を受け入れ始めているフィリピン。
海をこえ国境を越えてつながって平和を創っていきましょう。
戦争でなく、平和の準備を!

ZAN

第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」

2023年01月25日 | 活動報告
1月22日、第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」を開催しました。

講師は環境学(水汚染、廃棄物処理など)がご専門の桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人、PFASから市民の生命を守る連絡会共同代表)。
沖縄のPFAS水質汚染の実態、行政や市民の取り組みなどについてお話を伺いました。


PFASとは、PFOA、PFOSなど有機フッ素化合物の総称で、
自然界や体内で分解されにくく蓄積されやすい特徴があります。
腎臓がん、精巣がん、甲状腺疾患など六つの病気との関連が認められています。


沖縄では今、PFASのことが大変な問題となっています。
沖縄の低出生体重児の出生率が全国一なのは、PFASが原因の一つとされています。


沖縄ではじめてPFAS汚染が新聞報道されたのは2016年。
北谷浄水場の水源の比謝川や大工廻(だくじゃく)川のPFOS汚染についてです。
嘉手納基地が汚染源と思われますが、県の4度の要請にもかかわらず
7年経った今も米軍は立ち入り調査も浄化も拒否しています。



2020年普天間基地からPFASを含む泡消火剤が大量流出した際も、
立ち入りは出来たものの、まともな調査はできませんでした。
汚染源の特定が出来ず原因究明ができないのは、日本に立ち入り調査権のない
日米地位協定が障害となっているからです。


有機フッ素化合物から市民の生命を守る連絡会は、県民の健康を守るために、
血中PFAS濃度の調査を県に求めてきましたが、県がなかなか動かないので、
昨年6月から7月にかけて市民による調査を実施しました。
その結果PFOS、PFOAともに全国平均より高い数値が出たのです。
詳しいことは、QAB(琉球朝日放送)のこちらのページをご覧ください。
 PFAS汚染 市民団体が実施 血中濃度検査の結果と問題点

沖縄のPFAS汚染の原因は軍事基地ですが、日本の米軍基地の70 % が
沖縄島に集中しています。桜井さんは“矛盾を沖縄にしわ寄せし、
日本政府と本土に暮らす99%の国民のほとんどが知らん振りを
決め込んでいることーこれこそが構造的差別‼”とおっしゃっています。
PFAS汚染も南西諸島の軍事要塞化も他人ごとではありません。
戦争の危機が迫っている現状を変えるために、全国で環境・平和を守る声を上げましょう。

このオンラインセミナーは、あと1か月ほどアーカイブ配信しております。
まだ視聴されていない方はぜひお申込みの上、ご視聴ください。
申し込み方法など詳細はこちらをご覧ください。
第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」


ZAN

11/27枚方多文化フェスティバル

2022年11月30日 | 活動報告
11月27日(日)枚方駅近くのニッペパーク岡東中央公園で開催された
第22回ひらかた多文化フェスティバルに参加してきました。
お天気が良くて、あたたかで、たくさんの人でにぎわいました。




ジュゴン保護キャンペーンセンターは、パネルを展示して辺野古、やんばるの現状を伝え、
ジュゴングッズ販売をしました。


子どもだけでなく大人の方も、ジュゴンクイズにチャレンジしてもらいました
ジュゴンを知ることから、生き物や自然に興味を持ってもらえたらうれしいです



ステージでは、エイサーやフラダンス
アフリカンダンスやチャンゴ演奏など
色々な国の踊りや演奏が披露されました。

枚方には、たくさんの国からやってきた外国の方が住んでいるそうです
(展示されていたパネルの写真を撮り忘れました・・・)。
色んな国の文化を知り、友だちになることが世界平和への道ですね

ZAN

10/30団結まつり 大阪

2022年10月31日 | 活動報告

10/30、大阪扇町公園で開催された団結まつりに参加してきました。
秋晴れの、清々しいお天気の中、たくさんの人が集まりました。


メインゲストは沖縄ドローンプロジェクトの奥間政則さん。
米政府に辺野古NOの声を届けるプロジェクト(ZHAP
をアメリカで進めているDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)の
メンバーもアメリカから参加されました。


ジュゴン保護キャンペーンセンターは、おでんとじゅごんグッズのブースを出しました。


良い素材でていねいに作られたおでんは毎年好評!
早々に売り切れました
じゅごんグッズもたくさん売れました。

毎年、ブースに来てくれるリピーターさんもいるし、
久々にお会いした方、はじめての方、たくさんの方と交流できました

ステージでは、カジノの事、介護保険改悪、福島や原発の事などなど、
様々なテーマでスピーチがありました。
いのちと暮らしを守るため、みんなで声を上げ続けることが大切!
元気をもらったまつりでした。

ZAN

10/15大阪京橋街頭行動

2022年10月21日 | 活動報告

10/15(日)大阪京橋のOBPへの連絡通路で、街頭行動をしました。
コロナ禍でずっと中止していたので、なんと2020年1月以来です。


今回は音楽を用意
海勢頭豊さんの「琉球賛歌」やCoccoさんの「ジュゴンの見える丘 べーべーぬ草」など。
音楽に合わせてジュゴンちゃんがダンスしたり、楽しい雰囲気で行動でき、反応も上々でした。


ジュゴンちゃんから、ジュゴン折り紙を渡された子どもたちは、とってもうれしそうです。


立ち止まって熱心にリーフレットを読んで、署名してくれたり、
「野生のジュゴンが沖縄におるんや!」と家族で署名してくれたり。
やっぱり街頭に出ると、色んな人と出会えます。
もっともっと辺野古の事、ジュゴンの事ひろげたい
ますますやる気が出てきましたよ

ZAN