皆さん。昨日16日、今日17日に国会請願署名「2004年国際自然保護連合(IUCN)勧告『日本のジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの保全』の履行にかんする請願」25294筆を提出しました。署名の呼びかけ団体はジュゴン保護キャンペーンセンター(東京)とジュゴン保護基金委員会(名護)で、(財)WWFジャパン、(財)日本自然保護協会、(財)日本野鳥の会、グリーンピース・ジャパンが応える形で実現しました。
この署名は、2004年の世界大会でIUCNが、沖縄のジュゴンに関して「沖縄島北部東海岸にジュゴン保護区の設置」と「国際水準の環境アセスメントの実施」を勧告したことの履行を求めるものですが、日本政府は「絶滅危惧種」の指定は行ったものの、具体的な保護計画はなく、対策すら行っていません。それどころか、環境アセスメントを形骸化する事前調査を強行しています。
今回の請願署名は7月参議院選挙があるので、提出は参議院に絞りました。前回2005年に提出した請願署名は小泉内閣の郵政解散のために審議未了となり、あらためて署名を集めて今回提出しました。
今回提出した議員は、参議院の沖縄選出議員と環境委員会(大石正光委員長)の委員を中心に16名。大田昌秀議員や喜納昌吉議員、岡崎トミコ議員、市田忠義議員など。環境委員会に付託される予定です。環境委員会理事の福山哲郎議員は事前調査が環境アセスメントの形骸化につながるとの説明に対して、「6月初め頃に、環境委員会の一般質問で、事前調査と環境アセスメントについて明らかにしたい」と約束をしてくれました。
今後、参議院環境委員会の傍聴行動や院内集会などを準備して行きたいと思っています。また、「ジュゴンを守るための環境アセスを」のインターネットでの国際署名を広げ、那覇防衛施設局に第1次署名提出(5月28日予定)していきたいと思っています。
ジュゴンの保護者
この署名は、2004年の世界大会でIUCNが、沖縄のジュゴンに関して「沖縄島北部東海岸にジュゴン保護区の設置」と「国際水準の環境アセスメントの実施」を勧告したことの履行を求めるものですが、日本政府は「絶滅危惧種」の指定は行ったものの、具体的な保護計画はなく、対策すら行っていません。それどころか、環境アセスメントを形骸化する事前調査を強行しています。
今回の請願署名は7月参議院選挙があるので、提出は参議院に絞りました。前回2005年に提出した請願署名は小泉内閣の郵政解散のために審議未了となり、あらためて署名を集めて今回提出しました。
今回提出した議員は、参議院の沖縄選出議員と環境委員会(大石正光委員長)の委員を中心に16名。大田昌秀議員や喜納昌吉議員、岡崎トミコ議員、市田忠義議員など。環境委員会に付託される予定です。環境委員会理事の福山哲郎議員は事前調査が環境アセスメントの形骸化につながるとの説明に対して、「6月初め頃に、環境委員会の一般質問で、事前調査と環境アセスメントについて明らかにしたい」と約束をしてくれました。
今後、参議院環境委員会の傍聴行動や院内集会などを準備して行きたいと思っています。また、「ジュゴンを守るための環境アセスを」のインターネットでの国際署名を広げ、那覇防衛施設局に第1次署名提出(5月28日予定)していきたいと思っています。
ジュゴンの保護者