大阪天満橋のドーンセンターで開催された
IFC(イラク自由会議)イラクの女性たちと連帯する3.8国際女性デーの集い
に参加してきました。
会場は200名以上の人でいっぱい!
今回SDCCはブースを出しませんでしたが、チラシの折り込みと
署名・カンパ集めをしました。
IFCは「スンニでもない、シーアでもない、我々は人間だ」という
スローガンのもと、非暴力・政教分離・男女平等を掲げ闘っています。
IFCの女性たちの闘いをサナ平和テレビ局の映像から紹介されました。
サナテレビはIFCが配信している衛星テレビで、日本版の視聴をする
こともできます(有料)。こちらをご覧ください。
イラク平和テレビ局inJapan
集いのメインはイラクから来られたIFC女性局長のフィリアル・アクバルさんの
お話です(右の方です。左の男性はアラビア語から英語への通訳の方)。
アラビア語→英語→日本語と2段階を経てのお話でしたが、彼女の力強い言葉は、
まっすぐにこちらに伝わってきました。
イラクでは、今女性の人権がひどく侵される状況になっていて、
自由な恋愛・結婚はできません。「違う宗派の男性と恋愛をした」
というだけで、身内から殺されるということが起こっています。
これを「名誉のための殺人」と呼ぶそうです。
フィリアル・アクバルさんが、自宅にかくまった16歳の女性は、
妹が兄弟に殺されるのを目撃してしまい、身の危険を感じて
逃げ出してきたそうです。イラクにいる限り身内や親戚に見つかって
しまうおそれがあり、彼女を守ることができないと判断した
フィリアルさんは、彼女をトルコに逃がしたそうです。
そのほか、実際にイラクの女性の身に起こったことを聞くにつれ、
イラクのひどい女性差別、人権侵害のあまりのひどさに愕然と
する思いでした。フィリアル・アクバルさんは「こんなひどい状況は
フセインのもとではなかったし、かつてイラクでこんなことが
起こったことはなかった」とおっしゃっていました。
今起こっている人権侵害は、アメリカの占領政策によるものだと
言えるのではないでしょうか。
休憩時間に、「基地に反対し、ジュゴンを守る活動をしています」と
ジュゴンの缶バッジをお渡しすると、さっそく胸につけて素敵な笑顔を
向けてくださいました。
休憩後、質問コーナーや海外からの連帯アピールの紹介、日本の働く
女性たちの姿をインタビュー構成でつづったコーナーなど、盛りだくさんの
企画でしたが、どれも具体的で力のこもったものでした。
最後に「沖縄の米兵による少女に対する性暴行事件に抗議する」特別決議が
採択されました。
イラクでも日本でも、女性も男性も人らしく生きられる世の中にするために、
世界中の人たちと手をつなぎましょう。
TA-KE
IFC(イラク自由会議)イラクの女性たちと連帯する3.8国際女性デーの集い
に参加してきました。
会場は200名以上の人でいっぱい!
今回SDCCはブースを出しませんでしたが、チラシの折り込みと
署名・カンパ集めをしました。
IFCは「スンニでもない、シーアでもない、我々は人間だ」という
スローガンのもと、非暴力・政教分離・男女平等を掲げ闘っています。
IFCの女性たちの闘いをサナ平和テレビ局の映像から紹介されました。
サナテレビはIFCが配信している衛星テレビで、日本版の視聴をする
こともできます(有料)。こちらをご覧ください。
イラク平和テレビ局inJapan
集いのメインはイラクから来られたIFC女性局長のフィリアル・アクバルさんの
お話です(右の方です。左の男性はアラビア語から英語への通訳の方)。
アラビア語→英語→日本語と2段階を経てのお話でしたが、彼女の力強い言葉は、
まっすぐにこちらに伝わってきました。
イラクでは、今女性の人権がひどく侵される状況になっていて、
自由な恋愛・結婚はできません。「違う宗派の男性と恋愛をした」
というだけで、身内から殺されるということが起こっています。
これを「名誉のための殺人」と呼ぶそうです。
フィリアル・アクバルさんが、自宅にかくまった16歳の女性は、
妹が兄弟に殺されるのを目撃してしまい、身の危険を感じて
逃げ出してきたそうです。イラクにいる限り身内や親戚に見つかって
しまうおそれがあり、彼女を守ることができないと判断した
フィリアルさんは、彼女をトルコに逃がしたそうです。
そのほか、実際にイラクの女性の身に起こったことを聞くにつれ、
イラクのひどい女性差別、人権侵害のあまりのひどさに愕然と
する思いでした。フィリアル・アクバルさんは「こんなひどい状況は
フセインのもとではなかったし、かつてイラクでこんなことが
起こったことはなかった」とおっしゃっていました。
今起こっている人権侵害は、アメリカの占領政策によるものだと
言えるのではないでしょうか。
休憩時間に、「基地に反対し、ジュゴンを守る活動をしています」と
ジュゴンの缶バッジをお渡しすると、さっそく胸につけて素敵な笑顔を
向けてくださいました。
休憩後、質問コーナーや海外からの連帯アピールの紹介、日本の働く
女性たちの姿をインタビュー構成でつづったコーナーなど、盛りだくさんの
企画でしたが、どれも具体的で力のこもったものでした。
最後に「沖縄の米兵による少女に対する性暴行事件に抗議する」特別決議が
採択されました。
イラクでも日本でも、女性も男性も人らしく生きられる世の中にするために、
世界中の人たちと手をつなぎましょう。
TA-KE