ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

3/14 米ジュゴン訴訟報告会in大阪 の報告prt.2

2008年03月17日 | ジュゴンブログ
「ジュゴン訴訟の意義は?」と難しいお話が続いたので、
ちょっと肩の力を抜きましょう!ということで、「歌のコーナー」で
楽しんでもらいました。まずは「二見情話」。三線の弾き語りです。


そして、3/2大工哲弘琉球民謡ライブin本澄寺での収益金から、
二見以北10区の会へカンパが送られました。
この方は、以前東恩納さんと一緒に、大浦湾のカタバルでマングローブの
移植をされたそうです。東恩納さんによると「あの時植えたメヒルギは
全滅してしまった。残っているのはヒルギダマシ5本だけ」ということ。
メヒルギは塩分濃度が低い所に育ち、ヒルギダマシは塩分濃度が高くても
平気なので生き残ったそうです。生き物は適したところに生育するので、
植えれば育つというものではない、という教訓だそうです。


続いてSDCC関西名物「ジュゴンの替え歌」です。
定番の「365歩のマーチ」のふしでおきなわに~ジュゴンがいるぞ…と
新作「水戸黄門のふし」でジュゴンが居るぞ 守るんだ…


ご参加の皆さんも一緒に歌ってくださって、大いに盛り上がりました。


SDCCから判決について補足説明したあと、活発な討議をしました。

質疑では、「今後じゅごんの里が発展したら、職員の採用はあるのか?」
という質問がでました。東恩納さんは「まず、畑を作って自給自足すること。
そして沖縄には仕事がないので、アイデアを出して仕事を作ってほしい。
ぜひ一緒にやっていきましょう」とお返事されました。


会場には、東恩納さんが持ってきてくださった、大浦湾のサンゴや
生き物たちの写真を展示しました。もちろん「ちゅらごん」の写真もあります。


手前の黄色い布は、バルセロナに持っていくバナーです。
皆さんにイラストを描いていただきました。

本日のジュゴンたち










東恩納さんといえば海底泡盛!
昨年の第2回じゅごんの里ツアーで大浦湾に泡盛を沈めに行きました。
今年のツアーでは1年海底で寝かせた泡盛を引き上げに行きます。
第3回じゅごんの里ツアーは6月ごろに開催の予定。
また参加者を募集しますのでぜひぜひご参加ください。

東恩納さん、参加の皆さま、ありがとうございました。

ZAN

~3/15.16イラスト写真展&東恩納琢磨さんを囲んで~

2008年03月17日 | ジュゴンブログ
  

中野ZERO美術ギャラリーにて2日間のイベントでした。

   

去年全国から公募し集まった子どもからプロのイラストレイターまで
個性豊かなジュゴンのイラスト50点以上と

 

  

  

今年10月にスペイン・バルセロナで行われるIUCN(国際自然保護連合)会議に
持参するため集めているバナー(布にイラストやメッセージを書き込んだもの)

 

 
  
スタッフ撮影の辺野古、大浦湾の貴重な写真、WWFポスターなどの展示と盛り沢山

 

会員の方他、銀座わしたショップでのチラシをご覧になって足を運んで下さったり
品川で行われているWWFイベントとハシゴして来ましたなど

 

新しい広がりも感じられ、嬉しいです約100人くらいの来場がありました。

 

そして沖縄から東恩納琢磨さんにお越し頂き、アメリカでの沖縄ジュゴン訴訟の
報告、沖縄の現状や地元の方々の思いなど貴重なお話をして頂きました。
(琢磨さんのお話は3/14大阪での報告をご覧下さい省略しまーす)

 

琢磨さんようこそ♪の歓迎セレモニーに歌舞団の皆さんが三線を披露してくれました。
お忙しいところ皆さんありがとうございました

 

あきらめないおじさん達がジュゴンの撮影に成功するまでのドキュメント映像 
TVでも放映された「人魚の棲む海」のビデオ鑑賞をしたり、

 

海底に沈めた泡盛の話題で盛り上がったり、
今後の展望を語りあったりと活発な意見交換もできました。

 

会場ではもちろん新しいバナーも用意し来場の皆さんに書いてもらいました

 
 
公募のイラストもバナーの絵も「うまいなぁ~」と、来場者からも感心の声がありました

 

お越し頂いた皆様ありがとうございました。
今後も皆さんと交流できる機会を企画していきたいと思います。
そしてぜひぜひ周りのまだまだジュゴンの事を知らない人に宣伝をお願いします。

 

そして一緒に活動してくれるボランティアも募集しています!
2週間に1度ミーティングも事務所にて行っていますので顔を出してみて下さい
(次回は3/19(水)午後19時から飯田橋事務所にて行います)


 




大浦湾調査&コンサート報告その2

2008年03月17日 | ジュゴンブログ
その2では「海勢頭豊」と「月桃の花歌舞団」コンサートの報告をします


 
読谷村文化センター中ホールは満員♪ 第一部は歌舞団の公演です
場内の撮影が禁止だった為写真を載せられないのが残念
金城実さんに伺った実話をもとに作成されたお話を力強い熱演!感動しました。
大阪と東京のメンバーでの合作で忙しいスケジュールの中での公演でしたね。

  

続いてはSDCC代表、海勢頭さんの登場です。
バイオリンの愛さん、ボーカルの路沙さん衣裳も素敵でしたがこれまた写真がなく残念
4月28日には沖縄パレットくもじ9階にてコンサートです。ぜひお起し下さい



歌の合間のトークでは絶滅危惧種だから保護しなければいけないということではなく
ジュゴンは古代琉球から平和の使者、シンボルだったとのこと
絶対平和主義の琉球の思想を語るにはジュゴンは必要不可欠な訳なんです。

 

辺野古、大浦湾の貴重な自然と共にそこで生きてきたジュゴン
私達はこの素晴らしい自然を残して繋いでいかなきゃいけないんだ

 

コンサート、写真&イラスト展などを通して沢山の皆さんに伝えて行こう!と
気合いの入るSDCCスタッフでした。