ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

名護市議会選挙で勝利~ジュゴン保護区へ

2010年09月13日 | ジュゴンブログ
9月12日名護市議会選挙で東恩納琢磨さんが二期目の当選を果たしました。
長文ですがよろしく。

勝利集会の様子 を
琢磨後援会のブログでご覧ください。

投票率や投票数が前回を下回る中で、
また定数27人に立候補者が37人と前回より5人も上回る中で、
琢磨さんは1059票と前回728票を331票増えて上位当選しました。


 城(グスク)事務所の看板とのぼり

「稲嶺市長を支える」「ふるさとは宝。
ジュゴンの海を守り、地域おこしを進める」などの政策が
市民に支持されたからです。

与党の議席数も16議席と改選前から4議席増やし、
絶対多数を実現しました。

一部マスコミは
改選前与党12議席、野党12議席、中立3議席と
言っていましたが
実際は与党12議席、野党15議席でした。

中立を語っていたのは公明党(2議席)などで、
実際は野党です。

今回の与党16議席、野党11議席(公明党2議席含む)は
圧勝と言うべきものです。

また、一部マスコミは
「基地が争点にならなかった」と吹聴していますが、
地元2紙の立候補者へのアンケートでは
24人の立候補者が新基地建設に反対と答えています。
野党系の立候補者も「反対」と言わざるを得なくなっているのです。

保守系現職2人の落選や民主党推薦2人(現職1)の落選は
名護市民の怒りの表れです。

稲嶺市長は「新しい基地は陸にも海にもつくらせないという市民の判断だ。
政府に対して堂々と訴えていく」と決意を新たにしています。

沖縄県知事選挙(11月28日)に立候補する
伊波洋一さん(宜野湾市長)は
「日本政府がテコ入れをした野党が惨敗したのだから、
地元の意見に真剣に向き合うべきだ」と訴えています。

 ~勝利を支えた活動

SDCCをはじめ本土や那覇からの支援者が参加しました。


雨の中の練り歩き

告示日のポスター貼りから始まり、
市街地での朝立ち、選挙ハガキの送付、
電話かけ、市街地の練り歩き、自転車による宣伝など。

とりわけ、炎天下の市街地の路地裏をメガホンを持って、
4~6人が琢磨候補の公約と名前を宣伝する行動は
多くの市民から支持の獲得など大きな反響を得ることができました。

最後の「三日戦争」では、支持者から近くを回ってほしいとの電話が
事務所に寄せられるなど琢磨支持の広がりを日々感じていました。


瀬嵩のTさん家族は寝食を忘れて
街頭宣伝車や市街地での宣伝行動など取り組みました。
琢磨選挙でのテーマソング「線路は続くよ」の替え歌です。
Tさん家族の歌声は、温かい琢磨さんの人柄を訴えることができたと思います。


 市長と琢磨候補

稲嶺市長も琢磨候補など市長派候補支援のために
スポット演説に立つなど全力投球しました。

久志地域(辺辺野古など13区)からは琢磨候補を含めて
4人が立候補。うち3人が反市長派。
稲嶺市長の久志地域での応援演説にも力が入っていました。
その結果、反市長派が1人落選しました。

この名護市議選の勝利をふまえて、
ジュゴン保護区づくりを進めるために、
10月アラブ首長国連邦(アブダビ)でのジュゴン生息国会議(4日~6日)、
名古屋でのCOP10(18日~29日)での取り組みを進めます。
みなさんのご支援をお願いします。

最後まで読んでくださいまして
ありがとうございました。

 ジュゴンの保護者より