ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

毎月15日はジュゴンの日♪ 

2012年08月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 今日は67回目の終戦記念日ですね

国内唯一の地上戦で多くの一般県民の命が奪われた沖縄では、今も県民の声が届かない所で軍隊配備の話は進められています。

   

8年前の8月13日午後2時15分頃、普天間基地所属の米軍ヘリコプターが
沖縄国際大学に墜落炎上しました。

 

毎年8月13日にメモリアルイベントを行って、普天間基地の即時閉鎖返還・日米地位協定の見直しを訴えています
今年は更にオスプレイ配備反対の声明も入れなければならない状況に

 

まず、墜落現場モニュメント前で「普天間基地から沖縄を考える集い」と題し
学長はじめ、先生方が並び声明発表がありました

 

沢山の報道陣がきています 

 

続いて大学生による意見発表
宮森小学校の事故にもふれ、基地と隣り合わせの学校上空を、米軍用機が飛来するという危険を訴えます

 

事故当時米軍は日米地位協定を盾に、被害者である沖縄国際大学の関係者の立ち入りを規制し、
日本の消防も追い出し大学校内を占拠、土まで持ち帰り現場検証に応じなかった事実・・
オスプレイがもし墜落したら? 

 

2012年5月15日。沖縄復帰40周年の節目の日、沖国大を訪れたルース在日大使に僕は問いかけました
「もしあなたの息子が通う大学に、軍用ヘリが落ちたとしたら? 命を失ったとしたら?」
大使の答えは
「・・・私は深い悲しみに襲われるだろう。君の納得のいく答えを返す事はできないだろう」
僕は心に感じてほしかった、命の重さ尊さは平等なのです。沖縄は‘命の尊さ”を知る島なのです

 

炎天下の下学生達の力強い発表は続きます。先生方も後ろで見守っています

 

福島の原発事故で明らかになったように、政府のいう「安全」は信用できません
この島の空を奪われても、沖縄人の心、沖縄の未来、先人たちの平和への強い願いは決して奪わせない

   

素晴らしい意見発表のあとは第二部海勢頭バンドの登場です。
出番前に楽屋でパチリ それでは宜しくお願いしま~す

 

古代、沖縄から始まった世直し運動 清らな心をなくしてはなりません
今また沖縄から平和の心を発信していきましょう 

 

最後に「月桃」を会場のみんなで歌いました、学長や先生方が一緒に大きな声で歌っていました

 

沖国大のイベントはこうして終了。
この後、ヘリ墜落日に合わせ普天間基地閉鎖を求めるデモ行進があると知り参加してきました
 
 
この日は空に色とりどりの風船が上がっているけど何かなぁ~と見ていたんですが
このデモの実行委員の方々が反対の意をあげましょう、と50個販売したものだったそうです。
完売したそうで良かったそして青空にキレイでした

 

やはりここでも「オスプレイ配備反対」の旗やプラカードなどが目立ちます

 

普天間基地の柵の前でシュプレヒコールをあげます。参加者は約350人集まったそうです。
9月9日の県民大会も成功させるぞ~と、声があがっていました。

 

このように沖縄県民はずぅ~~~ぅっと声をあげてきています。
そのうち諦めるだろう・・と、お偉いさんは伸ばしのばし、進めていくつもりかもしれませんが
沖縄県民は諦めないと思いますよ そう感じた1日でした。