4月23日(火)、京都の立命館大学衣笠キャンパスに、出張授業に行ってきました。
昨年10月に引き続き今年度も、池尾靖志さんの、「戦争の歴史と現在」
という講義(法/産業社会/文学部対象)で、お話しさせていただきました。
まずは絶滅に瀕している沖縄のジュゴンのこと、辺野古現地の状況、
SDCCの様々な活動について。
続いて、沖縄ジュゴンと基地問題について。
どうして、沖縄に基地が集中しているのか?
沖縄戦~アメリカの占領~復帰してから現在までの歴史をたどり、
民意に反して進められている新基地建設計画、オスプレイの配備についてお話ししました。
最後に、環境アセスメントについて、IUCN勧告/決議、ジュゴン訴訟、アセス訴訟など、
環境団体や市民の取り組みとその成果をお話しし、SDCCが取り組んでいる署名や
埋立申請に対する意見書提出、知事への応援メッセージへの参加を呼びかけました。
皆さん、とても熱心に聞いてくださいました。
授業後に、多くの学生さんが署名してくれたし、
「基地問題を環境の観点から見るという新しい視点を得た」など
うれしい感想が多かったです。
一方、「戦争と歴史の現在」の講義で、なぜジュゴンの話?
という感想もありました。
今年、10月にも同じ講義(後期)にお話しに来ますので、そのときは、
「ジュゴンを守ることは、環境を守り、平和で豊かな地域を守ること」
ということを、しっかり伝えられるようにしたいと思いました。
ZAN